
しまなみ海道サイクリングに向かい風は大敵。向かい風は進みづらく体力も奪われるため、所要時間にも影響。風予報も忘れずに確認するといいですね。風の情報を集めて快適で安全なサイクリングを目指しましょう。

こんにちは、カワイと申します。しまなみ海道在住でこれまで300回以上は走ってきましたが、そのたびに新しい発見があります。初めての方の不安を少しでも減らすヒントになれば嬉しいです。
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しまなみ海道をサイクリング
初心者でも挑戦しやすい
サイクリングの聖地として世界中から自転車旅行者が訪れるしまなみ海道があるのは、瀬戸内海の西側、広島県尾道市と愛媛県今治市です。いくつもの島が橋で繋がっており、自転車や歩行者でも自由に行き来できるような作りになっています。

しまなみ海道では、乗捨てが比較的自由にできるレンタサイクルや、自転車旅行者向けの宿泊施設も充実。サイクリング上級者だけでなく、初心者でも踏破に挑戦しやすい環境が整っています。長距離の自転車旅行は初めてという方も多いのは、しまなみ海道サイクリングの特徴の一つだと思います。

瀬戸内海ならではの穏やかな海や、のどかな島々の風景の中を自分のペースでゆっくりと旅ができるのがしまなみ海道サイクリングの大きな魅力です。普通は自転車で渡ることができないような大きな橋も渡ることができるというのも、ここしまなみ海道ならではの体験になるのではと思います。
どちらを出発すべきか
しまなみ海道の一部だけをサイクリングすることもできますが、やはり今治~尾道間の全線を自転車で完走したいという方が多いです。全線踏破のサイクリングの場合、よく話題になるのが「尾道を出発するのがいいのか、今治を出発するのがいいのか」という問題です。

しまなみ海道サイクリングの有名なガイドブック『しまなみ島走BOOK』には、今治を出発した方が追い風の恩恵をうけやすい記述があり、他のウェブサイトでも今治スタートがおすすめという記述をよく目にします。私のウェブサイトのスタート地点について扱った記事でも、アップダウンと風向きの傾向から今治スタートをおすすめしています。
今回このページでは、今治スタートをおすすめする根拠のひとつになっているしまなみ海道の風について、向かい風のリスクや傾向を詳しく調べてみました。
- しまなみ地域の風向きや強さの傾向
- 基本は今治スタートがおすすめの理由
- 風予報のチェックの仕方
気象データを詳しく見ていくと、しまなみ海道では西寄りの風の日は風が強くなりがち。普段は東寄りの弱い風の日が多いという傾向が見えてきました。

風のことを知って、より快適で安全なしまなみ海道サイクリングを楽しんでください。
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前提:瀬戸内海と風の通り道
まず、しまなみ海道がある瀬戸内海の地形と風の通り道について簡単に触れておきたいと思います。
瀬戸内海の風の特徴
しまなみ海道は瀬戸内海の西寄りの場所に位置しています。瀬戸内海は、本州の中国山地と四国の四国山地に挟まれた海で、四方を陸で囲まれた地中海のようになっています。気候の分野では「瀬戸内海式気候」などと呼ばれる特徴的な気候の地域です。

太平洋や日本海側から吹いてくる風は、山地の壁にブロックされるような形になり、特徴的な風の通り道ができることが多いそうです。中国山地や四国山地を回り込むように、関門海峡や豊後水道、紀伊水道などが風の通り道になり、瀬戸内海では東寄りの風や西寄りの風が吹いています。
中国山地や四国山地に囲まれた瀬戸内海では、南北よりも東西方向に風が吹きやすいと言われています。
こうした特徴を踏まえ、続いてしまなみ海道の実際の気象データ(気象庁)から、サイクリングで影響する風向きや風の強さについて見ていこうと思います。

データを見ていくと、普段の日と強い風が吹く日では、風向きの大きな違いがありそうです。
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しまなみ海道の風
西の風なら今治出発がおすすめ
まず、しまなみ海道の起終点、今治と尾道の位置関係を見てみましょう。地図を見ると、今治のほうが尾道よりも西側に位置してます。しまなみ海道には瀬戸内海を南北に渡るイメージがあるかもしれませんが、実際には南西から北東方向へ斜めに架かるルートです。

