【四国~九州】三崎港から佐賀関港への国道九四フェリーの航路

2024年6月15日

四国ツーリングTips

【タイトル】四国~九州 三崎港~佐賀関港の国道九四フェリーレポート

四国と九州の間を行き来する方法はいくつかありますが、愛媛県にある三崎港と大分県にある佐賀関港を結ぶフェリー航路「国道九四フェリー」が便利です。他の航路に比べて便数も多く、距離も短いので料金も安く、繁忙期だけでなく平日でも乗船率の高い人気航路になっています。自転車を載せる方法、輪行できるのかも含めて、詳しくレポートします。

アドバイザー・ライター
カワイユキ

こんにちは。しまなみ海道在住のローカルサイクリストのカワイユキと申します。このウェブサイトでは主にサイクリングの楽しみ方をお伝えしていますが、このページでは四国へのアクセスを詳しくご紹介できればと思います。ぜひ、素敵な旅にしてくださいね!

四国~九州のルート

空路と陸路、航路

四国九州を行き来する場合には、陸路と航路、空路を含めていくつかのルートが考えられます。四国のどこから九州のどこへ行きたいのか、どのくらいの日程で予算はどのくらいなのか、どの移動手段が好きか、などによっても変わってくると思います。空路の場合、愛媛県の松山空港から福岡空港や鹿児島空港に飛行機が飛んでいますが、便数は決して多くありません。

【イラスト】国道九四フェリー:四国と本州と九州を結ぶ主なルート
四国と本州と九州を結ぶ主なルート

陸路(橋)の場合、四国と本州の間には「しまなみ海道」「瀬戸大橋」「明石海峡大橋・大鳴門橋」の3つの連絡ルートがあります。これらの3つのルートには高速道路が設置されていますが、しまなみ海道には自転車歩行者道と原付道が、瀬戸大橋には鉄道が併設されています。一方で四国と九州の間には、橋が架かっていません。

【写真】国道九四フェリー:しまなみ海道の来島海峡大橋
本州と四国を結ぶしまなみ海道の来島海峡大橋

しまなみ海道サイクリングを終えた後など、四国から九州を目指す場合。松山から今治を経由し福岡へ向かう高速バスは、しまなみ海道と山陽自動車道、関門海峡を通り九州へと向かうルートを取ります。しかし、大分県方面や九州の西・南側へ行きたい場合には、このしまなみ海道経由ルートだとかなり遠回りになってしまいます。

このページのトピック
  • 四国と九州を行き来するベストルート
  • 国道九四フェリーとは?
  • 三崎港~佐賀関港のフェリーの詳細

3つのフェリー航路

そこで、今回ご紹介するフェリー航路の登場です。フェリーを使うことで、陸路のしまなみ海道経由ルートより短い距離で大分県方面へアクセスできます。九州と四国の間には「豊予海峡ルート」という海底トンネルまたは橋で繋ぐ構想はあり、ニュースになることもありますが実現は難しそうです。旅行だけでなく物流の面でも、この四国と九州を最短で結ぶルートにはニーズがあるためか、便数も割と多く便利です。

区間海運会社便数/日所要時間
八幡浜港~別府港宇和島運輸フェリー6往復3時間
八幡浜港~臼杵港宇和島運輸フェリー・オレンジフェリー7往復・7往復2時間半
三崎港~佐賀関港国道九四フェリー16往復1時間20分

愛媛県大分県を結ぶ航路には、以上の3ルートがあります。愛媛県側の三崎港は豊後水道へと飛び出た佐田岬の中途にあるため、松山方面からだと八幡浜港の方が40kmほど近い立地です。大分県側の別府港は別府や湯布院の温泉観光に便利な立地。佐賀関港は大分市の市街地から30kmほど西に立地しています。臼杵港は佐賀関から更に20kmほど南に位置しています。臼杵は国宝の臼杵石仏が有名な風情ある城下町です。

