しまなみ海道でママチャリのレンタルをおすすめしない理由|長距離でアップダウンもあるサイクリングのレンタサイクルにはクロスバイクがベター

2023年5月27日レンタサイクルしまなみ海道,レンタサイクル,レンタル,ママチャリ,シティサイクル,危険

シティサイクル(ママチャリ)を借りてしまなみ海道サイクリングへ行きたい!スポーツ自転車初心者の方でクロスバイクに乗るのは心配という方や、カゴ(バスケット)が付いている自転車で手荷物を運びたいという方など、ママチャリを借りようと考える方が多いそうです。もちろんどんな車種の自転車を選んでも自由なのですが、個人的にしまなみ海道の長距離のサイクリングにシティサイクルはおすすめしません。ママチャリを借りるべきではない理由と代替案を紹介しようと思います。

アドバイザー・ライター
カワイユキ

こんにちは。しまなみ海道在住のローカルポタリストのカワイユキと申します。自転車でゆっくり旅するスローサイクリングの魅力をお伝えできればと思います。しまなみ海道は自分のレベルに合った情報を集めて準備すれば初心者の方でも大丈夫!サイクリングの計画に、ぜひご活用ください。

【事業者様へ】本文中に掲載しているお店や商品のセレクトは、私の個人的な体験に基づくリコメンドです。有償・無償に関わらず事業者様からの掲載依頼は一切受付けておりませんのでご了承ください。

 

 

レンタサイクルでしまなみ海道へ

どんな自転車を借りればいい?

サイクリングの聖地として世界中から自転車旅行者が訪れる「瀬戸内しまなみ海道」。公共と民間含めてレンタサイクルサービスが日本でも屈指の充実度で、自分のロードバイクを持参してサイクリングをする上級者だけでなく、初めてスポーツ自転車に乗ったり、長距離のサイクリングに挑戦したりといった初心者の方もとても多いという特徴があります。

【写真】しまなみ海道でママチャリを借りる:様々な自転車旅行者が訪れるしまなみ海道
様々な自転車旅行者が訪れるしまなみ海道

例えば、公共のレンタサイクル「しまなみレンタサイクル」ひとつとっても、クロスバイクやマウンテンバイク、シティサイクル(ママチャリ)や電動アシスト付き自転車、二人乗りタンデム自転車など様々なタイプの自転車を借りることができます。様々なサービスがあり、様々な車種もあるので、逆に「どの自転車を借りればいいのだろうか…」と迷ってしまうことも。

【写真】しまなみ海道でママチャリを借りる:シティサイクルでサイクリングする旅行者の姿も
シティサイクルでサイクリングする旅行者の姿も

初心者の方だと「スポーツ自転車は乗ったことがないから心配」「カゴが付いているから便利」という理由で、普段から乗り慣れているまたは乗ったことがあるシティサイクル(ママチャリ)を選ぶことも多いそうです。実際、シティサイクルをレンタルしてサイクリングされている方の姿は、しまなみ海道ではとてもよく目にします。

長距離ならママチャリは…

苦行になっている方をよく目にします

しまなみ海道の今治から尾道までの全線をサイクリングするような長距離ライドを考えている初心者の方には、シティサイクル(ママチャリ)を借りることは個人的にはおすすめしないです。もちろんどんな車種の自転車を選ぶのも自由。「危険だから絶対ダメ」とは言いませんし、シティサイクルが好きなサイクリストのことも全く否定しません。むしろシティサイクル派のサイクリストには興味もあります。

ただ、多い荷物を背負いながら、なかなか前に進まないシティサイクルで、楽しいサイクリングというよりは苦行になっている方の姿をしまなみ海道ではよくお見かけします。過度な疲労はトラブルの元です。

