【大三島の宿ガイド】しまなみ海道サイクリングで泊まりたい大三島町や上浦町の宿泊施設

2024年3月11日

【タイトル】島で一泊!大三島でおすすめの旅館やゲストハウス

しまなみ海道のサイクリングでは、途中の島で一泊して2日間で完走を目指す方が多いです。大三島は、しまなみ海道の島々の中でもちょうど真ん中あたりにある島で、大山祇神社など観光スポットも人気な島なので、サイクリングでの宿泊におすすめのエリアです。大三島にはサイクリング向きの旅館やゲストハウス、民宿などもたくさんあるので、好みによって選ぶといいですね。上浦町エリアと大三島町エリアのそれぞれのおすすめ宿泊施設をご紹介します。

ライター:カワイユキ

こんにちは。しまなみ海道在住のサイクリスト・カワイユキと申します。しまなみ海道は初心者の方でも自分のレベルに合った情報をもとに準備すれば大丈夫!自転車でゆっくり旅する魅力をお伝えできたら嬉しいです。

大三島で一泊

2日間で完走を目指す

サイクリングの聖地として、世界的な自転車旅行エリアとなっている「しまなみ海道」は、四国の愛媛県今治市と本州の広島県尾道市の間のいくつもの島々を通る瀬戸内海縦断ルートです。自分の自転車を持ってくるようなサイクリング上級者だけでなく、初心者でも自転車の旅を楽しむことができるように、レンタサイクルや道案内などの整備が進められています。

【写真】大三島の宿泊施設:多々羅大橋と大三島の風景
大三島の道の駅からの多々羅大橋の風景

しまなみ海道のサイクリングコースには、メインルートや外周コースなどレベルに合わせて様々なバリエーションがあり、旅行者の方々は思い思いのルートを走っています。そうしたコースの中でも、やはり人気が高いのは、今治から尾道までの全線を完走する縦断ルートです。せっかく来たからには、やっぱりしまなみ海道を走り切りたいという方が多いですね。

【イラスト】大三島の宿泊施設:大三島の位置を示したしまなみ海道の地図

意外かもしれませんが、しまなみ海道は意外とアップダウンと距離があります。完走を目指すとなると、最短でも70~80kmの道のりで、それぞれの橋には上り坂があります。普段から自転車に乗り慣れていない方でも、一日かければ完走できない距離ではありませんが、寄り道をしたり観光をしたりする余裕がなくなってしまうことも。初めての場合、2日間かけて完走を目指すと「ただ走るだけの旅」にならず、しまなみ海道をより満喫できると思います。

途中の島で一泊

しまなみ海道の完走を目指すサイクリング旅では、ちょうど真ん中あたりになる大三島生口島で一泊する方が多いです。最近は、こうした2日以上かけてのんびり自転車で旅をするというのが定着したこともあり、大三島や生口島ではサイクリング旅行者をターゲットにした宿泊施設も次々とオープンしています。かつては、旅館や民宿しかなかったエリアに、ゲストハウスやホステル、グランピングなどの新しい宿泊の選択肢が登場しているんです。

【写真】大三島の宿泊施設:大山祇神社は大三島の歴史ある神社
大山祇神社は大三島の歴史ある神社

今回は、大山祇神社など観光スポットもあり、最近は移住者も多い「大三島」に焦点を当てて、しまなみ海道サイクリングで一人旅でも泊まりやすい宿泊施設を中心にピックアップしてご紹介してみようと思います。ぜひ、しまなみ海道サイクリングの宿泊先探しの参考になさってください。

しまなみ海道周辺では、個人経営や小規模経営の宿が多く、楽天トラベルやBooking.com、じゃらん、Yahoo!トラベルなどの予約サイトには出ていないところも。人気だけれども小さな宿などは、あえてそうした予約サイトには載せていないこともあるそうです。予約を取る際には、直接電話あるいは公式ウェブサイトから予約するのがいいかもしれませんね。

大三島は歴史もあり、素晴らしい景色もいいですし、住んでいる人たちもとても暖かい素敵な島です。

大三島の2つのエリア

大三島町と上浦町

実は大三島は一周すると50km近くもある、しまなみ海道で最も大きな島です。行政区分としては平成の大合併で愛媛県今治市に属しています。大きい島なので、サイクリングの旅で宿泊する宿が大三島のどのエリアにあるかを事前に確認しておくことはとても大切です。予約した宿が思っていたよりも辺鄙な場所にあると、思いのほか距離も延びてしまい、ハードなサイクリングになってしまうかもしれません。

【写真】大三島の宿泊施設:外周コースは割とハードで距離も延びる
外周コースは割とハードで距離も延びる

分かりやすく言うと、大三島は西と東で町が分かれています。島の東側が上浦町、西側が大三島町です。しまなみ海道サイクリングの最短コースであるメインルートは、島の東側の海岸沿いを通っています。つまり、大三島町に比べて上浦町にある宿泊施設の方が、基本的にはメインルートからアクセスしやすいと言えます。

【イラスト】大三島の宿泊施設:大三島の上浦町と大三島町の位置関係

一方で、大三島町には、しまなみ海道を代表する観光スポットでもある大山祇神社があるので、その周辺の宮浦エリアには参道があったり、飲食店や宿泊施設も多くあります。役場などもこのエリアにあるので、大三島町宮浦が大三島の中心市街地と言えると思います。サイクリングロードからは島の反対側に追加で走行する必要がありますが、とても人気の高いエリアです。

上浦町と大三島町のそれぞれのエリアごとに、おすすめ宿泊施設をご紹介しようと思います。

※読み込みが遅くならないようにページを分けさせていただきました。

2024年3月11日宿泊施設,特集・徹底解説

Posted by カワイユキ