【尾道の展望台3選】尾道観光の旅で絶対に訪れたい千光寺や浄土寺の絶景スポット
尾道散策Tips
尾道は広島県を代表する観光地のひとつで、駅からはレトロな商店街がのびていて、山手の住宅密集エリアは散策コースになっています。山手に点在する古寺を巡りながら喫茶に寄ってみたり、野良猫を探してみたり。そんな尾道の町には、尾道水道や尾道の町並みを眺めることができる千光寺公園などの絶景展望台があります。尾道観光でぜひ訪れてほしい展望台を中心に、散策でめぐるカフェやショップなどの情報もご紹介します。
こんにちは。しまなみ海道在住のサイクリスト・カワイユキと申します。しまなみ海道は初心者の方でも自分のレベルに合った情報をもとに準備すれば大丈夫!自転車でゆっくり旅する魅力をお伝えします。
初心者ひとり旅でも安全・安心にサイクリングを楽しめるガイドブックを目指して作っているウェブサイトです。私の記事がもしお役に立ちましたらサポートをお願いします。なお、業者様からの掲載依頼はお断りしています。
尾道
「海が見えた。海が見える。五年振りに見る尾道の海はなつかしい、汽車が尾道の海へさしかかると、煤けた小さい町の屋根が提灯のように、拡がって来る。赤い千光寺の塔が見える。山は爽やかな若葉だ。緑色の海向うにドックの赤い船が帆柱を空に突きさしてる。私は涙があふれていた。」
子ども時代を尾道で過ごした作家・林芙美子。その代表作「放浪記」の中の印象的な文章。尾道の商店街の入口には、林芙美子の銅像とこの一節を記した石碑があります。
- 尾道の絶景を眺める3つの展望台
- サイクリング後の尾道観光のおすすめ
- 尾道の展望台周辺の観光スポット
しまなみ海道周辺も魅力的
広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶサイクリングの聖地「しまなみ海道」の周辺エリアには、素敵な観光地もたくさん点在しています。例えば愛媛県側だと造船とタオルの町・今治をはじめ、日本最古の温泉のひとつ道後温泉や松山城のある松山。広島県側だとレトロな港町・鞆の浦や、歴史的町並み保存地区のある竹原や大崎下島の御手洗、大和ミュージアムやてつのくじら館のある呉などなど。枚挙にいとまがありません。
そんな中でも、特にしまなみ海道と組み合わせる観光として定番なのが「尾道の町歩き」。尾道の山手のエリアは密集した住宅地の道が狭く階段だらけ。レンタサイクルを借りる前か、もうサイクリングを終えて自転車を返し終わってからじっくりと歩いて散策してみましょう。旅程に余裕がある方はぜひ、しまなみ海道スタート前日や、ゴールした後などに尾道を観光する時間もとってみてください。
尾道水道の絶景は必見
尾道市街と向島の間は「尾道水道」と呼ばれる海の水路になっており、早朝から夜まで渡し船やフェリーが頻繁に行き来しています。古くから北前船や内海航行船の重要な港として栄えた尾道の町。港町としての発展の歴史とともに、平地の狭い尾道の町では、山の上へ上へと町が広がっていき、ここにしかない坂の町の風景が作られていきました。
古寺めぐりコースや猫の細道といった散策ルートを迷いながら歩いていると、そこかしこにフォトジェニックでレトロでノスタルジックな風景に出会います。路地が細く、新しく建物を建てたり壊したりすることが難しい尾道の町では、古いものが大切に大切に残されています。
散策のクライマックスは、展望台から尾道の町や尾道水道を見下ろす絶景。尾道観光でぜひ訪れていただきたい絶景展望台をご紹介します。
まずは、尾道で一番有名な観光展望台、「千光寺公園展望台」を紹介していきますね♪
①千光寺公園展望台
尾道の町で一番有名な展望台といっても過言ではないのが「千光寺公園展望台」です。尾道の山手の中腹に建つ大宝山権現院千光寺を中心とした公園「千光寺公園」エリアの頂上付近にある展望台で、UFOのような形をした円形の旧展望台は2021年に取り壊され、完全に新しくリニューアルして「PEAK(ピーク)」という愛称でオープン。現代的なデザインの展望台へと生まれ変わりました。
展望台 | 千光寺公園展望台 |
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住所 | 尾道市東土堂町20-2 |
営業時間 | 終日解放 |
入場料金 | 無料 |
