【夏はフランス旅気分】初めてのツールドフランス観戦はこれさえ知っておけばOK

【タイトル】初めての観戦!ツールドフランスはこれさえ知れば楽しめる

「自転車レースって何が面白いの?」そんな疑問に、自転車歴10年以上の旅人が答えます。世界最大のレース「ツール・ド・フランス」を、美しい景色やチームの絆を楽しむ“バーチャルな旅行”として解説。初心者でもすぐ分かる基本ルールやジャージの意味、夜のまったり観戦術まで、初めての視聴を優しくガイドします。

こんにちは。しまなみ海道在住のサイクリスト・カワイと申します。普段の私は、しまなみ海道は初心者の方でも自分のレベルに合った情報をもとに準備すれば大丈夫!と、自転車でゆっくり旅する魅力をお伝えしています。

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ただ自転車で走るだけの映像が面白いの?

ツール・ド・フランスは本当におすすめ

今回はしまなみ海道解説とは趣きを変えて、自転車レース観戦の楽しみ方について書いてみようと思います。自転車レースと聞くと、日本では競輪のイメージが強いかもしれませんが、世界には公道を舞台にした壮大なロードレースがあり、その最高峰が「ツール・ド・フランス」です。サッカーW杯やオリンピックに並んで世界三大スポーツイベントのひとつに数えられる超人気レースです。

【イラスト】ツールドフランス:欧州三大レースのグランツール
欧州3大レース、グランツールの世界へ

私自身はレースに出場したことはなく、のんびりとした散策サイクリングが好きなんですが、毎年7月に開催されるツール・ド・フランスの中継を見るのだけは楽しみになっています。グランツールと呼ばれる欧州三大レースには他にジロ・デ・イタリア(イタリア一周)やブエルタ・ラ・エスパーニャ(スペイン一周)がありますが、フランスは別格です。

初めて見る方にとっては、ただ自転車で走っているだけの映像に思えるかもしれませんが、そこには「旅」や「ドラマ」が詰まっています。今回は、初心者の方でもツール・ド・フランスの中継を楽しめるような、これさえ知っていればOKという基本的なルールや見どころをご紹介したいと思います。

フランス語でLe Tour deは「ぐるりと一周」、tourは周回や周囲、輪といったイメージの単語です。つまりツール・ド・フランスは「フランス一周」を意味します。

しまなみ海道でサイクリングに興味をもったら、自転車レースの世界もぜひ覗いてみてください♪

フランスの絶景や田舎の風景も美しい

空撮映像で楽しむ旅気分

ツール・ド・フランスは、3週間かけてフランス(近隣の国を走るステージがあることも)を一周する世界最大の自転車レースです。世界のトップ選手たちだけが参加を許され、毎日違う町や村を進みます。アルプスの険しい山々や歴史ある古城、美しいひまわり畑やぶどう畑、古い石畳の街並みなどを駆け抜けていきます。

【イラスト】初心者ツールドフランス:ヘリコプター映像で楽しむ旅行気分

中継で特に印象的なのが、上空からのヘリコプター映像。レースの状況を伝えるだけでなく、その土地の風景をたっぷり映してくれます。スポーツ中継なのに観光番組の要素もあり、時速40km以上のスピード感と、のんびりした牧歌的風景のコントラストが個人的に大好きなんです。

ツール・ド・フランスの公式ウェブサイトなどで現在の選手たちの位置やルートが分かる走行マップを見ながら観戦すると、ちょっとしたフランス旅行をしているような気分を味わえるのでおすすめです。モンサンミッシェルのような観光名所だけでなく、日本人がフランス旅行でまず訪れないような田舎町や村が次々と登場するのもいいんです。

沿道のユニークな応援

ツール・ド・フランスは、フランスの地域振興や観光PRの側面も持っています。毎年コースが変わるため、自分の町や村を選手が通ることが決まると、地域全体がとても盛り上がるんだそう。日本で言うと、「箱根駅伝が今年は私の町を通る!」みたいな感覚に近いでしょうか。もちろん箱根駅伝は毎年決まったルートですが。

ツール・ド・フランスでは沿道で延べ1300万人から1500万人以上が観戦すると言われています。農業大国フランスらしく、中継を観ていると、牧草ロールを使った巨大な自転車のアートを作ったり、畑で人文字を作って歓迎したりするのほほんとした風景が映し出されます。一方、アルプスやピレネーでは何日も前からキャンピングカーなどで待ち構えたファンによる応援があり、熱狂的です。

