【しまなみ海道はきつい?】実際のサイクリング体験談からの不安を解消するヒント

【タイトル】不安解消!しまなみ海道はきついって本当?

しまなみ海道サイクリングは本当にきついのでしょうか。実際に寄せられた体験談をもとに「きつい」と感じる理由を整理し、原因と対策をやさしく解説します。体力に不安がある初心者の方でも、工夫次第で無理なく楽しめるヒントをまとめました。

しまなみ海道サイクリングの情報を発信している筆者カワイのアイコン画像
この記事の筆者:カワイ

こんにちは。しまなみ海道在住のサイクリスト・カワイと申します。しまなみ海道は初心者の方でも自分のレベルに合った情報をもとに準備すれば大丈夫!自転車でゆっくり旅する魅力をお伝えします。

読者の皆様のご支援で取材・執筆やウェブサイト維持管理をしています。もしお役に立ちましたらサポートをお願いします。Amazonや楽天のリンクは私の個人的なおすすめに基づくアフィリエイトリンクで、有償無償に関わらず業者様からの掲載依頼はお断りしています。

しまなみ海道はきつい?

しまなみ海道は初心者の方でも自分のレベルに合った情報をもとに準備すれば大丈夫 、と私のウェブサイトではお伝えしていますが、実際のところ「本当にきつくないの?」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。

【イラスト】しまなみ海道はきつい?:しまなみ海道の島の位置を示した地図イラスト
尾道と今治に連なる6つの島々を渡る

本州と四国を結ぶ橋ルートのひとつ、広島県尾道市と愛媛県今治市をつなぐ「しまなみ海道」。いくつもの島々が連なり、穏やかな瀬戸内海の景色が広がるエリアです。ブルーラインという青い案内線が道に引かれていたり、自由度の高いレンタサイクルの仕組みが整っていたりと、初めての方でも走りやすい環境が少しずつ整ってきました。そのこともあって、長距離サイクリングに初挑戦という方も増えているんです。

このページのトピック
  • しまなみ海道が「きつい」と言われる理由
  • 実際の体験談から見える原因と対策
  • 初心者でも無理なく楽しむための工夫

今回は、私のウェブサイトに寄せられるリアルな体験談をもとに、よく言われる「しまなみ海道はきつい」という感想の正体を少し分析してみたいと思います。サイクリング前の不安を少しでも減らしてもらえたら嬉しいです。

実際に走ってみてきついと感じた人には、それぞれに理由がありそうです。

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「しまなみ海道はきつい」の正体

期待と実際のギャップから生まれるもの

私のウェブサイトでは、実際にしまなみ海道を走った方々から体験談や感想を集めています。「瀬戸内海の景色が最高だった」「初心者でも完走できた」といったポジティブで嬉しい声がある一方で、実はネガティブな意見も少なくありません。

たとえば

  • 橋への上り坂が思ったより続いた
  • 後半の大島と来島海峡大橋でガス欠になった
  • 今治市街までのラストが意外と長かった

という苦労した体験談などです。今治駅から来島海峡大橋までは6kmほどなので自転車で30~40分程度の道のりです。橋を渡り終えてゴールだと思っていたあとに、この距離を走るのは精神的にも体力的にも負担が大きいのかもしれませんね。

【写真】しまなみ海道はきつい?:全長4kmもある来島海峡大橋
全長4kmもある来島海峡大橋

私は、こうした「きつい」という感想は、事前に想定していた難易度と、実際に走ってみた時のギャップから生まれることが多いのかなと感じています。もちろん、自転車の経験値や普段の体力といった個人差もありますね。

実際の体験談から考える原因と対策

後半のアップダウンによる疲労への対策

寄せられる体験談のなかに

  • 尾道からスタートしたが、最後の大島の宮窪峠と来島海峡大橋がきつかった

というものがあります。たしかに、長距離を走って疲労が溜まった後半に、標高70メートルくらいまで登る峠道や全長4kmもの大橋を自転車で渡るのは大変ですよね。

【写真】しまなみ海道はきつい?:大島はどこを通っても峠がある
大島はどこを通っても峠がある

レンタサイクルで初めてしまなみ海道を走るとき、私は今治スタートのほうが走りやすいと感じています。アップダウンが多いエリアを体力があるうちにクリアできるのと、追い風になる日が多いからです 。スタート地点を四国側にするか本州側にするかを工夫するだけでも、きつさの体感はずいぶんと変わってくるのではないかなと思います。

「海沿いだから平坦」というイメージのギャップ

また、

  • しまなみ海道は海沿いだから平坦なルートだと思っていた
  • 橋ごとに上り坂が繰り返してボディブローのように体力をうばった

という感想もよく見かけます。実は、しまなみ海道ではいくつもの橋を渡るたびに、海面から標高60mくらいまで登る必要があるんです。橋へのアプローチの傾斜は緩やかなので、無理せずゆっくりと登っていきましょう。橋の上に出た瞬間、瀬戸内海がぱっと広がるあの景色は、きっと疲れを少し忘れさせてくれるはずです。