大まかには、西風なら今治出発、東風なら尾道出発が追い風気味となります。
しまなみ海道の風の特徴
気象庁のウェブサイトで公開されている過去の気象データ(大三島や生口島、今治のアメダス)を見ると、しまなみ海道周辺エリアの年ごとや月ごと、日ごとの詳しい気象を知ることができます。これらの気象データには「風向・風速」の項目があるのでここを参照してみました。
最多風向は東の風

2022年1月1日~2025年12月31日までの期間で、大三島・今治・生口島の3地点の気象データを調べてみました。風が穏やかな日(平均風速3m/s以下)に多く見られる「最多風向」の傾向です。
| 地点 | 平常時の主な風向き | 2022~2025年を分析した特徴 |
|---|---|---|
| 生口島 | 北東・東北東・東 | 大三島と同様に北東系統の風が吹く日が多く、これらは基本的に弱い風です。 |
| 大三島 | 北東 | 多くの日で「最多風向」が北東に集中しており、平均風速も1.5〜2.5m/s程度と安定して穏やかです。 |
| 今治 | 東北東・東・東南東 | 穏やかな日は東寄りの風が吹く頻度が高く、最多風向として現れます。 |
まずは、「風向・風速」の最多風向、つまり最も頻度の多い風向きの項目に注目してみました。季節やアメダスの設置場所などによっても違ってくるのだと思いますが、このエリアの最多風向は、北東、東、北北東など東寄りの風の日が多いようです。例えば、サイクリングの方が多い8月~10月の大三島を見てみると最多風向は「北東」が圧倒的です。

その日の気圧配置などにもよるのでしょうが、紀伊水道や京都・兵庫方面の比較的低い場所から流れ込んだ風が、東から西に向けて瀬戸内海を通り抜けていく日が多いようです。最多風向だけを考えると、しまなみ海道サイクリングでは尾道を出発して今治を目指す方が、追い風の頻度が多く楽なように思いますね。
最大風向は西の風
一方で、最大風向、つまり最も風が強かった時の風向きに注目してみると、最多風向とは違った傾向があるようです。大三島や生口島、今治のどの地点の月ごとの最大風向をみても「西南西」と、西寄りの風であることが圧倒的に多いんです。強い風は、九州と四国の間の豊後水道を通ってくる風の時に吹きやすいことが分かります。
| 地点 | 主な強風の向き | 2022~2025年を分析した特徴 |
|---|---|---|
| 生口島 | 南西・西南西 | 強風時は南西寄りの風が非常に多く、最大風速が10m/s前後まで達する日がまれにあります。 |
| 大三島 | 西南西・南西 | 最大風速が上がる際は西南西や南西の風が多く、10m/sを超えることもあります。 |
| 今治 | 西北西・西 | 最大風速が10m/sを超える日は、ほぼ一貫して西北西の風です。 |
東寄りの風は、風の通り道の距離も長く、途中に障害物となる島々なども多いので、強い風になりにくいのかもしれません。西寄りの風が吹くときには、太平洋から風の通り道の距離も短く、途中に障害物が少ないので強い風になりやすいのだと思います。

気象データから見てみると風の強い日は、しまなみ海道サイクリングでは今治を出発地点にして尾道を目指したほうが追い風の恩恵を受けやすいと言えます。逆に言うと、こうした日は尾道からスタートすると向かい風気味になり、予想以上に時間と体力を使ってしまうことになるかもしれませんね。
- しまなみ海道では西寄りの風の日は風が強くなりがち。
- 普段は東寄りの弱い風が吹いている日が多い。
しまなみ海道の風には「通常は東寄りの弱い風が吹いていることが多く、西寄りの強い風が吹く日がある」という特徴がありそうです。
今治スタートがおすすめ
風速8m/sを超えるような強い向かい風はサイクリングの大敵です。そうした強い風が西から吹くことを考えると、今治をスタートして尾道を目指すルートの方が、強い向かい風になるリスクが少ないと言えると思います。