【イラスト】国道九四フェリー:四国と九州を結ぶ3つのフェリー航路
四国と九州を結ぶ3つのフェリー航路

今回ご紹介する国道九四フェリーの「三崎港~佐賀関港」のフェリー航路は、これらのうちで最も短い距離を結ぶため乗船料金が最安です。便数も最も多いので利用がしやすく、繁忙期だけでなく平日でも利用の多い人気航路となっています。もちろん物流のトラックだけでなく乗用車やオートバイ、自転車、徒歩での乗船も可能です。

【写真】国道九四フェリー:船のデッキからの豊後水道の風景
船のデッキからの豊後水道の風景

1時間ちょっとの時間で着いてしまうので、船内でゆっくりと休みたい、仮眠を取りたいという目的で、敢えて八幡浜からのフェリーに乗るという方もいます。

公共交通で移動している旅の場合、愛媛県側の三崎港のアクセスが悪いため、「別府港~八幡浜港」や「臼杵港~八幡浜港」のフェリーを使った方がいいと思います。八幡浜港からJR予讃線の八幡浜駅までは、徒歩で30分ほどの距離です。

とにかく安い料金で四国~九州間を移動したいなら、国道九四フェリーを使いましょう!

国道九四フェリー

三崎港~佐賀関港

【写真】国道九四フェリー:遊なぎが佐賀関港に入港する様子
遊なぎが佐賀関港に入港する様子

三崎港~佐賀関港の九州四国連絡フェリー「国道九四フェリー」について紹介します。名前に国道とあるのは、高知県高知市から大分県大分市までの国道197号線の一部として、この航路が扱われているためです。

港へのアクセス

三崎港

【写真】国道九四フェリー:愛媛県側の三崎港にある商業施設「はなはな」
愛媛県側の三崎港にある商業施設「はなはな」
愛媛(四国)三崎港
住所西宇和郡伊方町三崎1700-2
電話番号0894-54-0173

愛媛県側の三崎港は豊後水道に突き出た佐田岬半島の先に近い場所にあるため、乗船時間は短い一方で、JR四国の駅や高速道路のICからはかなり離れた立地になっています。JR八幡浜駅が最寄りで、駅前からは路線バス(伊予鉄南予バス)で1時間10分程度かけて三崎バス停へ向かいます(便数少ない)。一方、松山自動車道の大洲北只 ICからは50kmの距離があります。

サイクリングでは、佐田岬半島の国道197号線と夕焼けこやけラインとも呼ばれる国道378号線を通る「伊予灘・佐田岬せとかぜ海道」を通るのが一般的です。愛媛県が整備している「愛媛マルゴト自転車道」のルートの一つになっているため、ブルーラインの表示もあります。

佐賀関港

【写真】国道九四フェリー:大分県側の佐賀関港のビルと待機場
大分県側の佐賀関港のビルと待機場
大分(九州)佐賀関港
住所大分市佐賀関太田750-69
電話番号097-575-1020

大分県側の佐賀関港は大分市内の西側に突き出た佐賀関半島の先にあります。こちらも別府港や臼杵港と比べてJR九州の駅や高速道路からは離れた立地となっています。JR九州の場合、日豊本線の幸崎駅が最寄りです。佐賀関港から幸崎駅まではタクシーで15分、バスで20分ほどです。佐賀関港最寄りのバス停「古宮バス停」から「幸崎駅前」へのバスは意外と本数があります。

車やオートバイの場合は、大分市内から国道197号線を使うか、東九州自動車道の臼杵ICから国道217号でアクセスできます。サイクリングの場合、佐賀関付近には海側にサイクリングロードが少し整備されていて好景観ルートとなっています。

ウェブサイトなどで事前予約して、早めの到着がおすすめです!