【イラスト】しまなみ海道でママチャリを借りる:長距離でママチャリをおすすめしない理由

走行距離が長く、アップダウンもそれなりにあるしまなみ海道サイクリングロード。変速ギアが充実して、快走できる自転車でないと楽しさよりも疲労の方が大きくなってしまうことも。亀老山展望公園などの有名な展望スポットに行きたいと考えている場合にも、上りこそ、自転車を押して歩いて登ればOKなのですが、シティサイクルでの下り坂はブレーキの品質の問題でとても怖いです。

【写真】しまなみ海道でママチャリを借りる:レスキューポイントでパンク修理対応が大変な場合も
レスキューポイントでパンク修理対応が大変な場合も

また、シティサイクルは構造的にタイヤ(ホイール)が外しにくい構造になっています。スポーツ自転車は一般にクイックリリースなどの部品で、簡単に取り外しやすくなっていることが多いのですが…。そのため、シティサイクルのパンク修理には時間がかかったり、しまなみ海道のレスキュースポットではパッチを貼るくらいの方法しかなかったりします。

安全性の面でも、長距離のサイクリングや急坂エリアのサイクリングでは、スポーツ自転車を借りた方がいいです。必ずしもママチャリで踏破できないわけではありませんが、私的にはクロックスを履いてフルマラソンを走るようなイメージに近いです。

1時間~2時間くらいの気軽な短距離のライドであればシティサイクルを借りることは全く問題ありません。繁忙期でシティサイクルしか借りることができないというような場合を除いて、長距離のしまなみ海道サイクリングでは「クロスバイク」というスポーツ自転車を借りることをおすすめします。

しまなみ海道でママチャリを借りる
  • ギアが少ないので上り坂が大変
  • 長い下り坂や急な下り坂でブレーキが不安
  • パンクなどのトラブル対応しにくい

⇒できればクロスバイクやロードバイクを借りることをおすすめします。

ママチャリのようなカゴが欲しい

荷物の関係で「バスケットが付いているから」という理由で、しまなみ海道サイクリングのレンタサイクル自転車にシティサイクルを選ばれる方も多いそうです。確かに、しまなみ海道の公共のレンタサイクルで貸し出されているクロスバイクには、バスケットやキャリアーが付いていません。

どうしてもバスケットが欲しいという方は「フロントバッグ」を事前に用意してみるのはいかがでしょう。バンドでハンドルに固定できるタイプの自転車専用のバッグは、Amazonなどでもかなりの種類が出ています。中には防水のバッグもあるので、突然の雨で濡れては困るようなケータイやお財布なども入れておくと安心です。

 


レンタサイクルでおすすめの車種

おすすめはクロスバイク

しまなみ海道の今治~尾道間など長距離サイクリングでレンタサイクルを借りるのであれば、変速が多く坂道も走れるクロスバイクがおすすめです。競技用のロードバイクと比べても、タイヤが細すぎず、前傾姿勢すぎないので、初心者でも乗りやすいタイプのスポーツ自転車です。しまなみ海道のレンタサイクルでも最も一般的な車種で、台数も一番多いのがこのクロスバイクです。

【写真】しまなみ海道でママチャリを借りる:しまなみ海道サイクリングではクロスバイクレンタルが一般的
しまなみ海道ではクロスバイクレンタルが一般的

初めてスポーツ自転車に乗るという方は、その快適さとスムーズに快走できることに驚くと思います。しまなみ海道でクロスバイクを借りてサイクリングしたことで、自転車にハマったという方も多いんです。ぜひ、思い切ってスポーツ自転車を借りてみて、颯爽と瀬戸内海の美しい景色の中を駆け抜けてみてください。

電動アシスト自転車には制限あり

公共のレンタサイクル「しまなみレンタサイクル」では、「サンライズ糸山」などの一部のレンタサイクルターミナルで電動アシスト付き自転車の貸出も行われています。初心者の方や体力に自信がない方などは、この電動アシスト付き自転車やEバイク(電動スポーツ自転車)も選択肢に入ってくるとは思います。