様々な書籍やウェブサイトで「今治スタートがおすすめ」という記述は、こうした気象観測データからも裏付けられるんですね。たしかに、しまなみ海道を何度もサイクリングしている体験からも、向かい風でしんどいなと感じるのは、今治方面へ進んでいる時(本州→四国)が多いように思います。

今治でレンタサイクルを借りる場合、公共のレンタサイクルなら「今治駅前サイクリングターミナル」と「サンライズ糸山」の2か所があります。クロスバイクや電動アシスト付き自転車は、尾道のレンタサイクルターミナルをはじめとしたその他エリアのしまなみレンタサイクルのターミナルで返却できます。
| レンタサイクルターミナル | 今治駅前レンタサイクル | 今治糸山レンタサイクル |
|---|---|---|
| 施設 | 今治駅前 i.i.imabari! Cycle Station | サンライズ糸山 |
| 住所 | 今治市北宝来町2-773-8 | 今治市砂場町2-8-1 |
| 営業時間 | 8:00~19:00 (冬季は18時まで) | 8:00~19:00 (冬季は18時まで) |
| レンタル車種 | クロスバイク・シティサイクル・電動アシスト自転車・Eバイク | クロスバイク・シティサイクル・電動アシスト自転車・Eバイク・タンデム自転車・子供用自転車など |
| アクセス | 今治駅前のすぐ前なので徒歩1分以内。ブルーラインもすぐ目の前からスタート。 | 公共交通でのアクセスに少し難あり。路線バスは便数が少ないのでご注意。 |
※[冬期]12月~2月はいくつかのターミナルで営業時間が短くなります。
しまなみ海道のレンタサイクルの詳細はこちらのウェブページで紹介していますので、参考になさってください。
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季節ごとの風の特徴
大まかな風の流れ(上空の風の流れ)は上で説明した通りなのですが、サイクリングで走る地面に近い場所では、風向きや風速は地形と海の影響を大きく受けます。特にしまなみ海道のエリアは、数多くの島々が浮かぶ複雑な地形です。島を回り込むような風の吹き方をしたり、島の中央の山から吹き下ろすような風の吹き方をしたりします。
季節による風の特徴
春(3月〜5月)は、全体的に見て風が穏やかな日が多い季節です。ただし、3月頃には「春一番」と呼ばれる強い南寄りの風が吹くことがあります。松山地方気象台によると、夏(6月〜8月)は、海と陸地の温度差によって生まれる「海陸風」の影響を受けやすい季節なんだそう。昼間は海から陸に向かって吹く「海風」、夜は陸から海に向かって吹く「陸風」というように、時間帯によって風向きが変わることがあります。朝のうちは比較的穏やかなことが多い印象です。

