【カフェ喫茶】しまなみ海道で美味しいコーヒーやスイーツ

しまなみ海道で自転車旅行者ひとりでも入りやすいおすすめカフェ・喫茶店・コーヒーショップをサイクリング旅初心者の目線でご紹介したいと思います。サイクリングの途中の休憩に、頑張って走った自分へのご褒美に、しまなみ海道ならではのカフェや喫茶店でコーヒー&スイーツブレイクを。ちょっと遠回りしてでも立ち寄りたい素敵なお店を中心にリストアップしました。
【事業者様へ】本文中に掲載しているお店や商品のセレクトは、私の個人的な体験に基づくリコメンドです。有償・無償に関わらず事業者様からの掲載依頼は一切受付けておりませんのでご了承ください。
しまなみ海道でカフェめぐり
素敵なカフェにも立ち寄ろう
愛媛県と広島県にまたがる島々を結び瀬戸内海を渡るサイクリングロード、瀬戸内しまなみ海道。 島と橋々を自転車でめぐる海の道は、世界7大サイクリングロードの一つとされ、世界中から注目を集めている自転車旅行の聖地です。

サイクリングロードやレンタサイクルの整備が進み、初心者でも安心して自転車旅行ができるようになっています。レンタサイクルや立寄りスポットなどのしまなみ海道サイクリングの網羅的な解説はこちらのページをご覧ください。
しまなみ海道の島々には、都会からのIターンやUターンの「旅先で訪れて気に入って移住することになりました」「一度地元を離れたけど、改めて島の良さを再認識して帰ってきました」といった移住者も多く、素敵なお店も続々とオープンしています。港町としても知られる今治や尾道の町には、自家焙煎コーヒーのお店が点在し、渋いJAZZ喫茶やレトロな純喫茶も残っています。
- 自転車旅行者ひとりで入りやすい
- 予約なしでも入れる
- 自転車でアクセスしやすい
- 実際に行ってみてよかったお店
このページでは以上のポイントのお店に絞って、しまなみ海道サイクリングで立ち寄りたいおすすめカフェ・喫茶店・コーヒーショップを厳選しています。

海の見えるカフェや窓からの景色が素晴らしいお店は、少し離れた場所にひっそりとある場合も多く、必ずしもメインルート沿いとは限りません。しまなみ海道サイクリングのプランによって、ぜひ自分にぴったりのコーヒー&スイーツスポットを見つけてみてください。
推しガイドブックをチェック♪

ガイドブック島走BOOKシリーズ 超定番ですがやはり「しまなみ島走BOOK」シリーズは推しです。自転車で世界一周した地元のサイクリングガイド・宇都宮一成さんという方が書かれている自転車旅行者目線の本格的なガイドブックや地図で、たびたび改訂版も出ています。書店にはなかなか出回っていないのですが、Amazon.co.jpで出版元から購入できます。しまなみ海道サイクリングに興味を持ったらまずは最新版を手元に取り寄せておくといいですよ♪

自分で計画するのが好きな人は『しまなみ島走BOOK』、計画が苦手な人には『しまなみ島走PLAN』がおすすめです。
コーヒーが本格派のお店

しまなみ海道サイクリングのルート沿線で、自家焙煎コーヒーのお店を中心に、美味しいコーヒーが飲めるお店やコーヒー豆が買えるお店をご紹介します。
オオカミ珈琲(今治)

しまなみ海道でコーヒーが美味しい店 今治市の郊外、上徳にある隠れ家的な古民家を改装したカフェ「オオカミ珈琲」。自家焙煎のコーヒーと季節のスイーツが評判で、大量のレコードの中からその日のチョイスが流れる雰囲気の良い店内は居心地がとてもいいです。ランチタイムにはカレーやハヤシライスなどもあり、オオカミブレンドのコーヒーとの相性が抜群。音楽とコーヒーが好きなサイクリストはぜひ立ち寄ってみてください。
オオカミ珈琲のクチコミ今までお店で食べたハヤシライスの中で1番感動しました。
庭も見えて店内の雰囲気も良く、落ち着く。
店内に飾ってあるレコードは毎回テーマが統一されている様子。
カフェ・喫茶 | オオカミ珈琲 |
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住所 | 今治市上徳甲343-2 |
電話 | 0898-48-2280 |
営業時間 定休 | 11:00~18:00 木休 |
特徴 | 古民家で素敵な音楽と自家焙煎コーヒー |
アポニー(今治)

