【保存版】しまなみ海道の観光スポットとグルメ&お土産ショップ

2024年10月6日

【タイトル】保存版!しまなみ海道観光スポットを徹底解説

しまなみ海道ならではの風景が見られる景色の良いスポットや、瀬戸内ならではの体験ができる観光地、サイクリングやドライブの途中で絶対に寄りたいレストランやカフェ、ショップなどの立寄りスポットをまとめました。島ごとにウェブページを作り、「観光スポット」「グルメ・ランチ」「カフェ・ショップ」の3つのカテゴリーで、初心者の女性ひとり自転車旅でも立ち寄りやすいスポットを中心に厳選しています。

ライター:カワイユキ

こんにちは。しまなみ海道在住のサイクリスト・カワイユキと申します。しまなみ海道は初心者の方でも自分のレベルに合った情報をもとに準備すれば大丈夫!自転車でゆっくり旅する魅力をお伝えします。

初心者ひとり旅でも安全・安心にサイクリングを楽しめるガイドブックを目指して作っているウェブサイトです。私の記事がもしお役に立ちましたらサポートをお願いします。なお、業者様からの掲載依頼はお断りしています。

観光で立寄りたいスポット

情報は随時更新中!

初めてのしまなみ海道サイクリングで、レンタサイクルでも立ち寄りやすい景色の良いポイント観光地体験ができる場所をピックアップしてご紹介します。自転車旅行だけでなく、オートバイのツーリングやドライブでも立寄れる観光スポットの参考になると思います。

しまなみ海道ならではの写真スポットここでしかできないような体験ができる場所などを厳選しています。ただし、こうした観光スポットはしまなみ海道自転車旅行の魅力の全てではないことに気を付けておくといいかな、とは思います。

大切な視点

有名な観光地を訪れるのが目的であれば、移動手段は必ずしも自転車である必要はありません。五感全てを使ってその場所の空気感や暮らしそのものを感じられる旅が自転車旅の醍醐味です。つまり道、移動そのものがメインディッシュです。「自転車旅」をしましょう。

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広島県側の島

向島の観光スポット

かつては7つの島だったという向島。江戸時代を中心に行われた干拓によって、島々が繋がって今は一つの島に。日本三景・松島のような景色だったようで歌島と呼ばれて和歌が盛んだったそうです。向島の北側のもともと塩田だったエリアには造船所が密集。映画『男たちの大和/YAMATO』では巨大撮影セットがこの造船所に作られました。イチジク栽培が有名で季節になると無人販売などにも並びます。

因島の観光スポット

向島からは因島大橋、生口島からは生口橋を渡った先にある因島。かつては蚊取り線香の原料となる除虫菊の栽培が盛んで、最盛期には全世界の9割を生産!因島の平地のほとんどは、江戸時代あたりの干拓や埋め立てで造れた平野で、重井町、中荘町、土生町の3つの町が比較的大きな町です。島の南東の土生町は造船の町で、レトロな商店街にお好み焼き屋さんが並びます。柑橘の八朔はここ因島が発祥で「はっさくん」なるゆるキャラも。ポルノグラフィティの出身地としても知られ、歌詞に出てくるゆかりの地などを巡るポルノファンによる聖地巡礼も盛んです。

生口島の観光スポット

生口島は日本のレモン栽培発祥の島。塩専売法が制定されてからは塩づくりから柑橘の栽培に農業が転換。特にレモンの栽培量は日本屈指で、サイクリングロード沿いのレモン谷など山の斜面はレモンの木だらけです。一周23㎞ほどの生口島の外周はアップダウンが少ないので、しまなみ海道の中でも特に一周しやすい島です。昭和の耕三寺ブーム以降、生口島はしまなみ海道の島々の中でも特に観光業にも力を入れています。柑橘のテーマパーク「シトラスパーク瀬戸田」(現在は休園)、「瀬戸田サンセットビーチ」の施設のほか、瀬戸内海を現代アートでPRする先駆けとなった島でもあり、現代アート彫刻が点在しています。

愛媛県側の島

大三島の観光スポット

しまなみ海道の6島で最も大きな島・大三島には、日本を代表する神社のひとつである大山祇神社がある神様の島で、もともとは「御島」と呼ばれていました。昔は殺生禁止のため、大三島には漁師さんがいなかったとも。観光や移住先としても人気の島で、宿泊施設やカフェなども続々とオープンしています。大三島でたっぷり時間をとっておくと充実したしまなみ海道サイクリングになること間違いなし。