特徴 | 千光寺山の山頂にある尾道の町や尾道水道を一望できる展望台 |
懐かしの旧展望台
半世紀以上にわたって、尾道を代表する風景を一望できる展望台として観光客を迎えてきたレトロな雰囲気の建物でした。中心部分に螺旋階段があり、その中段のガラス窓があるスペースはレストラン&コーヒーショップ「グリル展望」という飲食店が入っており、観光向けの定食や軽食、喫茶メニューなどを提供していました。地元のデートスポットになっていたこともあり、懐かしさも相まって惜しまれつつも「グリン展望」は2020年5月で閉店しました。
旧展望台の屋上スペースはほぼ屋外でとてもシンプルなつくり。円形の建物の形を生かしてぐるりと一周周ることができ、東西南北をパノラマビューで一望、すっきりと晴れた日には遠く四国山地まで見渡すことができました。円形展望台特有の浮遊感もあって、その前時代的な風貌も私はとても好きだったので、取り壊しのニュースを聞いたときはちょっぴりショックでしたね。
リニューアル後の展望台
新しい千光寺公園展望台のデザインは、尾道市のホームページなどで公開されています。景観調和、利便性や快適性、バリアフリー化への対応などを尾道市が求めてプロポーザル(提案重視の選考)が行われ、かなり紆余曲折があったのち、最終的に青木淳さんの螺旋階段と空中回廊を組み合わせたようなデザインになりました。
リニューアル工事にともなって、2021年1月13日から千光寺公園の山頂付近のエリアは立ち入り禁止になっていて、リニューアルオープンとともに再び入れるようになります。尾道市民にも愛されて、尾道観光の象徴的な場所であることもあり、建設工事中から尾道市民やしまなみ海道のサイクリストたちの間でとても話題になっています。
2022年3月29日、平谷尾道市長らが出席した完成記念式典が開かれ、新たな千光寺公園展望台の愛称が「PEAK(ピーク)」であることが発表されました。千光寺山の山頂にあるため、この愛称に決まったそうです。長さが60mほどもある横長の展望台には、特徴的な螺旋階段で登っていきます。尾道のシンボルともいえる展望台のリニューアルで、地元の方や観光客でにぎわいを見せています。
千光寺公園展望台のクチコミ横長の通路みたいな感じになってるので景色を見るにも写真とるにも横の人が写らないからいい。
エレベーターが開いた途端にすんごい高さ。ちょっとたじろぐ高さ。
尾道の街並や尾道水道、島々などぎゅっと詰まってます。
千光寺ロープウェイ
千光寺公園展望台へのアクセスは、尾道駅や尾道商店街方面から徒歩で登るルートが無数にあります。山手の路地を散策する古寺めぐりコースの途中で千光寺公園に立ち寄ることもできます。自転車で坂道を登る場合には、千光寺山の北側を周りこむ形で、山頂付近まで行くことができます。一方、徒歩はつらいという方は、千光寺ロープウェイを使うことで簡単に千光寺公園展望台へアクセスすることができます。
尾道駅から1kmほど離れた場所に「千光寺山ロープウェイ山麓駅」があり、ここからロープウェイに乗ることができます。千光寺公園展望台のある「千光寺山ロープウェイ山頂駅」までロープウェイの乗車運賃は大人往復700円、片道500円です。9:00~17:15の間に15分間隔で両駅を発着しています。ロープウェイからの尾道の風景も素晴らしいので、観光として乗ってみる価値が十分にあると思います。
リニューアルオープン後の千光寺公園展望台は千光寺山ロープウェイ山頂駅から直結しているので、駅からそのまま展望台へと登ることができ、より便利な動線になっています。登りだけロープウェイを使って、下り坂は歩いて散策しながらというプランが私的に一押しです。
千光寺山ロープウェイのクチコミ片道切符を購入。頂上まで行ったらそこからは歩いて下山しました。
ロープウェーは、尾道の「箱庭的景観」が実感できる。
復路は歩きで、千光寺や三重塔などを見ながら下るのがおすすめです。
索道駅 | 千光寺山ロープウェイ山麓駅 |
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住所 | 尾道市長江1-3-3 |
営業時間 | 9:00~17:15(毎時15分間隔運行) |
運賃 | 大人往復700円、片道500円 |
特徴 | 尾道駅から1kmの場所にあるロープウェイ下側の駅 |