秋(9月〜11月)は、台風が通過した直後を除けば比較的風が安定している季節です。行楽シーズンということもあり、この時季を選んでしまなみ海道を訪れる方が多いのも納得できます。冬(12月〜2月)は、西高東低の気圧配置になると、北西の季節風が強く吹く日があります。一方で、風がほとんどない穏やかな日もあるなど、日によって差が大きい季節です。出発前日や当日朝の風速予報の確認が特に重要な時季と言えます。
| 季節 | 特徴 |
|---|---|
| 春 | 穏やかな日が多め(春一番は注意) |
| 夏 | 海陸風の影響が大きい |
| 秋 | 比較的安定(台風には注意) |
| 冬 | 強風と無風の差が激しい |
上の表は春夏秋冬のしまなみ海道エリアでの風の特徴を簡単にまとめたものです。実際の2022年〜2025年の(今治・大三島・生口島)の季節ごとの風の特徴は気象データを元に分析し、より詳しく以下にまとめてみました。こうした情報が必要な方は参考になさってください。
| 季節 | 風の特徴と傾向 |
|---|---|
| 春 | 風向きが変わりやすく、時折強い西風が吹く。 3月はまだ冬の名残で西寄りの風が強く吹く日があります。4月・5月になると東寄りの穏やかな日が増えますが、移動性低気圧の通過にともなって、南西や西北西の突風(春の嵐)が発生しやすい時期でもあります。 |
| 夏 | 年間で最も風が穏やかで、東寄りの風が主流。 多くの日で北東寄りの風が最多風向となり、平均風速も1.5m/s〜2.5m/s程度と安定して弱いです。サイクリングには最も風の影響が少ない季節です(台風接近時や梅雨末期を除く)。 |
| 秋 | 穏やかな東風が多いが、9月は強風に注意。 10月・11月は東寄りの弱い風が吹き、走行しやすい日が多いです。ただし9月は、台風や秋雨前線の影響で一時的に東〜北東の風が非常に強まる日(最大風速10m/s超)が記録されています。11月後半からは徐々に西風の日が増え始めます。 |
| 冬 | 西〜西北西の強い季節風が卓越する。 1年の中で最も風が強く、サイクリングに大きな影響を与える季節です。特に今治では西北西、生口島・大三島では南西〜西南西の強風が吹き荒れる日が多く、最大風速が10m/sを超える日も珍しくありません。 |
詳細な分析を見ると、3月〜5月、12月〜2月は 西寄りの強風が吹く確率が非常に高いため、追い風を利用できる今治スタートが楽に進めそうです。特に冬場に尾道からスタートすると、全行程で厳しい向かい風になるリスクがあります。6月〜11月は基本的には東寄りの風が吹きますが、風速が3m/s以下の「弱い風」であることが多いため、9月の台風シーズンを除いてどちらのスタート地点を選んでも大きな差はなさそうです。
冬のしまなみ海道サイクリングのメリットや注意点はこちらのウェブページにまとめてみました。

しまなみ海道で強い風は西から東へと吹きがちと言えそうです。
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橋の上は特に風が強い?
島の中の道路と比べると、海峡の上空を渡る橋の上はとりわけ風の影響を受けやすい場所です。 周りを遮るものが何もない橋の上では、島内よりも体感として強い風を感じることが多いです。特に、海峡を吹き抜けていくような横風にはハンドルを取られないように注意が必要ですね。
橋によって架かっている方角が微妙に違うので風の感じ方も違いますが、特に注意が必要なのは「来島海峡大橋」です。 全長4kmもある来島海峡大橋は、しまなみ海道の中で最も橋上での滞在時間が長くなります。 特に大島側から今治側へと渡る時には緩やかな上り坂との二重苦になることも。

橋の自転車専用道は幅が狭く、対面方向から来る自転車とすれ違うこともあります。 強い横風が吹いている状況でのすれ違いは、思わぬ接触につながることもあるので気をつけてください。とは言え、 欄干側には寄りすぎないよう、風が強いときはとにかくスピードを落として走ることが大切です。
「風が強くて怖い」と感じたら、無理に自転車に乗り続ける必要はありません。 自転車を降りて押しながら歩いても、ゆっくりでも橋は渡ることができます。 橋の上での安全を最優先に、無理のないペースで渡ってみてください。
推しガイドブックをチェック♪

ガイドブック島走BOOKシリーズ 超定番ですがやはり「しまなみ島走BOOK」シリーズは推しです。自転車で世界一周した地元のサイクリングガイドが執筆した、自転車旅行者目線の本格的なガイドブックや地図です。たびたび改訂版も出ています。書店にはなかなか出回っていないのですが、Amazon.co.jpで出版元から購入できます。しまなみ海道サイクリングに興味を持ったらまずは最新版を手元に取り寄せておくといいですよ♪

自分で計画するのが好きな人は『しまなみ島走BOOK』、計画が苦手な人には『しまなみ島走PLAN』がおすすめです。
向かい風の3つの対処法
向かい風に備えた計画を立てることが理想ですが、実際には出発してみないと分からないことも多いです。「思っていたより風が強かった」という状況になったときに、慌てず対処できるよう、いくつかの方法を事前に知っておくと安心です。
① ペースを落とす・休憩を増やす
自転車にとって向かい風は、緩やかな坂道を登り続けているのとよく似た感覚です。 真正面だけでなく、斜め前方から吹いてくる風も走行の抵抗になりますし、 追い風よりも向かい風の方が感じやすく、ストレスになりやすいです。

