
2026年10月1日から高速バス「しまなみライナー」今治~福山線が事前に予約ができるようになります。予約制スタートの背景や運賃改定、しまなみ海道サイクリングやレンタサイクル利用者への影響、繁忙期の対策まで、しまなみ海道在住サイクリストが実体験も交えて解説します。

こんにちは、カワイユキと申します。しまなみ海道在住でこれまで300回以上は走ってきましたが、そのたびに新しい発見があります。初めての方の不安を少しでも減らすヒントになれば嬉しいです。
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しまなみライナーの予約制がスタート
しまなみ海道エリアでの移動によく使われる高速バス「しまなみライナー」について、2026年10月1日から今治~福山線が予約制へと変わるというニュースが発表されました。これまで「予約ができない路線」として知られていたこの区間ですが、今後は事前に座席を確保できるようになるそうです。

しまなみライナーは、地元の方々だけでなく、しまなみ海道をレンタサイクルでサイクリングする方にもよく利用される路線のひとつ。今回はこのニュースの詳細と、レンタサイクルでしまなみ海道を旅する方への影響について、私なりに考えてみたいと思います。
2026年10月から変わること
2026年8月21日、共同運行する中国バス、鞆鉄道、瀬戸内運輸、瀬戸内しまなみリーディングの4社から、高速バス「しまなみライナー」(今治~福山線)についての発表がありました。2026年10月1日(木)より、これまで予約ができなかったこの路線が全便予約制へと移行するそうです。予約の受付は乗車日の1か月前から可能になるとのことです。
なお、もうひとつの「しまなみライナー」である今治~広島線は、以前から完全予約制の路線なので、今回のニュースとは関係ありません。同じ名前なので少し紛らわしいですが、しまなみ海道サイクリングでよく利用される今治~福山線の方の「しまなみライナー」についてのことです。
繁忙期の満席問題が背景に
これまで今治~福山のしまなみライナーは前もって予約することができない路線だったので、繁忙期には予定していた時間のバスが満席になってしまうことも。次の便を案内されるケースもあったそうです。帰省の人もよく利用する路線なので、特にゴールデンウィークやお盆、年末年始などに利用者が集中します。
高速道路を走るバスのため、路線バスのような立ち乗りができず、座席数の分しか乗車できないという事情もあります。事前に座席を確保できるようにすることで、当日乗れるかどうか分からないという不安を解消したいというのが、今回の予約制導入の背景のようです。
空席がある場合は、これまで通り予約なしでも乗車できるとのことなので、その点は少し安心かなと思います。

必ず予約をしないとバスに乗ることができなくなる、という事ではないようで安心です。
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自転車旅行への影響と私の考え
繁忙期以外の影響は限定的かなと感じます
私自身もこの路線をよく利用するのですが、連休などの繁忙期ではない平日に、満席で乗れなかったという経験は今のところありません。空席があれば予約なしでも乗車できるとのことなので、繁忙期を避けたサイクリング旅行であれば、そこまで予約について神経質になる必要はないかな…と感じています。
とはいえ、初めてしまなみ海道を訪れる方にとっては「乗れるかどうか分からない」という状態自体が不安だと思うので、心配な方は空席状況を確認しながら、余裕を持って予約しておくと安心ではあると思います。
返却後のバス利用は少し工夫が必要に
しまなみ海道サイクリングでは、片道サイクリングの復路はもちろん、一部の島だけをサイクリングするようなプランで、このバス路線は利用されることが多いですね。例えば、レンタサイクルを途中の島のターミナルへ返却したあとに、しまなみライナーで今治や福山(尾道)方面へ移動するといったパターンです。
この場合、サイクリングの進み具合によって、何時にターミナルへ到着できるかが事前には分かりにくいので、早めの予約が難しいケースもありそうです。始発バス停の発車10分前まで、その便の予約を受け付けているとのことなので、レンタサイクル返却後にしまなみライナーの利用を考えている場合は、サイクリングの途中や終盤で、スマートフォンから空席状況をチェックしておくと安心かなと思います。