続いて、「千光寺公園展望台」へと登ったり下りたりする途中に立ち寄れる観光スポットや、展望スポットをご紹介しますよ♪
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千光寺本堂・文学のこみち
千光寺公園に歩いて登るときには、千光寺山の中腹に建つ「千光寺本堂」にもお参りしてみるといいと思います。舞台のようにせり出した造りをしていて、ここからも尾道水道の景色が美しいです。千光寺という名前は、千年先の光を照らすお寺という意味だそうで、尾道を象徴するような有名な寺院です。
境内には護摩堂や大師堂などいくつかの建物があり、千光寺からは「文学のこみち」という遊歩道で千光寺公園山頂まで歩いていくことができます。文学のこみちには、正岡子規や林芙美子といった尾道ゆかりの作家・詩人25名の詩や短歌などが岩に彫り込まれています。途中には奇岩地帯などもあり、距離が短いわりにとても見ごたえがある山道です。
索道駅 | 千光寺本堂 |
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住所 | 尾道市東土堂町15-1 |
拝観時間 | 9:00~17:00 |
特徴 | 展望のよい舞台のような造りになっている本堂 |
千光寺のクチコミお寺は岩肌に建ってる感じで、珍しい構造です。
巨大な岩がいくつもあって圧巻。
斜面からせり出すような舞台づくりで、ここからの景色は圧巻!
ぽんぽん岩
千光寺の参道の近くに「鼓岩」という巨星があり、叩くとポンポンと音がすることから通称「ぽんぽん岩」と呼ばれています。岩の上に登ることができ、木づちでぽんぽんと叩いてみることもできます。その音の面白さもさることながら、ここからの尾道の町なみや尾道水道の景色も素晴らしいです。まさに目の前に遮るものがないといった感じで、柵も無いのであまり前に行きすぎると危険です。
ぽんぽん岩のクチコミトンカチで叩いてみるとポンポンと低い音で驚きました!
眼下には海岸と街並みが…素晴らしい景観です。
岩には安全のための柵などはない。
天寧寺三重塔と五百羅漢
尾道商店街方面から千光寺公園へと登る参道の途中には、これぞ尾道という感じの三重塔越しの尾道水道の風景が有名です。この三重塔は天寧寺というお寺にあり、尾道の町のシンボルにもなっています。三重塔のフォトジェニックな景色もいいですが、このお寺には江戸時代から明治時代にかけて寄贈された五百羅漢があり、一体一体豊かな表情があり、一見の価値があります。尾道観光でこの写真を撮っても五百羅漢を見逃しがちなので、ぜひお参りしてみてください。
天寧寺のクチコミJRのポスターをみて、同じ写真を撮影したいと思い訪問。
本堂も静まり返っており、非日常感を味わえました。
山門と重要文化財の三重塔は一見の価値があります。
索道駅 | 天寧寺 |
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住所 | 尾道市東土堂町17-29 |
拝観時間 | 9:00~16:30 |
特徴 | 有名な三重塔の景色と圧巻の五百羅漢があるお寺 |
続いて、尾道を観光で訪れる方々に、まだあまり知られていない、とっておきの展望スポットをいくつかご紹介していきます♪
②千光寺公園視点場MiTeMi
せっかく千光寺山の頂上に登ったら、山頂から歩いてアクセスできるもうひとつの展望台「千光寺公園視点場・MiTeMi」にも行ってみるのがおすすめです。視点場というのは眺望がよい場所という意味で“展望台”よりもより簡易的な造りのイメージです。
こちらも同じく尾道の町なみや尾道水道の景色を、千光寺公園展望台とはまた違った角度から眺めることができますよ。特に尾道駅周辺が近く、行き来する船もより近くに感じます。
視点場のクチコミ人もかなり少なく風にあたりながらゆっくりと時間を過ごせました。
千光寺展望台とは少し違うアングルで尾道の町を見下ろせる。
尾道駅から小学校の横を通ってゆっくり歩いて20~30分。
展望台 | 千光寺公園視点場 MiTeMi |
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住所 | 尾道市三軒家町22-29 |
営業時間 | 終日解放 |
入場料金 | 無料 |