乗船と下船の流れ

【写真】国道九四フェリー:トラックと二輪車用の待機場所(佐賀関港)
トラックと二輪車用の待機場所(佐賀関港)

①. 指示に従って駐車

三崎港と佐賀関港の両港ともに、港にチケットセンター(事務所)と広い乗船待機所があります。乗る予定の便の出航時間の遅くとも30分前までには到着。乗船待機所には誘導スタッフが居るので、スタッフの指示に従って自動車やオートバイ、自転車を駐車しましょう。乗用車は事前予約の有り無しで並ぶレーンが違うようでした。オートバイと自転車は、三崎港の場合は向かって左前の駐輪スペースに、佐賀関港の場合は向かって右側の駐輪スペースに駐輪します。

【写真】国道九四フェリー:乗船券売り場の様子(佐賀関港)
乗船券売り場の様子(佐賀関港)

②. 事務所内の受付窓口で手続き・支払い

駐車したら港の建物内にある受付窓口へ向かいましょう。車の場合は車検証が必要です。料金を支払うとQRコード付きのチケットが発行されます。このチケットは乗船直前にQRコードリーダーを持ったスタッフが確認に来ます。

【写真】国道九四フェリー:徒歩で乗船する場合の待機場所(佐賀関港)
徒歩で乗船する場合の待機場所(佐賀関港)

③. 乗船指示まで待機

フェリーが港に着くと、乗ってきたトラックや乗用車が降りてきます。全て降りきって確認が終わると、乗船指示が誘導スタッフから出されます(出航の15分ほど前)。三崎港から乗った時は、自転車・オートバイが先乗り後降りでした。2輪車は所定の場所に駐輪後、車体やハンドルをロープで固定してくれます。船が移動中は車内にいることができないので、船内に駐車後は、必要な荷物を持って客室へと移動します。(輪行の場合は袋詰め後に徒歩での乗船)

【写真】国道九四フェリー:船の1階にある車両用スペース
船の1階にある車両用スペース

④. 到着後に下船準備の指示

フェリーが目的地の港に着くと、船内に下船準備のアナウンスが流れます。このアナウンスとともに甲板への入口が開錠されるので、自動車やオートバイの場所まで移動して、下船の準備をしましょう。誘導スタッフの指示で、順番に下船していきます。下船後は手続きなく、そのまま走り出すことができます。

自転車の積載について

国道九四フェリーへ、自転車は甲板の後方のオートバイと自転車用のスペースに積載可能です。ただし、オートバイと自転車ともに置ける台数が「合わせて5台」と非常に少ないので予約をおすすめします。または、輪行袋に入れることで手荷物扱いとして客室へ持ち込むこともできました。予約がいっぱいの場合は当日枠はないので、念のため輪行袋を持っていくべきでしょう。

輪行とは?

レンタサイクルではなく自分の自転車で自転車旅行をしたいとき、現地までどうやって自転車を運ぶことができるでしょうか。日本では鉄道などの公共交通で自転車を運ぶ場合は、自転車を分解して専用の袋に収納して手荷物として持ち込む「輪行」という手段をとることが多いです。

ゴールデンウィークなどの繁忙期は、オートバイなどに積み残しがでることも。

料金と時刻表

料金設定

普通自動車やトラックなどには、車検証にある車の長さに応じて、車両料金が決められています。この車両料金には運転手1名分の一般座席の料金が含まれています。同乗者がいる場合には、追加で旅客料金を支払います。一般座席の旅客料金に、追加料金を支払うことで展望席や個室も用意されています。

【写真】国道九四フェリー:有料(追加料金)で入ることができる展望席
有料(追加料金)で入ることができる展望席

オートバイや自転車は「二輪車」の枠組みで料金設定がされていて、旅客料金に追加で二輪車料金を支払います。自転車を輪行袋に入れて手荷物として客室へ持ち込む場合は、受託手荷物(預け手荷物)にしない限り通常の手荷物の扱いになるため、無料で持ち込むことができました。

