【宿泊】しまなみ海道サイクリング向きの旅館やゲストハウス

2024年10月6日

サイクリングをサポートする宿

サイクリング向きの宿泊施設 初めてのしまなみ海道サイクリングで少し不安のある方は、サイクリングに特化したスペシャリストがいる宿泊施設に泊まるのがおすすめです。サイクリングツアーガイドをつとめるスタッフがいたり、自転車トラブル対応のサービスを提供していたり。こうした宿を拠点にすると現地ならではの新鮮なサイクリング情報を手に入れることができるかもしれません。

シクロの家(今治)

初心者のしまなみ海道サイクリングに特にオススメ!

【写真】しまなみ海道の宿泊施設:サイクリングサポートをする宿シクロの家
今治駅前のゲストハウス・シクロの家
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しまなみ海道のサイクリングをサポートする宿 「しまなみゲストハウス シクロの家」は、今治駅のすぐ近くという好立地にあるしまなみ海道サイクリング拠点となっている定番のゲストハウス。2014年にオープン。自転車旅行の推進活動をされている「シクロツーリズムしまなみ」が運営しているため、サイクリングガイドでもあるスタッフはしまなみ海道を熟知。特に自転車での長距離の旅行が初めてという方は、しまなみ海道走破サイクリングのスタート前にこうした宿泊施設に泊まって情報収集するのはアリだと思います。そもそもゲストハウスは苦手…という方には向かないかもしれませんが、ドミトリーには女性専用もあり、ひとりでも宿泊しやすいのも嬉しいところ。素泊まりの宿ですが、今治の町には焼豚玉子飯や今治鉄板焼き鳥などのお店がたくさんあるので、夕飯などは困らないはずです。

シクロの家のクチコミ
思っていたよりもこじんまり。とにかくしまなみ海道サイクリングの情報量がすごい。
おすすめされた焼き鳥屋や銭湯もいい雰囲気で、今治に滞在することにしてよかったです。
消灯時間などがキッチリ厳しめ。同室の人はみな朝早くから出発していった。

ゲストハウスしまなみゲストハウス シクロの家
住所今治市北宝来町1-1-12
電話0898-35-4496
チェックイン16:00~21:00(門限23時)
チェックアウト~10:00
およその価格帯ドミトリー1名素泊り 3200円~
特徴しまなみ海道に詳しいスタッフがいる駅前ゲストハウス

初心者の方で今治をスタートにするなら「シクロの家」に前泊するのがおすすめです。『しまなみ島走BOOK』の著者、宇都宮一成さんらが経営するサイクリングプロフェッショナルなゲストハウスです♪

今治駅周辺のおすすめ宿泊施設

しまなみ海道サイクリングのスタートやゴール地点として宿泊することが多い、今治駅周辺のおすすめホテルやゲストハウスはこちらのウェブページにて詳しくご紹介しています。ぜひご参考になさってください。

サンライズ糸山(今治)

【写真】しまなみ海道の宿泊施設:今治市サイクリングターミナル・サンライズ糸山の外観
今治市サイクリングターミナル・サンライズ糸山

しまなみ海道のサイクリングをサポートする宿 来島海峡大橋の今治側のふもとにあるサイクリングターミナル「サンライズ糸山」は、レンタサイクルターミナルとしてだけでなく宿泊施設としても利用することができます。サンライズ糸山はレストランや売店も併設。来島海峡の絶景を望め、リーズナブルな価格帯で宿泊できるとあって、しまなみ海道サイクリングでよく利用される宿泊施設となっています。サイクリング前日の宿泊など、朝すぐにレンタサイクルを借りて来島海峡大橋へ行けるという面では好立地ですね。

サンライズ糸山のクチコミ
宿泊者は部屋まで自転車持込めます。
部屋にバス無しだけど、大浴場有り。朝風呂はありません。
来島大橋が目の前に見える眺望が最高です。

ホテル今治市サイクリングターミナル・サンライズ糸山
住所愛媛県今治市砂場町2-8-1
電話番号0898-41-3196
チェックイン15:00~(23時施錠)
チェックアウト(6時開錠)~10:00
およその価格帯個室1名素泊り 4400円
特徴レンタサイクルターミナル併設の拠点施設

お宿ぽんぽこ(大島)

【写真】しまなみ海道の宿泊施設:サイクルレスキューでもあるお宿ぽんぽこ
大島のお宿ぽんぽこ

しまなみ海道のサイクリングをサポートする宿 「お宿ぽんぽこ」は、しまなみ海道・大島の西側外周コース沿い、「よしうみバラ公園」近くにあるカフェ併設の民宿です。大島へ移住したご夫婦が、立派な瓦の一軒家民家を改装して経営、宿泊業は2017年から始められています。ご主人もサイクリストで、このお宿ではサイクリングトラブルの出張レスキューや修理対応のサービスも展開されています。直接予約の宿泊者だと大島内の出張レスキューの出張料は無料。1日2組限定の宿ですが、何かと不安なことも多い女性の自転車旅行のサポートを打ち出していて、女性ひとりでも宿泊OK。徒歩圏内にはほとんど飲食店がないエリアなので、2食付きでの宿泊がおすすめですね。地元の海の幸のほか、事前に予約すれば庭先でバーベキューもできるそうです。