しまなみ海道でコーヒーが美味しい店 今治の町なかに滞在するコーヒー好きにはぜひとも訪れて欲しいのが「アポニー」。今治で50年以上続く老舗珈琲店です。今治駅からほど近く、港へと向かう大通り・広小路にある建物の2階に「アポニー」はあります。階段を上がるにつれ、焙煎したコーヒーのいい香りが。カランカランとアンティークな扉を開けた先には、大きな操舵輪や羅針盤で装飾された落ち着いた雰囲気のカウンターとテーブル席。港町、今治らしい内装です。常連さんにまじってカウンターに座るのがおすすめ。どの豆を選べばいいか悩んだらマスターに好みを伝えてみましょう。気さくな「アポニー」2代目のマスターが、長年培った焙煎・抽出技術で丁寧に、香り高い本格派の一杯を淹れてくれます。
アポニーのクチコミレトロとモダンが調和した雰囲気。
自家焙煎豆をネルドリップで入れた一杯は店主の技術力の高さを感じさせる。
今治で一番美味しいドリップコーヒーを淹れてくれるお店。
カフェ・喫茶 | Coffee Shop Apony |
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住所 | 今治市共栄町2-2-58 |
電話 | 0898-32-3807 |
営業時間 定休 | 10:00~19:00 水休 |
特徴 | ネルドリップ自家焙煎コーヒー |
バレルコーヒー(今治)

しまなみ海道でコーヒーが美味しい店 今治の産業道路から少し入ったところにある倉庫を改装した雰囲気のカフェ「バレルコーヒー」は、ロースタリーも併設した自家焙煎コーヒーの飲めるお店です。カレーやサンドイッチなどのランチや手作りのスイーツもあり、特に自転車の車輪をモチーフにした今治の新名物スイーツ「今治ブレスト(バリブレスト)」も提供しています。
バレルコーヒーのクチコミコーヒーは種類も多く、ケーキも美味しい。
サービスは至れり尽くせりではないと思いますが、シンプルかつ必要十分です。
大葉とクリームチーズのサンドおいしかった。
カフェ・喫茶 | バレルコーヒー&ロースターズ |
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住所 | 今治市北高下町1-4-44 |
電話 | 0898-33-1017 |
営業時間 定休 | 11:00~21:00 月休 |
特徴 | 自家焙煎コーヒー・ランチ・スイーツ |
こりおり舎(大島)
★サイクリングのカフェ休憩に特におすすめ

しまなみ海道でコーヒーが美味しい店 島への移住者であるご夫妻が、島内の一角で屋台から始めた「こりおり珈琲」。 珈琲キッチンカーがしまなみ海道のサイクリストにも話題となり、現在は古民家を改装した実店舗 「こりおり舎」 を構えています。古い民家を改装して、オシャレなカフェ空間と落ち着く書店スペースが出来ています。コーヒーは焙煎士の旦那さんが手回し焙煎機で丁寧に焼き上げています。いくつか豆の種類もあるので、好みを伝えればぴったりのものをいただけますよ。書店スペースに並ぶ新刊と古本の数々もセレクトのセンスが素晴らしく、読んでみたい本との出会いがあるはずです。
こりおり舎のクチコミ古民家で雰囲気も良く、何より珈琲がものすごく美味しい。
コーヒーはもちろん絶品ですが、本の品揃えも絶妙です。
コーヒーブレイクに立ち寄るのに最適な場所です。
ショップ・カフェ | こりおり舎 |
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住所 | 今治市吉海町仁江2436 |
電話 | 0897-72-8006 |
営業時間 定休 | 12:00~17:00 水~土休 |
特徴 | 自家焙煎コーヒーと本のお店 |
オミシマコーヒー(大三島)
★サイクリングのカフェ休憩に特におすすめ

2021年末より休業していた「オミシマコーヒー焙煎所」は2022年5月16日に閉業されました。
しまなみ海道でコーヒーが美味しい店 「オミシマコーヒー焙煎所」は、しまなみ海道・大三島の出走地区にある自家焙煎のコーヒー工房。お店は島の南側。大三島のメインルートからは少しそれて、ひとつ小さな峠を越えなくてはいけませんちょっと頑張って峠を越えた先には“広々とした透き通る海の景色"と"素敵な香りの自家焙煎コーヒー"のご褒美が待っています。大三島へと移住した焙煎家ご夫婦が、探しに探し求めて辿り着いた海の見える古民家を自分たちで改装して2015年にオープンさせた「オミシマコーヒー焙煎所」。コーヒー豆の焙煎がメインの工房ですが、少人数であればテイクアウトコーヒーがいただける。マスターこだわりの豆を丁寧に焙煎してじっくりとドリップ!お庭にあるスタンドからミカン畑の先に青い海そして新緑の島々…この景色でさらにコーヒーがおいしくなります!コーヒー好きならば、遠回りしてでも絶対に寄りたいお店です。
オミシマコーヒーのクチコミミカン畑と海の広がる景色を楽しめる、眺めの良いカフェです。
ただただ風が気持ちいい空間。
1杯ずつ丁寧にネルで抽出してくれる美味しいコーヒーでした。
ショップ・テイクアウト | オミシマコーヒー焙煎所 |
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住所 | 今治市上浦町瀬戸6054 |
電話 | – |
営業時間 定休 | 11:00~17:00 火水金休 |
特徴 | コーヒー豆販売メインの焙煎所 |
珈琲豆ましろ(向島)