【写真】しまなみ海道でママチャリを借りる:バッテリーと電動駆動機が付いた自転車
バッテリーと電動駆動機が付いた自転車

ただし、電動アシスト付き自転車は他のレンタサイクルターミナルで乗捨てができないなどの制限があるのでご注意を。今治~尾道間の片道サイクリングを考えている方は、一部のEバイクのみが「サンライズ糸山」「尾道港」の2か所で返却できるようになっているのでそちらを利用しましょう。

【写真】しまなみ海道でママチャリを借りる:車種によってもパワーやバッテリー持ちが違う
車種によってもパワーやバッテリー持ちが違う

基本的には、電動アシスト自転車のレンタルは、半日~1日程度の周遊サイクリング向きと思った方がいいと思います。借りたレンタサイクルターミナルと同じターミナルに返却するのが基本となります。しまなみ海道の電動アシスト付き自転車のレンタサイクルについて詳しくはこちらのウェブページにまとめています。

 

地元スタッフが作ったガイドブック

しまなみ海道の旅行を計画中なら、しまなみ海道を自転車や車で楽しむガイドブック『瀬戸の島旅 しまなみ海道+とびしま海道 ゆめしま海道』を事前にお取り寄せするのがおすすめです!地元在住の方々やライターさんが参画して作り上げた地元密着のガイドブック。島ごとの見どころ案内も充実しています。

Amazon.co.jpでも気軽に購入できるので、ぜひチェックしてみてくださいね!美しい写真や文章が充実していて、しまなみ海道の自転車旅のイメージがより膨らむと思いますよ♪

 


ママチャリサイクリングのプラン

半日~1日のサイクリング

クロスバイクなどのスポーツ自転車に乗るのは、怖くて抵抗があるという場合には、そもそも「しまなみ海道走破サイクリング」のプランではなく半日~1日程度の気楽なサイクリングプランにしてみるのも一案です。プロフェッショナルなガイドのいるツアーに参加するという方法もありますね。

【イラスト】しまなみ海道でママチャリを借りる:最も初心者向きの来島海峡大橋サイクリング
最も初心者向きの来島海峡大橋サイクリング

しまなみ海道を半日~1日程度でも楽しめる初心者向けのサイクリングプランは、こちらのウェブページで詳しくご紹介しています。ママチャリを借りて、ちょっとしまなみ海道サイクリング体験をしてみたいという方はぜひご参考になさってくださいね。

お尻の痛みを予防

クロスバイクを借りるときはお尻痛予防を

サイクリングでお尻が痛い
長距離のサイクリングでお尻が痛い

慣れないレンタサイクルで長距離を走るときの一番の悩みは、お尻が痛くなることです。どんなに対策をしても、痛くなる時は痛くなるのですが、少しでも軽減するようにできる対策をしたいところです。

サドルパットカバーを用意していこう

サドルに被せるタイプの「サドルパッドカバー」を事前に用意しておくといいと思います。100%痛みを軽減とまではいきませんが、あるとだいぶ違います。1000~2000円ほどなので準備しやすいかなと思いますし、普段のママチャリのサドルにも使えるタイプもあるので、しまなみ海道サイクリングの後でも無駄にならないかもしれません。

 

 

体力やレベル、サイクリングの楽しみ方などから適切なレンタサイクルの車種やサービスを選んで、快適で楽しいしまなみ海道自転車旅行を楽しんでいただければと思います。しっかり準備もして、安全で大きなトラブルのない旅をぜひお楽しみください。


サイクリングマップ

画像をクリックすると「しまなみ海道のサイクリングマップ」ページを表示します。

【画像バナー】しまなみ海道サイクリング:Googleマイマップのサイクリングマップ
初めてのしまなみ海道&ゆめしま海道サイクリングマップ

このページでは、しまなみ海道をレンタサイクルを借りてサイクリングする際に、長距離のライドならシティサイクル(ママチャリ)を選ばない方がいい理由をご紹介しました。初心者から上級者まで幅広い方が自転車旅行を楽しめるしまなみ海道のサイクリング情報は以下のページにまとめておりますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

 

 

Posted by カワイユキ