伯方島の観光スポット

大三島からは「大三島橋」、大島からは「伯方・大島大橋」を渡って、伯方の塩で有名な塩づくりの島へ。もともとは「紀ノ島」や「博多島」と呼ばれていた伯方島。平安時代に島に派遣されて開拓に携わった伯方首の名から「伯方島」と呼ばれるようになったそうです。島の北側にかつての塩田跡が広がります。中心地、木浦はしまなみ海道メインルートとは反対の東側にあり、造船や海運が盛んです。

大島の観光スポット

今治から来島海峡大橋を渡った先にある、しまなみ海道ひとつめの島。海賊大将と呼ばれた武将村上義弘ゆかりの高龍寺や、能島村上氏の本拠地の水軍城があった能島など、日本遺産にもなっている村上海賊の歴史が有名な島です。かつて海賊が支配していた急流の海を間近にサイクリングができます。また、旧暦の3月19日~21日には大島に点在する88か所の札所をめぐる「島四国」が開かれ、お遍路さんが訪れ各所でお接待のおもてなしがなされます。全国の四国遍路ミニ版の中でも特に歴史のある霊場でもあります。

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尾道の町を観光

しまなみ海道サイクリングの発着地点のひとつ、尾道の街は広島県を代表する観光地。駅から歩いて行ける範囲でも十分に尾道の観光ができます。駅からはレトロな商店街があり、山手の住宅密集エリアは散策コースになっています。古寺を巡りながら喫茶に寄ってみたり、野良猫を探してみたり。映画の町としても知られる尾道には、絵になる風景がそこら中にあり、箱庭のような感じが私は大好きです。

【写真】しまなみ海道の立寄りスポット:尾道の観光風景コラージュ
時間がある方は尾道の観光も

向島と尾道市街の間は尾道水道と呼ばれる海の水路になっており、早朝から夜まで渡し船やフェリーが頻繁に行き来しています。しまなみ海道サイクリングでは、これらの船に乗ることが定番で、ブルーラインも渡船乗り場へと誘導しています。運賃は100円程度で、船の上でおじさまが回収しに来ます。時間に余裕がある方は、尾道の絶景展望台なども登ってみるといいです。

渡船尾道駅前渡船尾道渡船(兼吉の渡し)福本渡船
駅前~富浜土堂~兼吉土堂~小歌島
特徴今治側からメインルートを走ってくると、ブルーラインによって誘導されるのがこの渡船。NHK連続テレビ小説「てっぱん」のロケ地にもなった渡船。駅からは最も離れています。【ご注意】2025年3月末をもって福本渡船は廃止されることが発表されました。

尾道の絶景展望台3選

尾道水道や尾道の町並みを眺めることができる千光寺公園などの絶景展望台があります。尾道観光でぜひ訪れてほしい展望台を中心に、散策でめぐるカフェやショップなどの情報もご紹介します。

千光寺展望台PEAK

尾道水道の絶景が楽しめるPEAKへは徒歩や自動車でもアクセスできますが、山麓からはロープウェーが出ているので、これを利用するのが便利です。実際に千光寺公園展望台へ行ってきましたのでレポートしたいと思います。

千光寺公園の駐車場

停められる台数はそれほど多くはないですが、千光寺公園には駐車場もあります。尾道水道側の山手は路地が狭く、車で上がることができる道は皆無なので、山を回り込むようにして山頂付近へとアクセスします。

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今治の町を観光

来島海峡大橋は今治の市街地からは離れていてJR今治駅からのおよそ6kmほど。ほとんど平坦ですが自動車やトラック、歩行者などの交通量もある程度あるのでご注意を。海沿いに今治港方面へ抜ける道は、とても景色がよく交通量も少ないのですが路面状況がやや悪いです。

今治城や今治タオル

【写真】しまなみ海道の立寄りスポット:今治駅や今治城を拠点に今治市街をサイクリング
しまなみ海道のスタート・ゴールの町、今治

今治は造船タオルがとても有名な町なので、造船所や鉄工所の風景、戦前には四国のマンチェスターとも呼ばれたタオル工場や染色工場の風景なども眺めながら、市街地を進みます。公共のレンタサイクルの貸出返却所「今治駅サイクリングターミナル」は今治駅のすぐ目の前にあるので、ここが出発地点やゴール地点になる方も多いと思います。