ただ、しまなみ海道の島々をサイクリングしていると、橋を渡ったり岬を周りこんだりするたびに進む方向が少しずつ変わっていきます。 ある区間では向かい風でつらくても、次の島では風向きが変わって楽になることもあります。 「この先も ずっとこのままだ」と思わず、焦らず走り続けてほしいなと思います。
向かい風の区間では無理にペースを維持しようとせず、いつもより多めに休憩を取りながら進むのがおすすめです。 しまなみ海道の沿道には「サイクルオアシス」という休憩ポイントも点在していますし、 コンビニや自動販売機での小休止もうまく使いながら、体力を温存してください。 余裕を持ったプランニングが、後半の旅を楽にしてくれます。
② 船でショートカット
私自身、向かい風の強い日にしまなみ海道をサイクリングして、予定より2〜3時間遅れてしまった経験が何度かあります。 「このままでは日没に間に合わない」という状況になってきたら、 無理に自転車を漕ぎ続けるよりも、船を使ったショートカットを検討するのもひとつの賢い選択です(早めの決断が大事!)。

しまなみ海道のエリアには、島と島を結ぶフェリーや旅客船の航路がいくつもあります。 バスに自転車を積むのは難しいですが、船であれば自転車ごと乗り込むことができます。 公共のレンタサイクルであれば、島内のターミナルで自転車を返却後に、高速バスや路線バスで移動することもできますね。
しまなみ海道エリアの航路情報については、私のウェブサイトの別ページでまとめていますので、 事前にざっと目を通しておくと、もしもの時に慌てずに済みます。 「いざとなれば船がある」という選択肢を持っておくだけで、気持ちに余裕が生まれると思いますよ。
③ 時間帯で風を避ける
風速の予報を確認したときに、「午後から風が強くなりそう」という日があります。 そういった場合には、午前中のうちに少しでも多く距離を稼いでおくのが有効な作戦です。朝や夕方は風が穏やかな「凪」の状態になりやすく、 逆に太陽光で地面が暖まる昼前後から風が強まるパターンが多いと言われています。 特に島の周囲が全て海であるしまなみ海道では、海と陸の温度差による風が発生しやすいそうです。

体力温存のためにも、余裕を持ったサイクリングのためにも、朝はなるべく早めに出発するといいです。 公共のレンタサイクルターミナルは多くの場所で8時からオープン。 8時に自転車を借りて、8時半には出発できると理想的ですね。

空気も澄んでいて景色もきれいに見えることが多く、個人的にもとても好きな時間帯です。
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風向き予報をチェック
天気予報だけじゃなく風も
しまなみ海道サイクリングを計画し、旅行の日程が決まったら、その日が近づくにつれて気になるのがやっぱり「天気予報」ですね。果たして、その日程は晴れるのか、曇りなのか、雨が降る可能性があるのか、必ずチェックするものだと思います。

初めての自転車旅行だと確認を忘れがちですが、サイクリングでは天気予報に加えて「風の予報」も確認するのがおすすめです。
風予報に便利な「Windy」
私は、風予報に「Windy」というウェブサイト(スマートフォンのアプリケーション)をよく活用しています。気象予測モデルを使った精度が高い風向き予報を無料でチェックすることができます。もちろん、しまなみ海道周辺の風向きも分かりやすいビジュアルで確認することができます。

しまなみ海道の島々は地形が複雑なため、実際には島を回り込むような風などもあり、シンプルではありません。無料版ではそこまで細かな地形の影響までは反映されていないような気がしますが、全体的な傾向はこのウェブサイトで充分に調べることができると思います。
※Windy.comの広告ではありません。勝手に紹介させていただきます。
風速と自転車での体感
Windyや気象庁のウェブサイトで風速を確認するとき、その数値がサイクリングにどう影響するか分かると、 計画に活かしやすくなります。 あくまで個人的な体感ですが、参考にしてみてください。
風速3m/s前後であれば、向かい風でもそれほど大きな抵抗は感じません。 多少風を感じる程度で、ほぼ普通にサイクリングができます。風速5m/s前後になると、向かい風の場合は少しきつさを感じ始めます。 普段より疲れやすくなるので、こまめな休憩を意識してみてください。
| 風速 | 体感 |
|---|---|
| 3m | ほぼ問題なし |
| 5m | 少しきつい |
| 8m | 向かい風はかなりきつい |
| 10m | 初心者は注意 |
風速8m/s以上の向かい風はかなりきつく、体力の消耗が大きくなります。 スポーツ自転車での長距離サイクリングが初めての方にとっては、特に堪える状況になるかもしれません。風速10m/s以上になると、自転車の操作に影響が出てくるレベルです。 橋の上での走行には特に注意が必要で、場合によっては通行止めになることもあります。
また、天気予報での「風向き」の表現について、少し補足しておきます。 「東の風」とは東から西へ吹いてくる風のことで、「西の風」は西から東へ吹いてくる風のことです。 風が吹いてくる方向を指しているので、直感と逆に感じる方もいるかもしれません。