私も一生に一度でいいので、現地でツール・ド・フランスを観戦してみたいです♪

個人戦に見えて、実は究極のチーム戦

エースとアシストの役割分担

どのスポーツを観戦する時もそうですが、基本的なルールを知っておくとその競技や大会を楽しめますね。ツール・ド・フランスのようなステージレースでは、その日(区間)の優勝「ステージ優勝」とレース全体の優勝「総合優勝」が設定されています。最終日にパリへゴールした際、全日程の累積タイムが一番短い選手が総合優勝となり、これが至高の目標です。

【イラスト】初心者ツールドフランス:エースとアシストで成り立つチーム戦

ロードレースは個人戦に見えますが、実はチームスポーツです。各チームには、総合優勝やステージ優勝を狙うエースと、それを助けるアシストという役割が明確に分かれています。アシストの選手たちは、エースの風よけになったり、後方から飲み物のボトルを運んできたり、集団のペースをコントロールしたりと、自分が勝つためではなくエースを勝たせるために走ります。

実はレースがあまりに過酷すぎるため総合優勝を狙える選手(つまりエース)は参加選手の中でもひとにぎりなんです。毎日のレース展開に食らいついていき、とんでもない山もトップスピードで登れて、タイムトライアルもめっちゃ速い。エースはオールマイティに全部できる万能選手である必要があります。加えてチームメイトの助けがないと完走すら難しいんです。

日本語解説が絶対におすすめ

ツール・ド・フランスの中継を見ていると、「レース中なのに選手たちが喋ったりしてゆったりしているなぁ」とか「なぜかあのチームがいきなりペースを上げ始めたぞ」など不思議な場面が出てきます。実際、私も最初「なぜ?」と思うことが多かったです。こうしたチーム内の役割やレース展開、選手間の紳士協定とも言われる暗黙のルールを丁寧に教えてくれる、日本語の実況解説付きの放送を見るのが絶対におすすめです。

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カラフルなジャージのルール

これだけ知っておきたい4つの特別ジャージ

ロードレースの中継を見ていると、チームのユニフォーム(ジャージと言います)とは違ったカラフルなジャージを着ている選手がいます。これは単なるデザインではなく、成績が優秀な選手だけが着ることを許される「特別ジャージ」で、選手みんなはこれを着たがっています。大会によって色が違うのですがツール・ド・フランスでは

【イラスト】初心者ツールドフランス:象徴的なジャージ4種
  • マイヨ・ジョーヌ(黄色):累積タイムが一番速い、総合トップの選手が着る証です。1日だけでもこの黄色のジャージを着ることは選手たちの夢であり、孫の代まで語り継がれるほどの名誉だと言われています。
  • マイヨ・ア・ポワ・ルージュ(赤の水玉):山岳賞のジャージです。コース上に設定された山々には難易度(超級、1級、2級など)に応じてポイントが設定されており、最もポイントを稼いだ選手が着用します。
  • マイヨ・ヴェール(緑):ポイント賞のジャージです。ゴール地点や途中の中間スプリント地点での順位に応じたポイントの合計で争われます。平地をハイスピードで駆け抜けるスプリンターたちの目標です。
  • マイヨ・ブラン(白):新人賞のジャージです。25歳以下の選手の中で最も累積タイムが速い選手が着用します。

といった4色のジャージが設定されています。このように、総合優勝だけでなく、選手の個性(山が得意、スプリントが得意、独走が得意など)に合わせて狙える賞がいくつも用意されているため、それぞれのチームや選手が違う目標を持って走っているのも面白いところです。

各国のチャンピオンは国旗デザインの特別ジャージ(日本だと日の丸)を着ていますね。

日替わりで楽しめるステージ設定

逃げと集団の駆け引き

全21ステージからなるツール・ド・フランスは、1日1ステージでレースが行われます。1ステージの距離は100km~300kmほど。それぞれの日は「平坦」「丘陵」「山岳」など、異なる特徴を持ったコースが設定されています。下のようなコースの断面図を見るとステージの特徴が分かりやすいです。