【写真】国道九四フェリー:車両スペースの隅にあるオートバイ用スペース
車両スペースの隅にあるオートバイ用スペース

また、これらの車両料金や旅客料金の他に「燃料油価格変動調整金」いわゆる燃料サーチャージが追加でかかります。

予約の方法

国道九四フェリーの公式ウェブサイトまたは電話にて、事前予約ができます。インターネット予約や往復チケットには所定の割引があります。

時刻表

【写真】国道九四フェリー:船からの佐賀関港の風景
船からの佐賀関港の風景

国道九四フェリーは、取材時の時刻表では、7時台~23時台までにおよそ1時間に一便程度の頻度で発着しています。佐賀関発が毎時0分発、三崎港発が毎時30分発という感じです。お昼の便は臨時便のみとなっていて、普段は2時間ほど間が空きます。また、船がドックに入っている期間は特別な「ドックダイヤ」になり減便されます。

最新の料金や時刻表は、国道九四フェリーの公式ウェブサイトにて必ずご確認ください。

ご利用の際には、最新の情報を必ず確認するようにしてくださいね!

船内の設備や様子

現在、国道九四フェリーで運用されている船舶は、2012年就航の「速なみ」、2016年就航の「遊なぎ」、2021年就航の「涼かぜ」の3隻です。どの船もサイズはほぼ同じで、定員も300名弱という規模になっています。またどの船も、1階部分が自動車やオートバイを駐車する車両スペースで、2階と3階に旅客スペースです。「涼かぜ」には57台の車両を積載でき、3台の中で最も大きなキャパシティです。

【写真】国道九四フェリー:船の中に飾ってあった遊なぎの模型
船の中に飾ってあった遊なぎの模型

椅子とフラットの一般席のほかに個室や展望席があるといった設備はほぼ変わりませんが、それらの配置やデザインなどが異なります。最も新しい船である「涼かぜ」のデザインが最もモダンで、カラフルで明るい印象になっています。バリアフリー対応や授乳室やキッズスペースなども新設されています。一方で「遊なぎ」や「速なみ」はややクラシカルな印象です。

フェリー速なみ遊なぎ涼かぜ
船体デザイン青ライン2本赤と青のライン青と黄色
就航開始2012年2016年2021年
旅客定員292名292名292名
車両積載※48台51台57台
2輪車積載5台5台5台

※乗用車で換算した場合の積載数。

自分の乗る便に、どの船がくるかも楽しみのひとつですね!

速なみ

実際に、国道九四フェリーに乗船した時に、船内の様子を写真撮影させていただきましたので、船ごとに紹介したいと思います。まずは2012年から就航している「速なみ」です。

【写真】国道九四フェリー(速なみ):館内案内図
速なみに掲示されている船内案内図

速なみに掲示されている船内案内図です。速なみの船内の2階と3階の旅客スペースはこのようになっています。自動車やオートバイ、自転車を1階の車両甲板スペースに駐車したあとは、階段で旅客スペースへ移動します。この階段を上ると2階の旅客スペースへと出るようになっています。車いすの方なども、エレベータで旅客スペースへと移動することができます。なお、航行中は車両の中や甲板には居ることができません。

【写真】国道九四フェリー(速なみ):2階にある椅子席
2階にある椅子席(一般席)

こちらは、2階の前方にある椅子席です。ここは一般席の扱いなので、追加料金なしで利用する事ができます。速なみの場合は、3人掛け、4人掛けの椅子席がメインです。座席の指定などはないので、空いている席を自由に選んで利用することができます。

【写真】国道九四フェリー(速なみ):2階のフラットスペース(カーペット席)
2階のフラットスペース(カーペット席)

脚を伸ばしてくつろぎたい、少し仮眠を取りたいという方には、こちらのフラットスペースもおすすめです。こちらも一般席の扱いなので追加料金なしで、靴を脱いで平らなカーペットで過ごすことができます。移動中に横になることができるのは、フェリーでの移動のメリットのひとつですね。自転車を輪行するときは、このスペースを活用させてもらっています。