特徴 | 尾道駅の裏山にある尾道の町や尾道水道を一望できる展望台 |
元はお城風建築の廃墟
千光寺公園視点場は、もともとお城の形をした博物館、通称「尾道城」が建っていた場所に、建物を解体して土台に手すりをつける形で2022年3月11日にオープン。とてもシンプルな造りの展望台として整備されました。歴史的にこの場所にお城があったわけではないようですがお城風の建物が建っていた名残で、石垣のような形をしています。
この通称「尾道城」と呼ばれていた建物は、尾道駅のちょうど裏手の山の上に1964年に建てられ、1992年の博物館閉館後は30年以上も放置されて廃墟化していました。とても目立つ場所に廃墟の不思議な建物が残っている光景はあまり好印象ではなく、崩壊の恐れもあったので、なんとか活用できないかという声もある中、権利上の問題などでなかなか進まなかったようです。
新しい尾道駅舎と視点場
尾道駅の駅舎を2階建ての近代的な建物に新しく建て直す工事に合わせて、2019年からお城風の建物の解体工事が進められ、駅前からの風景もすっきりとしました。尾道駅から千光寺公園視点場へは1kmほどの道のりで、駅の北側の山の中腹にある「尾道市立土堂小学校」の前からも階段で歩いて登ることができます。視点場は「尾道ビュウホテル セイザン」のすぐ横です。
千光寺公園視点場からの展望は、尾道水道の奥行きを感じられる眺望です。手前には土堂小学校があり、尾道商店街がある町並み、尾道水道を行き来する渡船、向島の造船所が並ぶ風景を一望できます。奥に架かっている橋は、尾道と向島を結ぶしまなみ海道の「尾道大橋」と「新尾道大橋」です。2つの橋は平行して架かっていて、新尾道大橋は高速道路です。
千光寺公園の駐車場
尾道は平らな土地が狭いこともあり、大きな駐車場は多くありません。小さなパーキングが点在していますが、駐車料金が結構高い所も多く、自動車では観光しにくい町かもしれません。東尾道や福山などに駐車して、JRで尾道観光に来る方もいます。千光寺公園展望台や千光寺公園視点場に近いパーキングは「千光寺公園駐車場」です。70台ほど停めることができますが、桜のシーズンなどは駐車するのがかなり困難です。山の北側から周りこむような形で登った先にあります。
パーキング | 千光寺公園駐車場 |
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住所 | 尾道市東土堂町20 |
電話番号 | 0848-22-7354 |
営業時間 | 8:30~17:30(営業時間外無料) |
駐車可能台数(乗用車) | 70台(臨時:約220台) |
駐車料金 | 乗用車600円、オートバイ100円 |
③浄土寺山不動岩展望台
「尾道大橋」と「新尾道大橋」をより近くで、見下ろせる位置からの尾道水道の絶景が見えるスポットが「浄土寺山不動岩展望台」です。尾道駅から少し離れていることと山道を登る必要があるので、尾道観光としてはあまり有名ではない展望台ではありますが、国宝のお寺「浄土寺」や石鎚山を模した本格的な鎖場、山の中に隠れるように転がっている巨石群など見どころも多いです。
不動岩展望台のクチコミ夜景を見るなら、真っ暗な山道なので強力なライトが必要。
浄土寺の裏から、山道を15分位登ったところにありました。
映画「ふたり」で実加が智也に別れを告げたロケ地。
展望台 | 浄土寺山不動岩展望台 |
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住所 | 広島県尾道市尾崎町 |
営業時間 | 終日解放 |
入場料金 | 無料 |
特徴 | 国宝のお寺・浄土寺裏山にある巨石の上の展望台 |
せり出した巨石の上から
浄土寺山へ登るルートはいくつかありますが、分かりやすいのは国宝のお寺浄土寺から、裏山の登山道を登っていくルートです。途中、先述の鎖場経由でも登ることができますが、こちらはかなり急斜面で滑りにくい靴必須でなかなかハード。鎖場を通らなくても普通の登山道があるので、ご安心を。
浄土寺山の標高はおよそ180mなので、ハイキング気分で登れます。この他にも尾道東高校の前あたりから登るルートや、山の北側から周りこむ形で舗装路もあり、山頂付近まで自転車やクルマで登ることもできますよ。