天気予報と一緒に風の予報もチェックしてみてくださいね!
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強風による通行止め
年に1~2回あるかないかといった頻度ですが、風が非常に強い日には、橋の上の自転車歩行者道が通行止めになることがあります。 これまでの事例を見ると、通行止めの主な理由のほとんどが「強風」によるものです。本四高速の公式情報によると、10分間の平均風速が25m/sを超えることが予想される場合は、 自動車も含めた全車種の通行止めが行われます。 また、平均風速15m/sを超える場合は、2輪車の通行止めの基準となっています。

自転車歩行者道(自転車・原付バイクが通行する道路)については、 具体的な通行止めの風速条件が公式に公表されているわけではないようです。 ただし、これまでの通行止め事例からすると、2輪車の規制(15m/s)よりも厳しい条件で適用されているように感じています。
通行止めの情報は、本四高速やしまなみジャパンの公式ウェブサイトやSNSで発表されることが多いです。 旅行の前日や当日朝に、念のためチェックしておくといいと思います。 今まで、どういったときにサイクリングロードが通行止めになったのかをこちらのウェブページにまとめました。
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よくある質問
- Q向かい風が強い日はサイクリングをやめた方がいいですか?
- A
多少の向かい風であれば、しまなみ海道のサイクリングは十分楽しめます。自転車はスピードが落ちるだけで、歩けなくなるわけではありません。ただし、強い向かい風が長時間続くと体力を消耗しやすくなるので、無理をせず途中で休憩を増やしたり、フェリーやバスを利用して区間を短縮するのもおすすめです。
- Qしまなみ海道で一番風が強くなりやすい場所はどこですか?
- A
一般的には、海の上を長く走る橋の上は風を受けやすくなります。私の経験からも、特に来島海峡大橋や多々羅大橋などの長い橋で風が強いと感じたことが何度もあります。島内の一般道では、やはり海沿いの区間が風が強くなりやすいです。特に、島と島が近いところでは、海峡が風の通り道になるようです。
- Q台風や強風の日は橋を渡ることはできますか?
- A
台風などの非常に強い風が吹く場合には、橋の自転車道が通行止めになることがあります。安全確保のための措置なので、その場合はサイクリングを中止するか、日程を変更する必要があります。ただし、通常の風で通行止めになることはほとんどありません。来島海峡大橋の自転車道が通行止めになるのは年に1~2回程度です。本四高速やしまなみジャパンの公式ウェブサイトやSNSを確認するといいです。
- Q風が強い日に走るときのコツはありますか?
- A
風が強い日は、無理にスピードを出そうとせず、いつもよりゆっくりしたペースで走るのがポイントです。向かい風のときは坂道を登る時と同じように、ギアを軽くして回転数を上げると、体への負担を減らすことができます。電動アシスト付き自転車であればモードを1段階強くする方法も。また、橋の上では横風が吹くこともあるので、ハンドルをしっかり握って安定した姿勢で走るようにしましょう。
このページでは、しまなみ海道の風について、風向きや風の強さの傾向や、サイクリングで今治と尾道のどちらを出発地点にした方がいいのかなどを詳しくご紹介しました。初心者から上級者まで幅広い方が自転車旅行を楽しめるしまなみ海道のサイクリング情報は以下のページにまとめておりますので、ぜひ参考にしていただければと思います。