繁忙期に、どの時刻の便にどこから乗るかが事前にはっきり分からないケースで影響がありそうです。
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スムーズに旅を楽しむためのヒント
バス移動を先にするプランニング
繁忙期にしまなみライナーの利用を確実にしておきたいという方には、先にバスに乗って島へ移動し、そこからレンタサイクルを借りてサイクリングをスタートするという、順番を入れ替えたプランもひとつの方法かなと思います。
この方法であれば、バスに乗る時刻をあらかじめ確定させやすいので、事前予約もしやすくなります。レンタサイクルを借りる時間も、バスの到着時刻に合わせて予約しておけば、島に着いてからスムーズにサイクリングをスタートできると思います。
ネット予約と割引運賃の活用
しまなみライナーの予約は、インターネット予約サービス「発車オーライネット」のほか、電話(両備グループ高速バスコンタクトセンター)や、せとうちバスの窓口でも受け付けているそうです。予約は乗車日の1か月前から可能とのことなので、繁忙期に利用を予定している方は、早めにチェックしておくと安心です。
- インターネット予約:発車オーライネット
- 電話予約:両備グループ高速バスコンタクトセンター(9:00~17:30)
- 窓口予約:せとうちバス各窓口
今回の予約制の導入にあわせて、運賃も改定されます。例えば今治駅前から福山駅前の大人運賃は、これまでの2800円から3300円へと、500円ほどの値上げになるようです。一方で、発車オーライネットでインターネット決済まで済ませると「ネット決済割引運賃」が適用され、2970円で利用できるとのことです。通常運賃より1割ほど安くなるので、旅費を少しでも抑えたい方は活用してみるといいかなと思います。
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自分のペースで無理のない計画を
輪行を予定している方への注意点
レンタサイクルではなく、自分の自転車をしまなみライナーに輪行して、今治と福山の間を移動しようと考えている方もいらっしゃると思います。現時点では、トランクの荷物スペースに余裕がある場合に限り、輪行袋に入れた自転車を積み込むことができるようになっています(今治駅前のバスターミナルにも輪行可能の貼り紙あり)。
10月からの予約制のもとで同様の扱いになるのかは、今のところ発表されていないようです。自転車の積み込みを予定している方は、電話で予約する際に、輪行袋の自転車を積めるかどうかをあわせて問い合わせておくと安心だと思います。
最新情報をチェックして準備を
このほかにも、2026年10月3日からは、土日祝日限定で今治駅前を5時50分に出発する「早朝ダイレクト便」が新設されるそうです。福山駅前へは7時10分に到着し、山陽新幹線への乗り継ぎがイメージされたダイヤになっているとのことです。

また、今治側の発着地が今治駅前に統一されることで、これまで停車していた今治港の「今治桟橋」バス停には停車しなくなるそうです。しまなみ海道を旅する方の多くは今治駅前を利用されると思うので、影響は少ないかなと感じています。時刻表や運賃はこれから改定される部分も多いので、最新の情報は乗車前にあらためて確認しておくのがおすすめです。
今回は、しまなみライナーの予約制導入についてまとめてみました。バスの予約というと少し身構えてしまうかもしれませんが、事前にポイントを押さえておけば、それほど難しいことはないと思います。しっかり準備をしつつも、当日は予定通りにいかない寄り道も含めて、ご自身のペースでしまなみ海道の自転車旅を楽しんでいただけたら嬉しいです。
このページでは、高速バス「しまなみライナー」の事前予約制開始のニュースとその影響についてご紹介しました。私のウェブサイト「しまなみ自転車ツーリングTips」では、初心者の方でも安心して楽しめるしまなみ海道サイクリングの情報をまとめています。ぜひ大島の海沿いの絶景ルートも旅程に取り入れてみてくださいね。