しまなみ海道でコーヒーが美味しい店 向島で、厳選したスペシャルティコーヒーを自家焙煎している珈琲豆屋さん「珈琲豆ましろ」。素敵なご夫婦で経営されています。向島の住宅街を少し入ったところに店舗はあり、基本は珈琲豆の販売ですが、テイクアウトでカフェオレなどもドリップしてくれます。豆は「ましろブレンド」や「むかいしまブレンド」がお土産に人気だそうです。個人的におすすめなのが10種類ほどのテイストがあるドリップバッグ。まるで紅茶を淹れるような三角形のバッグで、美味しいコーヒーを簡単に抽出できます。私はよくアウトドアでコーヒーを楽しむのですが、「珈琲豆ましろ」のこの三角形バッグはとても便利で重宝しています。
ましろのクチコミ香り高い豆と多種のコーヒーバッグ。
喫茶店という感じより、コーヒースタンドなスタイルです。
丁寧に選別され欠点豆が見当たりません。
ショップ・テイクアウト | 珈琲豆ましろ |
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住所 | 尾道市向島町富浜5557-17 |
電話 | 0848-29-9078 |
営業時間 定休 | 10:00~18:00 月木休 |
特徴 | スペシャルティコーヒー豆販売 |
AROUND(尾道)

しまなみ海道でコーヒーが美味しい店 尾道の商店街にある「AROUND」は、同じく商店街の中で有名なコーヒー焙煎所「Classico」の姉妹店。2017年9月にオープンしたテイクアウト専門のコーヒースタンドです。「AROUND」のコーヒーに使われているコーヒー豆はもちろんClassicoで丁寧に焙煎されたもの。一杯一杯淹れてもらえるドリップコーヒーがおすすめです。気軽に安く美味しい珈琲を飲めるコーヒーマシンも設置されています。 Classicoのコーヒーは尾道に来たら必ず買って帰っていたので、気軽に飲めるようになってとても嬉しいです。
Aroundのクチコミ目の前で丁寧にハンドドリップしてくれます。
広島はっさくジュースが美味しかったです。
店内で飲むスペースはなく、外にベンチが置いてあります。
テイクアウト・ショップ | AROUND | Classico |
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住所 | 尾道市土堂1-8-12 | 尾道市土堂1-3-28 |
電話 | 0848-38-2330 | 0848-24-5158 |
営業時間 定休 | 12:00~17:00 火休 | 10:00~17:00 火休 |
特徴 | コーヒースタンド | コーヒー豆の販売 |
茶房こもん(尾道)

しまなみ海道でコーヒーが美味しい店 千光寺山のロープウェイ山麓駅のすぐ目の前にある「茶房こもん」は、レトロな素敵な喫茶空間で、焼きたてのワッフルと淹れたてのコーヒーを楽しめる尾道を代表する喫茶店です。尾道を舞台にした大林宣彦監督の映画「転校生」や「ふたり」などにもロケ地として登場する喫茶店で、映画関係者に茶房こもんのファンも多いそうです。1977年にワッフルの専門店とした老舗喫茶。サイクルジャージだとちょっと入りにくい雰囲気かな、と思うので、サイクリング後に尾道観光する際に立ち寄るのがおすすめですね。
茶房こもんのクチコミ表面が軽いサクッと感、中はふわっとして甘さ控えめのワッフル。
尾道に来たって感じがする定番のカフェ。
ヨーロッパの田舎風の店内はいい雰囲気です。
ワッフル・喫茶 | 茶房こもん |
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住所 | 尾道市長江1-2-2 |
電話 | 0848-37-2905 |
営業時間 定休 | 平日10:30~17:00 土日10:00~17:30 火休 |
特徴 | 尾道を代表するワッフル専門の喫茶店 |
蛮珈夢(尾道)
【番外】コーヒーマニアにおすすめの店 尾道から少し離れた立地ですが、濃厚なコーヒーが本当に好きな方にはこっそりと教えたいのが「蛮珈夢」です。渋い雰囲気のマスターがネルドリップで淹れるイブラヒムモカのデミタスは日本屈指の特級の一杯。とにかく凄いです。焙煎したコーヒー豆は備前焼の壺に入っていて、焙煎機も備前焼でできている特注品だそう。このコーヒーを飲むためだけに尾道へ行く価値が十分にあるお店です。

しまなみ海道の周辺エリアには、本格的なコーヒーが飲めるお店がたくさんあります。私はコーヒーが大好きで、趣味でコーヒー豆の焙煎もしたりしています。しまなみ海道へ行くときには必ず立ち寄るお店ばかりです。