【イラスト】初心者ツールドフランス:各ステージの難易度は断面図で示されることが多い
各ステージの難易度は断面図で示されることが多い

レースの基本的な構図として、少人数の選手が先行して逃げ切ることを狙う「逃げグループ」と、その後ろから追いかける「メイン集団」という形になることが多いです。これは、普通に戦ったら中継にも映れないチームや選手が目立つため(スポンサー的にも大事)でもありますが、集団で何かが起きたときに“もしかしたらの展開”を狙っているからです。中継では集団間のタイム差が表示されます。

【イラスト】初心者ツールドフランス:逃げ集団とメイン集団のイメージ

空気抵抗の影響が大きい自転車レースでは、大人数で走ったほうが圧倒的に体力を温存できます。少人数で走る逃げは本当に大変です。メイン集団は逃げがどのくらい前にいるかを把握して、ペースをコントロールします。レース展開がカオスにならないためにも、この逃げとメインという構図は大切です。

平坦なステージでは最後に集団が逃げを捕まえて、短距離が得意な選手たちによる超高速のスプリント勝負になりやすいですが「もしかしたら逃げ切れるか?」という楽しみがあります。山岳の日は総合優勝を狙うエース同士の過酷なタイム差を巡る戦いになりやすいです。

ステージの特徴によって優勝を狙う選手やチームが変わるので、毎日違った展開を楽しめます。

日本はツールドフランス観戦にベスト

夕食後にのんびりと楽しむ

ヨーロッパで行われるスポーツ中継は深夜になることが多いですが、ツール・ド・フランスはフランス現地のだいたいお昼過ぎごろからレースがスタートします。時差の関係でちょうど日本は夜、おおよそ19時から25時頃に放送されます。仕事終わりや寝る前の時間に見やすい!私は、ツール・ド・フランスは日本人が一番見やすいのではと思っています。

【イラスト】初心者ツールドフランス:日本は観戦しやすい時間帯に中継

1ステージ200kmもの長距離レースなので、正直、レース展開的に“特に何も起きない時間帯”もあります。私がおすすめするのは「最初から全部見なくてもいい」という気楽な見方です。レースは数時間に及びますから、夕食後にフランスワインやコーヒーを片手に、美しい景色を眺めながらまったりと観戦するのがちょうどいいかなと感じます。

スタートから見なくても、最後の1時間やゴール前の30分だけ見ても十分な熱気と面白さが伝わってくるはずです。だいたい中継の途中では、スタートからのレース展開を振り返るハイライトも流れます。自転車レースを流しているスポーツバーなどが近所にあれば、そうした場所の雰囲気を楽しむのも一つの手かもしれません。

事前の知識なしで観るのも良し!

初めて観戦する時は、詳しい選手の名前や細かなルールをすべて覚える必要はありません。実はロードレースはスポンサーの関係でチーム名が変わることも多いスポーツです。なので「あの青いチーム」「あのヒゲの選手」といった応援からでOK。まずは中継で取り上げられる注目選手から、推し選手を見つけるのがおすすめです。ジャージのデザインで推しチームを選んでみるのもいいですね。

大会の序盤、特に第1ステージなどは、放送局の無料放送や動画配信サイトで無料開放されることも多く、実況や解説の方々も初心者に向けた丁寧な説明をしてくれるので、初めて見るにはベストなタイミングです。もちろん無料開放は毎年の確定事項ではないので、その年の情報をチェックしてみてください。

どのスポーツもそうですがどこの放送局やどのサービスで配信されるのかは放映権によります。ツール・ド・フランスは2000年代後半から継続してJ SPORTSが放送していますが、最新の視聴方法は有料放送契約前に必ずチェックしてください。まずはフランスの美しい景色を楽しむ観光番組を見るようなつもりで、ぜひ一度、ツール・ド・フランスの中継を覗いてみてくださいね。

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まずは、ツール・ド・フランス開催中の1か月間だけ契約してみるというのもありだと思います!


このページでは初心者でも楽しめるツール・ド・フランスについて紹介しました。私のこのウェブサイト「しまなみ自転車ツーリングTips」では主に、初心者でも楽しめるサイクリングの聖地、しまなみ海道の情報をまとめています。素敵なヘルメットを手に入れたら、ぜひしまなみ海道サイクリングにお越しください。素晴らしいサイクリングロードと瀬戸内海の風景が待っていますよ!

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