浄土寺山の山頂付近には、「不動岩展望台」「浄土寺山展望台」「憩いの森展望台」の3つの展望台が点在しているのですが、個人的に一番のお気に入りはこの「不動岩展望台」です。「浄土寺山展望台」も展望がいいです。「憩いの森展望台」は、季節にもよるかもしれませんが、木々が茂っていて眺望はそれほど開けていませんでした。
国宝のお寺・浄土寺
尾道の町のはずれの方にあるお寺「浄土寺」は、国宝に指定されている本堂と多宝塔がある尾道の歴史を語る上で欠かすことのできない由緒あるお寺です。聖徳太子が開いたと伝えられているお寺で広島県でも屈指の古刹。室町時代には将軍・足利尊氏とも関係が深かったそうです。本堂や庭園なども拝観できるので、尾道の歴史探訪に立ち寄ってみてはいかがでしょう。
岩屋山の巨石(向島)
向島と尾道を結ぶ尾道大橋の近くにある標高102mの岩屋山には、「岩屋巨石」と呼ばれる巨大な花崗岩の奇岩地帯があり、「古代ミステリーゾーン」としてPRされています。巨石のあるエリアは岩屋荒神社の境内となっており、麓から歩いて登ることができます。巨石の不思議な光景もさることながらここからの眺望もGOODで、しまなみ海道の高速道路を行き来する車や尾道水道を一望できるパノラマビューを楽しめます。夜は道が真っ暗なので少し怖いですが、尾道の夜景を望める絶景スポットとしても知られています。
景色・観光 | 岩屋巨石・岩屋荒神社 |
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住所 | 尾道市向東町104 |
特徴 | 小高い丘の上にある奇岩巨石地帯 |
推しガイドブックをチェック♪
ガイドブック島走BOOKシリーズ 超定番ですがやはり「しまなみ島走BOOK」シリーズは推しです。自転車で世界一周した地元のサイクリングガイド・宇都宮一成さんという方が書かれている自転車旅行者目線の本格的なガイドブックや地図で、たびたび改訂版も出ています。書店にはなかなか出回っていないのですが、Amazon.co.jpで出版元から購入できます。しまなみ海道サイクリングに興味を持ったらまずは最新版を手元に取り寄せておくといいですよ♪
自分で計画するのが好きな人は『しまなみ島走BOOK』、計画が苦手な人には『しまなみ島走PLAN』がおすすめです。
サイクリング後の観光
しまなみ海道サイクリングを今治から尾道まで走り切った後、せっかくだから尾道の町を観光したいという方も多いと思います。尾道観光では坂道が多く、自転車が入れないような場所も多いので、レンタサイクルを尾道港レンタサイクルターミナルで返却してから、徒歩で観光することがおすすめです。
シャワーを浴び着替え
サイクリングで汗をかいたのでシャワーで汗を流したい、サイクリングの服装から観光の服装に着替えたいといった場合も多いと思います。そうした際には、尾道港のすぐそば、Onomichi U2横にあるコインシャワーがとても便利です。しっかり男女別になっていて清潔感もあり、利用可能時間も長く、利用料金もとても安いのでとても重宝しています。
尾道の町を観光
山手エリアの観光
尾道の町の観光エリアは、主に海沿いの平坦な場所にある「商店街周辺エリア」と山沿いの車も入れないような「山手エリア」に分かれています。山手エリアには階段や路地がまるで迷路のように張り巡らされていて、斜面ぎっしりに家々が立ち並ぶ尾道らしい風景の場所です。地域猫も多く、映画のロケ地になった風景もそこら中にあります。「古寺めぐりコース」をメインに気ままに路地散策してみるのをおすすめします。
私のお気に入りは、ひとりお客さんが入ったら満員になってしまうほど小さなパン屋さん「ネコノテパン工房」。洗練されたオシャレ空間で本格的なドリップコーヒーやエスプレッソコーヒーを楽しめる「Lien Onomichi」です。
山手エリアのお店 | 特徴 | 住所 |
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ネコノテパン工房 | 猫の手ほどの小さなパン屋さん | 尾道市東土堂町7-7 |
Lien Onomichi | オシャレ空間でこだわりコーヒー | 尾道市西土堂町10-2 |
活版カムパネルラ | 活版印刷が体験できるお店 | 尾道市東土堂町11-2 |