ぽんぽこのクチコミ
古い民家だが広々としていて隅々まで清潔。ゆったり過ごせました。
お宿のご夫婦がとても親切で、ゲストを喜ばそうとするこころをとても感じました。
ご飯もとても美味しくて量も多いのでお腹いっぱいたべれます。

民宿お宿ぽんぽこ
住所今治市吉海町福田1252-1
電話0897-72-8808
チェックイン16:00~
チェックアウト~9:30
およその価格帯個室1名素泊り 6500円~
特徴出張レスキューサービスも展開する民家宿

WAKKA(大三島)

初心者のしまなみ海道サイクリングに特にオススメ!

【写真】しまなみ海道の宿泊施設:大三島のサイクリングをサポートするホテルWAKKA
大三島のWAKKA
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しまなみ海道のサイクリングをサポートする宿 「WAKKA」は、大三島の井口港近く、しまなみ海道の多々羅大橋を望む海沿いの広い敷地に2020年にオープンしたサイクリング複合施設です。お洒落な和室と洋室を備えたコテージに宿泊できるほか、グランピングができるドームテントや、気軽に泊まれるドミトリーなど、宿泊タイプも旅のスタイルに合わせていろいろと選べます。宿泊でない方も利用できるカフェも併設していますが、宿泊だとプライベートなデッキで海を眺めながら地元食材のバーベキューが楽しめます。レンタサイクルや出張修理などのサイクリングサポートもかなり充実していて、自転車旅行者ビギナーでも安心して、しまなみ海道サイクリングにでかけることができます。オーダーメイドのツアーやサイクリングサポートも展開されています。

WAKKAのクチコミ
愛車とここまで施設を堪能できるとこは他にはなさそう。
素晴らしい景色が見える最高のロケーション。
施設全体に清潔感があり建造物のデザインもオシャレで素敵です。

コテージ・グランピングWAKKA
住所今治市上浦町井口6691-1
電話0897-72-8705
チェックイン15:00~
チェックアウト~10:00
およその価格帯ドミトリー1名朝食付 6500円~
特徴サイクリングを総合的にサポート

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輪空(生口島)

【写真】しまなみ海道の宿泊施設:生口島のお宿輪空、目の前のフォトスポット
輪空、目の前のフォトスポット

しまなみ海道のサイクリングをサポートする宿 「ちいさなお宿Link 輪空」は生口島の外周コースにあるサイクリストニーズに特化した民宿です。2013年にオープンしました。4部屋で最大6名まで宿泊できるこのお宿「輪空」は海に面している立地で、リビングやテラスからの瀬戸内海の景色がとても気持ちいいと評判です。周辺には飲食店やコンビニなどもないので、素泊まりではなく1泊2食付きが基本で手料理が楽しめます。ご夫婦で経営されていて、旦那さんは自転車のインストラクター。宿泊者向けにロードバイクのレンタサイクルもあり、ガイドツアーは生口島と大三島を走るしまなみ体験ツアーから、オーダーメイドツアーまで。毎年のようにやってくるサイクリストのリピーターも多いです。佐川急便の手荷物当日配送サービス「しまなみ海道手ぶらサイクリング便」の提携宿泊施設でもあるので、今治や尾道の宿泊施設から当日中に手荷物を送ることもできます。

輪空のクチコミ
絶景コースのアドバイスを頂き、とても想い出に残る旅行が出来ました。
凄くアットホームで、景色も料理もとても良いです。
瀬戸内海の朝日・夕凪・海蛍が楽しめるロケーション。

民宿ちいさなお宿Link 輪空
住所尾道市瀬戸田町宮原2317-10
電話0845-28-0633
チェックイン16:00~
チェックアウト~9:30
およその価格帯個室1泊2食付き 12000円~
特徴ガイドツアーもあるオーシャンビューの民宿

ゲストハウス汐風(生口島)

【写真】しまなみ海道の宿泊施設:生口島の新しいゲストハウス汐風
生口島の新しいゲストハウス汐風

しまなみ海道のサイクリングをサポートする宿 「サイクルゲストハウス汐風」は、2023年6月にオープンしたサイクリストをターゲットにした生口島にあるゲストハウスです。もともとデイサービスやグループホーム「汐風」をされている場所にて、旅行者が宿泊できるゲストハウスタイプの宿泊施設を開業されました。1泊2日のサイクリングにも利用しやすい生口島という立地で、サイクリングのニーズに対応した低料金のホステルとして、島での宿泊の新たな選択肢のひとつになると思います。

