【繁忙期】ゴールデンウィークはレンタサイクルが借りられない?
ゴールデンウィークなどの大型連休・繁忙期には、大勢の旅行者がしまなみ海道にも訪れます。数に限りがあるレンタサイクル用自転車は、場合によっては全て貸し出された状態になり、借りることができないといったことも起こり得ます。しまなみ海道の公共のレンタサイクル「しまなみレンタサイクル」で予約ができないときは、どうすればいいのか私なりに考えてみました。
こんにちは。しまなみ海道在住のサイクリスト・カワイユキと申します。しまなみ海道は初心者の方でも自分のレベルに合った情報をもとに準備すれば大丈夫!自転車でゆっくり旅する魅力をお伝えできたら嬉しいです。
ゴールデンウィーク・繁忙期
しまなみレンタサイクルの状況
しまなみ海道のサイクリングで最も一般的で、旅行者によく利用されているレンタサイクルは公共の「しまなみレンタサイクル」です。しまなみ海道の沿線に10ヶ所ほどのレンタサイクルターミナルがあるため、途中の島や反対側の尾道や今治でも返却が簡単なのが最大の魅力です。
- 例年のGWのレンタサイクル混雑状況
- 自転車を予約できない場合の方法
- より確実に自転車をレンタルするアイデア
繁忙期は当日の先着順(だった)
自転車の保有台数もしまなみ海道のレンタサイクル事業者の中では「しまなみレンタサイクル」が一番。新旧の自転車あわせてかなりの台数が用意されています。毎年、新しい自転車も導入されているといいます。
そんなレンタサイクルの台数が多い「しまなみレンタサイクル」があっても、ゴールデンウィークや連休など日本人旅行者が集中する日は、自転車が全て出払ってしまい予約なしでは借りることができないという事態になることもあるそうです。
ゴールデンウィークなどのハイシーズンは事前予約の台数を制限しており、当日の先着順でもレンタサイクルを借りるようになっています(※)。実際、ゴールデンウィークともなると、レンタサイクルターミナルの開場の数時間前から待つ人の姿を見かけます。
※レンタサイクルの管理者が「しまなみジャパン」一括管理になってから、予約数と当日分の割合が変わってきているようです。より事前予約の台数が増え、当日分の台数を減らしているように感じます。予約なしで当日の朝に自転車を借りる予定の場合には、かなり早い時間から並ぶ方が賢明かもしれません。
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日本の休暇システムのデメリットとも
では「もっと自転車の台数を増やすべきだ」という声も聞こえてきそうですが、平日やオフシーズンはかなりの台数の自転車が使われずに余っている様子も見かけるので、簡単な話ではないようです。
日本の休暇のシステム上、一部の日にちに旅行者が集中するようになっているので、サービスの運用上、仕方ない部分もあるかもしれません。家族や友人らと休みを合わせやすかったり、休暇の取りやすかったりといったメリットもありますが、集中しすぎることでのキャパオーバーはデメリットでもあると言われています。
より働く人が休暇を分散して取りやすくなるような仕組みなど、観光地や交通機関、高速道路の混雑の集中をなんとか緩和できるようになることを期待します。しまなみ海道の様々な事業者も、運用システムの改善などでゴールデンウィークなどの旅行者に向けた快適さの追求について、まだまだ出来ることはあるとも思います。
繁忙期以外は予約なしでも問題なし
ちなみに、レンタサイクルのスタッフさんに問い合わせたところ、平日は通常の土日祝日であれば、自転車がなくなることはまずないとのことでした。しまなみ海道のレンタサイクル「しまなみレンタサイクル」は一般社団法人しまなみジャパンが管理運営をしています。
続いて、ゴールデンウィークに確実にレンタサイクルを借りておくための私なりのアイデアをご紹介します。次のページへお進みください。