Airship Coffee | 竹林の気軽なコーヒースタンド | 尾道市東土堂町2-12 |
さくらCafe | 宝土寺近くのくつろげるカフェ | 尾道市東土堂町9-16 |
みはらし亭 | ゲストハウス併設の好景観カフェ | 尾道市東土堂町15-7 |
このウェブページでご紹介した通り、山手エリアには千光寺公園展望台や視点場、千光寺、文学のこみちなどの観光名所も点在しています。千光寺山ロープウェイを使って山頂の千光寺公園展望台まで行くこともできます。
商店街周辺エリアの観光
一方で尾道の「商店街周辺エリア」はまた違った雰囲気です。昔ながらのお店に混じるように、新しいお店も続々とオープンしている今の時代に地方として珍しい、とても活気のある商店街です。素敵なお店が本当にたくさんあるので、私はこの尾道商店街エリアの散策が大好きです。
気になったお店にフラっと入ってみるのもいいですね。意外と商店街のメインストリートだけでなく、横の細い路地を入った所や、海沿いのベイエリアにもお店があります。山手のエリアを散策したのと同じような感覚で、気ままに路地めぐりをしてみると楽しいですよ。
山手にあったパン屋さん「ネコノテパン工房」とはまた違った雰囲気のベーカリーが商店街の中にあり、こちらも大人気になっています。お店の名前は「パン屋航路」。オープン時間近くなど、旅行者も地元の方も混じって、お目当てのパンを買いに行列ができるほどです。商店街周辺エリアには尾道帆布や乾物、レモンケーキなどのお土産のお店もたくさんあるので、尾道のお気に入りをぜひ探してみて下さい。
商店街周辺のお店 | 特徴 | 住所 |
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パン屋航路 | 行列ができる大人気パン屋さん | 尾道市土堂1-3-31 |
Classico | お土産に自家焙煎コーヒー豆を | 尾道市土堂1-3-28 |
桂馬蒲鉾店 | 将棋の形をしたかわいい蒲鉾 | 尾道市土堂1-9-3 |
工房尾道帆布 | 尾道伝統の帆布を使ったバッグ | 尾道市土堂2-1-16 |
Cafeしましま | サイクリストに人気のカフェ | 尾道市土堂2-4-1 |
あくびカフェー | 人気ゲストハウス併設のカフェ | 尾道市土堂2-4-9 |
からさわ | 昔ながらの手作りアイスクリーム | 尾道市土堂1-15-19 |
尾道ブルワリー | 夫婦で営むクラフトビール醸造所 | 尾道市久保1-2-24 |
尾道ラーメンならここ
ここ最近、尾道ラーメンは一番の圧倒的有名店で老舗だった「朱華園」が閉店したことで、新規参入の有象無象の店舗が乱立している状況になっています。初めて尾道に観光に来た方だと、どこに入ったらいいのかよく分からないという状況に陥ること必至です。
行列がとてもできる尾道ラーメンのお店が、必ずしも最高の味とは限りません。とにかくメディアで取り上げられやすい店舗というのはあって、そういった店舗に旅行者が集中しています。そんな中で、地元の人が足繁く通い、尾道駅近くの好立地、回転も速く行列に並びすぎることのないお店をこっそりご紹介します。「尾道ラーメンたに」です。尾道ラーメンの代名詞ともいえる井上製麺所の麺を使っていて、これぞ尾道ラーメンという超スタンダードです。
尾道ラーメン | 尾道ラーメンたに |
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住所 | 尾道市東御所町1-7 |
電話番号 | 0848-23-7800 |
営業時間 | 11:00~20:50 |
定休日 | 木曜日 |
特徴 | 初めて尾道ラーメンを食べる方におすすめのスタンダードな一杯 |
尾道へのアクセス
東京や大阪といった関東・関西の都市部から、しまなみ海道や尾道へ公共交通を使っていく方法にはどんな方法があるでしょう。JR(新幹線や在来線)や高速バス、飛行機など様々な手段でJR尾道駅へアクセスすることができます。しまなみ海道や尾道へのアクセスはこちらのウェブページで詳しくご紹介しています。
このページでは、尾道の観光で訪れたい絶景の展望台をご紹介しました。尾道が起終点となっているサイクリングの聖地「しまなみ海道」サイクリングの情報は以下のページにまとめておりますので、ぜひ参考にしていただければと思います。