ゲストハウスサイクルゲストハウス汐風
住所尾道市瀬戸田町林1286-11
電話0848-46-7575
チェックイン16:00~
チェックアウト~10:00
およその価格帯ドミトリー1名素泊り 3500円~
特徴自転車旅行者向けセルフチェックインのゲストハウス

しーそー(向島)

【写真】しまなみ海道の宿泊施設:尾道水道を一望できる丘の上にある宿しーそー
尾道水道を一望できる丘の上にある宿しーそー

しまなみ海道のサイクリングをサポートする宿 「尾道やすらぎの宿しーそー」は、しまなみ海道の向島(屋号に尾道とあるのは向島は尾道市だからでしょうか)にあるペンション風の宿泊施設です。2017年オープン。尾道水道を挟んで向島側の小高い丘の上にあるので、目の前に尾道の町が見えます。特に夜は尾道の町が尾道水道に映る夜景が美しいと評判です。和室や洋室の個室のほか、合宿などの大人数のグループであれば大広間で雑魚寝する格安のプランもあります。オーナーさんはサイクリストで、独自に本格的なロードバイクやクロスバイクのレンタサイクルサービスを展開するなどサイクリングサポートも行っています。

しーそーのクチコミ
親戚の家に遊びに来たような、ホッとする宿。
小高い丘の上にあるので登る必要あり。その分、尾道の夜景が素敵でした
バイクラックがロビーに完備されて安心して休む事が出来ました。

ペンション・ホテル尾道やすらぎの宿しーそー
住所尾道市向島町84-2
電話0848-51-7968
チェックイン16:00~21:00(門限23時)
チェックアウト~10:00
およその価格帯個室1名素泊り 7500円~
特徴サイクリングサポートもする尾道の夜景が美しい宿

Hotel Cycle(尾道)

【写真】しまなみ海道の宿泊施設:ホテルサイクルが入る尾道のOnomichi U2
Onomichi U2のHotel Cycle
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しまなみ海道のサイクリングをサポートする宿 「Hotel Cycle」は、尾道の港にあった倉庫を改装して作られた複合施設「Onomichi U2」内に併設されているサイクリスト向けの宿泊施設です。自転車に乗ったままチェックインできたり、自分の自転車を部屋まで運び入れてディスプレイできたりするコンセプトのホテルで、まだしまなみ海道のサイクルツーリズムが途上だった2014年の開業当時とても話題になりました。尾道駅や尾道港からも近いので、しまなみ海道サイクリングのスタートやゴールとしても良い立地です。Onomichi U2にはこのホテルのほか、レストランバー、ベーカリー、雑貨店、自転車店GIANTストアなどが入っており、宿泊でない方も利用できるエリアも広いです。

Hotel Cycleのクチコミ
シックなインテリアで、スタイリッシュな内装。
向島へのフェリーも近く、しまなみ海道サイクリングにアクセス抜群です。
部屋から外が見えないのでちょっと閉塞感があります。

ホテルHotel Cycle
住所尾道市西御所町5-11
電話0848-21-0550
チェックイン15:00~
チェックアウト~11:00
およその価格帯個室1名素泊り 14000円~
特徴サイクリストフレンドリーなコンセプトホテル

推しガイドブックをチェック♪

【書影】しまなみ海道サイクリングのガイドブック「しまなみ島走BOOK」など

ガイドブック島走BOOKシリーズ 超定番ですがやはり「しまなみ島走BOOK」シリーズは推しです。自転車で世界一周した地元のサイクリングガイド・宇都宮一成さんという方が書かれている自転車旅行者目線の本格的なガイドブックや地図で、たびたび改訂版も出ています。書店にはなかなか出回っていないのですが、Amazon.co.jpで出版元から購入できます。しまなみ海道サイクリングに興味を持ったらまずは最新版を手元に取り寄せておくといいですよ♪

自分で計画するのが好きな人は『しまなみ島走BOOK』、計画が苦手な人には『しまなみ島走PLAN』がおすすめです。

しまなみ自転車旅の宿

宿泊施設のサイクリングニーズ対応 滞在中に自転車を安全に保管でき、自分の自転車の発送取次ができるなど、しまなみ海道サイクリングのニーズに対応したサイクリストフレンドリーな宿泊施設「しまなみ自転車旅の宿」という仕組みに登録されています。

【写真】しまなみ海道の宿泊施設:旅館に宿泊するイメージ

この仕組みのおかげで、しまなみ海道のほとんどの宿泊施設では、自転車をそのまま部屋まで持ち込めたり、敷地内の安全なスペースに駐輪できたりします。私も自転車ツーリングの旅先でホテルや旅館に宿泊する時に、屋外の雨ざらしのスペースに駐輪するしかなく、宿泊中も不安だったことが多々あるのでこれだけでも本当に有難いんです。

宿泊中の自転車保管場所のタイプなどサイクリストのニーズに合わせた情報も分かるのがいいですね!

2024年10月6日宿泊施設,特集・徹底解説

Posted by カワイユキ