【料金改定】しまなみ海道レンタサイクルはどれくらい値上げ？

2023年8月22日2024年2月26日

しまなみ海道サイクリングで最も一般的なしまなみジャパンによる公共のレンタサイクルで、2023年9月1日よりレンタサイクル料金の改定があることが発表されました。クロスバイクやシティサイクルの貸出を始め、タンデム自転車や電動アシスト付き自転車のレンタル料金が変更されます。また、以前までの保証料金（乗捨て料金）のシステムが廃止され、よりシンプルな料金体系になります。これにより、借り方によって料金の値上げが随分変わってくるので、そこを解説したいと思います。

しまなみ海道のレンタサイクル

しまなみ海道サイクリングで最も利用されるレンタサイクルである公共のレンタサイクル（しまなみジャパンが運営）。今治駅前や尾道港をはじめとしたしまなみ海道沿線に10ヶ所ほど設置されたレンタサイクルターミナルで、貸出しと返却ができるため、片道のサイクリングや、しまなみ海道の一部をサイクリングするような旅程にもとても便利です。

どこでも返却することができるのは、初めてしまなみ海道をサイクリングするという方にもありがたいですね。体力や時間的に途中で厳しくなれば、レンタサイクルを途中の島で返却して、あとはバスやフェリーなどの公共交通で移動するといった途中リタイヤもできます。

しまなみ海道のレンタサイクルには、このしまなみジャパンの公共レンタサイクル以外にも、ジャイアントストアなど民間のレンタサイクルもあります。高品質なロードバイクを借りたい、電動アシスト自転車を借りたいなどの、多様なニーズに応じて様々なレンタサイクルサービスを活用することができます。今回、料金の改定と運用方法の変更があったのは、しまなみジャパンが管理運営する「公共のレンタサイクル」です。

レンタサイクル料金改定の発表

「しまなみ海道の公共レンタサイクルの各貸出料金と運用の仕方が2023年の9月1日より変更される」ことが、しまなみジャパンの公式ウェブサイトにて2023年6月14日付でありました。昨今の様々な価格の高騰がありますし、公共のレンタサイクルには長年、自転車の整備不良の問題があると言われていましたので、個人的に「適正な料金で最低限の整備品質を確保できるようになってほしい」と願っています。

2023年9月1日から料金改定（値上げを含む）、運用の見直し等を行います。

しまなみジャパン

6月の発表段階では、9月以降にレンタサイクル料金が改定されることのみが公開されました。詳しい価格の内容や運用方法の変更点などは「未定」とのことでした。7月中旬ごろにHP、SNS等でお知らせしますということで、現在は、その詳しい内容も発表されています。しまなみジャパンのウェブサイトで公開された内容と、実際に現地でレンタサイクルターミナルのスタッフの方にお話を伺ってきましたので、ご紹介しようと思います。

※読み込みが遅くならないようにページを分けさせていただきました。