今治で時間のある方は、藤堂高虎が築城した今治城や伊予の三湯のひとつ鈍川温泉に行ってみたり、街中を散策してみたりするのもおすすめですよ。松山の道後温泉のように観光地ではありませんが、今治はここにしかないものが沢山ある町です。今治は愛媛県の中でも独特な文化と港町の雰囲気のある町なので、意外と面白いと思います。夜は今治名物の「今治鉄板焼き鳥」を食べてみて下さい。造船の町らしく鉄板で押して焼くタイプの焼き鳥で、街にはこの鉄板焼き鳥の居酒屋さんが点在しています。せっかく今治に来たなら、私の大好きな今治の町も思いっきり楽しんでください。

しまなみ温泉 喜助の湯

【写真】しまなみ海道の立寄りスポット:しまなみ温泉喜助の湯

サイクリング後は汗を流したいですよね!今治駅前には「しまなみ温泉 喜助の湯」という複合温浴施設があり、日本一サイクリストがあつまる温泉として有名です。温泉とサウナで疲労をちゃんとリカバリーしちゃいましょう。

焼豚玉子飯

【写真】しまなみ海道の立寄りスポット:今治の焼豚玉子飯でランチ・白楽天

しまなみ海道今治のB級グルメ 今治には「今治鉄板焼き鳥」と「焼豚玉子飯」という2大グルメがあるのですが、ほとんどの焼鳥店は夜営業なので、ランチには焼豚玉子飯がおすすめです。

重松飯店白楽天という2店舗が有名店で、白ご飯の上にチャーシューと目玉焼き、甘辛タレをかけたハイボリュームなシンプル丼ぶり目当てに行列ができることも。今治に宿泊する方は、ぜひ鉄板焼き鳥も。

焼豚玉子飯重松飯店白楽天
住所今治市大正町5-4-47今治市常盤町4-1-19
電話0898-22-64520898-23-7292
営業時間 定休11:45~13:45 (18:00~20:00)11:00~14:30 17:00~21:00
定休日月曜日火曜日
特徴夜営業は火曜、土日のみ平日でも待ちができる人気店

今治駅周辺の宿泊施設6選

しまなみ海道のサイクリング旅行で拠点となることが多い、愛媛県今治市の今治駅周辺にあるホテルやゲストハウスといった宿泊施設の情報をまとめてみました。しまなみ海道が有名になるにつれ、今治駅の周辺や今治市内には、新しいホテルも誕生しています。サイクリングのニーズに対応したサービスを展開する宿泊施設も増えているので、立地や特徴をチェックして宿探しの参考になさってください。

今治の町と船

関西方面と九州を結ぶ瀬戸内海航路のちょうど真ん中あたりにある今治の町。古くから海上交通の要衝にもなっていて、造船と海運業がとても盛んで日本最大の海事都市とも呼ばれます。今治市内には14の造船所があり、日本で造られている船のおよそ3割は今治関連の造船会社で造られています。 また、国際的に活躍する日本の外航船のうち4割もの船が今治の海運会社がオーナーになっているそうです。今治市民だと、親戚や友人に誰かしら船関連の仕事をされている方がいるので、船に詳しい方も多く、生活に船がとても密接しています。

観光情報のお問い合わせ先

しまなみ海道観光のお問い合わせ先 しまなみ海道や今治、尾道の観光情報に関する全般的な問い合わせ先は、各観光協会もしくは市役所の観光課がいいと思います。しまなみ海道周辺での今治側のエリアは、今治市街や大島、伯方島、大三島、岡村島などで、尾道側のエリアは、尾道市街や向島、因島、生口島、岩子島、高根島などです。

観光協会今治地方観光協会尾道観光協会
住所今治市片原町1-100-3 みなと交流センター3階尾道市東御所町1-20 本四高速尾道ビル1階
電話番号0898-22-09090848-36-5495
営業時間8:30~17:158:30~17:30

しまなみ海道の観光スポット総まとめ

ここで紹介した場所にプラスして、より詳しいしまなみ海道の観光スポット・絶景スポットはこちらのウェブページにまとめました。ぜひご参考になさってください。


サイクリングマップ

画像をクリックすると「しまなみ海道のサイクリングマップ」ページを表示します。

【画像バナー】しまなみ海道サイクリング:Googleマイマップのサイクリングマップ
初めてのしまなみ海道&ゆめしま海道サイクリングマップ

このページではしまなみ海道サイクリングで行ってみたいとっておきの立寄りスポットを網羅的にリストアップしてみました。初心者でも安心してサイクリングを楽しめるのがしまなみ海道最大の特徴です。しまなみ海道サイクリングの詳しい情報は、以下のページにまとめておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

2024年10月6日観光スポット特集

Posted by カワイユキ