【写真】国道九四フェリー(速なみ):中央の階段で3階へと上がれる
中央の階段で3階へと上がれる

速なみの中央にある階段を上ると、3階の旅客スペースへと移動することができます。2階に比べると3階の座席数やカーペット席のスペースは少ないですが、意外と3階の方がすいていることがあります。3階の展望席や個室前にあるカーペット席は少し隠れたところにあるので穴場的です。

【写真】国道九四フェリー(速なみ):2階と3階にあるデッキスペース
2階と3階にあるデッキスペース

国道九四フェリーのどの船にも、デッキのスペースがあるので、天気のよい日は屋外で過ごすこともできます。風をきって気持ちがいいですし、佐田岬や佐賀関の風景や豊後水道の海のパノラマを眺めることができます。船に乗っている!という感じがしてとてもいいですね。2階のデッキには喫煙スペースもあります。

【写真】国道九四フェリー(速なみ):売店や自動販売機のスペース
売店や自動販売機のスペース

速なみの2階旅客スペースの中央には、売店と自動販売機のスペースがあります。ちょっとしたお土産物やガイドブック、お弁当、スナックなどが販売されていました。佐賀関港や三崎港にも売店があるので、そこでお昼ご飯などを買い込んでから乗船することもできますね。

【写真】国道九四フェリー(速なみ):カップヌードルの自動販売機
カップヌードルの自動販売機

熱湯の出るカップヌードルの自動販売機も設置されていました。少し小腹が空いたときにこれがあると嬉しいです。フェリーにカップヌードル自販機があると、つい買ってしまいます。海を眺めながら食べるカップ麺がとっても美味しく感じるんですよね。

遊なぎ

続いて、2016年就航の「遊なぎ」です。1階に車両甲板、2階と3階に旅客スペースがあるのは、速なみと同じです。

【写真】国道九四フェリー(遊なぎ):
遊なぎに掲示されている船内案内図

遊なぎに掲示されていた船内案内図は、このような感じでした。旅客の定員数は、どの船も同じということだそうですが、こちらの方がゆったりとした印象です。椅子席やカーペット席の配置がだいぶ速なみと違います。

【写真】国道九四フェリー(遊なぎ):2階にある椅子席と展望コーナー(一般席)
2階にある椅子席と展望コーナー(一般席)

遊なぎの2階にある椅子席はこのようなオレンジ色のデザインで、椅子と椅子の間にもゆとりがあるような配置になっていて快適です。窓側にも椅子が設置されていて展望コーナーになっています。海の景色を眺めながら過ごせるとあって、人気のスペースです。

【写真】国道九四フェリー(遊なぎ):3階にある椅子席(一般席)
3階にある椅子席(一般席)

2階中央またはデッキの階段を上ると3階の旅客スペースへと移動することができます。3階にもこのように椅子席があります。2階の椅子席に比べると座席数は少ないですが、こちらの方が混んでいないことが多いです。

【写真】国道九四フェリー(遊なぎ):フラットなカーペット席も充実
フラットなカーペット席も充実

遊なぎの船内にも、2階の後方と左前方、3階の前方に広めのフラット席があります。カーペット敷になっていて靴を脱いで快適に過ごすことができました。こちらも速なみと比べると少し広いような印象で、ゆったりとしたスペースになっています。遊なぎにも、自動販売機や売店が設置されていますので、船内で買い物することができます。

【写真】国道九四フェリー(遊なぎ):2階のデッキスペース
気持ちがいい2階のデッキスペース

2階後方のカーペット席の両サイドから、屋外のデッキへと出ることができます。屋根のようなものがついているので、日陰もあり快適に過ごすことができました。喫煙スペースもこの2階デッキの隅にありました。

【写真】国道九四フェリー(遊なぎ):3階の広いデッキから後方の風景
3階の広いデッキから後方の風景

デッキは、2階よりも3階の方が広々としています。ぐるりと海の展望が広がるので晴れた日などは特に気持ちがいいですね。ちなみに、この3階の広いデッキが緊急時の避難集合場所に指定されていました。

どちらの船も70分の船旅を快適に過ごすことができて、あっという間でした!

ツーリングマップル 中国・四国 2023

【書影】しまなみ海道サイクリングのガイドブック:昭文社ツーリングマップル中国四国2023

 

地図本ツーリングマップル 中国・四国 2024
出版社昭文社
ページ数256ページ
本のサイズ21 x 15 x 1.33 cm
ISBN-13978-4398656971
出版日2024年3月14日

中四国エリアの地図ブック 自転車で長距離ツーリングをする方にも超定番となっている「ツーリングマップル」のシリーズ。「まっぷる」や「ことりっぷ」などのガイドブックからロードマップまで幅広く出版している大手出版社「昭文社」が出版しているオートバイツーリング専門の地図本です。関東甲信越や北海道、関西などのエリアごとに本が分かれていて、それぞれ毎年内容を更新して最新版が発売されています。ゲストハウスやキャンプ場で出会うオートバイ&自転車の長期旅行者が必ずと言っていいほど持っている地図本。エリアごとに専属のライターライダーがいて、ご当地のグルメや観光、おすすめルートの情報が満載なんです。しまなみ海道が掲載されているのは「ツーリングマップル 中国・四国」しまなみ海道とその周辺エリアを広くツーリングする人におすすめの一冊です。Kindle版もあります。

周辺のサイクリング情報

三崎港周辺

愛媛県側の三崎港がある佐田岬から国道197号線の「佐田岬メロディーライン」、伊予灘沿いに「夕やけこやけライン」の国道317号線を進むルートは、「伊予灘・佐田岬せとかぜ海道」という愛称でサイクリングルートが整備されています。愛媛県が県内にサイクリング推奨コースを整備している「愛媛マルゴト自転車道」のルートのうちのひとつです。

【写真】国道九四フェリー:伊予灘・佐田岬せとかぜ海道サイクリングコース
伊予灘・佐田岬せとかぜ海道サイクリングコース

三崎港から佐田岬内の「佐田岬メロディーライン」の区間は、岬の尾根伝いに進む好景観道路で、アップダウンとトンネルが連続する中~上級者向けのコースです。一方で、「夕やけこやけライン」にはアップダウンが少なく、特にJR伊予長浜駅~JR高野川駅までの予讃線沿いの国道317号線はほぼフラットで、四国を代表する好景観ロードです。最近、海に近い駅として有名になっている「JR下灘駅」もここにあります。

佐賀関港周辺

一方で大分県側の佐賀関港周辺も、小規模ながら自転車専用道(サイクリングロード)が整備されていて、サイクリングに適した環境になっています。豊後水道~別府湾を眺めながら海沿いのサイクリングを楽しめます。佐賀関港から西に4kmほどのところには、道の駅「さがのせき」もあります。

【写真】国道九四フェリー:佐賀関周辺のサイクリングロード
佐賀関周辺もサイクリングしやすい環境

佐賀関の岬の先端にある灯台「関岬灯台」までぐるりと半島を周る大分県道635号線「佐賀関循環線」もサイクリングすることが可能です。岬の南側は海沿いのルートで好景観です。黒ヶ浜周辺はガードレールが何もない波打ち際の道になっていて、他にはなかなかないような景色の中をサイクリングすることができます。


このページでは四国と九州を行き来する時に便利な国道九四フェリー(佐賀関港~三崎港)を紹介させていただきました。今回は、普段より広いエリアに目を向けて、四国ツーリングに役立ちそうな情報としてフェリー情報をまとめましたが、基本的にこのウェブサイトでは、主にしまなみ海道の旅情報を発信しています。しまなみ海道サイクリングの詳しい情報は、以下のページにまとめておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

2024年6月15日船の航路

Posted by カワイユキ