【写真】しまなみ海道はきつい?:橋へは坂道を登っていく必要がある
橋へは坂道を登っていく必要がある

ただ、傾斜が緩いぶんだけ坂道が長く続くため、じわじわと足に疲労が蓄積していくのですね。事前にアップダウンが連続することを知っておくだけで、心の準備ができてずいぶんと違うはずです。

登り坂では早めに軽いギアに切り替えて、くるくるとペダルを回すようにすると少し楽に登れると思います。 息が上がるほど頑張りすぎず、景色を楽しみながら自分のペースで進むのが長丁場を乗り切るコツです。

テレビ番組などでは景色の良い爽快な所だけが編集されているので、イメージギャップが生まれやすいかも。

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初心者には本当にきつい要注意な区間

上級者向けルートや有名展望台の罠

しまなみ海道の魅力はなんといっても、瀬戸内海ならではの穏やかな海と島がたくさんある美しい景色です 。コースも最短のメインルートからそれぞれの島の外周コースまで多種多様です 。旅行者の体力や興味などによって、かなり自由にルートを設定することができます 。

【写真】しまなみ海道はきつい?:人気の亀老山展望台は坂道がきつい
人気の亀老山展望台は坂道がきつい

しかし、自由度が高いからこそ、初心者の方が知らずにハードな道を選んでしまうリスクもあります。たとえば、大島の東海岸ルートや、因島の東側にある水軍スカイラインなどは、アップダウンが激しい上級者向けのルートとして知られています。また、景色が素晴らしいと人気スポットである「亀老山展望台」なども、たどり着くまでの坂道が非常にきつく、初心者の方にはかなりハードな道のりです。

もしこうした「登り有りの絶景スポット」を行程に取り入れるなら、日程や体力に十分な余裕を持つことが大切。しんどい時は無理して自転車を漕ぎ続けず、降りてゆっくり歩いて登るのも立派な選択肢のひとつですよ。 がんばって登り切ったあとに広がる景色は、きっと忘れられない思い出になるはずです。

登った後の下り坂で重大な事故が起きやすので、ブレーキを使ってゆっくりと下りましょう。

無理のない走り方のコツ

柔軟な計画とレンタサイクルの活用

とにかく、初めての自転車旅行を楽しく快適で安全なものにするには「事前の準備」がとても大切です 。行程や体力に不安があるなら自転車の返却の自由度が高い公共レンタサイクルを利用するのがおすすめ。公共レンタサイクルは乗捨てができるので片道サイクリングが可能です。

【写真】しまなみ海道はきつい?:公共のレンタサイクルが充実している
公共のレンタサイクルが充実している

計画を立てる時は、理想的な「Aプラン」だけでなく、予想以上に疲れてしまった時や天候が悪化した時のために、より難易度の低い「Bプラン」を用意しておくといいです。

初心者の方であれば、1日に走る距離を30~40km程度に設定し、上級者向けのルートを避けておきましょう。そうすれば、のんびりと景色を眺めたり、途中で美味しいものを食べたりする寄り道の時間を十分に楽しめるはずです。自転車の旅というのは、道そのものを楽しむ旅であるとよく言われます 。移動の速さを競うのではなく、その地域ならではの空気感を感じることを大切にしたいですね。

距離が実感できないときは?
  • 案①:生活圏に置き換える 30kmや40kmと聞いても、なかなかピンとこないかもしれません。そんなときは、住んでいる場所からよく行く駅や商業施設までの距離をGoogleマップで調べてみるのもひとつの方法です。「ここまでで〇kmなんだ」と具体的に分かると、ぐっと現実的にイメージできるようになります。
  • 案②:時間で考える 距離よりも、「どれくらいの時間走るのか」で考えてみるのもおすすめです。しまなみ海道では、景色を楽しみながらゆっくり走る方が多いので、平均時速は15km前後が目安。30kmなら、休憩を含めて3〜4時間ほどのサイクリングになります。
  • 案③:まずは10km体験してみる いきなり30kmを想像するのが不安な方は、まずは自宅周辺で10kmほど走ってみるのもいい練習になります。「意外と大丈夫だった」「思ったより疲れた」など、自分の感覚が分かるだけでも安心材料になります。

エスケープルート(リタイヤの選択肢)を持っておく

実際に走り出してみて、もし「もうきついな」と感じたら、無理に完走にこだわる必要はまったくありません。体力や天気などによって途中の島でサイクリングをやめたいときなどに、レンタサイクルを島で返却してバスや船といった公共交通で移動することもできるのがしまなみ海道のありがたいところです。

【イラスト】しまなみ海道はきつい?:フェリーやバスの路線は知っておきたい
フェリーやバスの路線は知っておきたい

事前にどこで自転車を返せてどこからフェリーやバスに乗れるのか、途中リタイヤできる場所を調べておくと、だいぶ心に余裕ができますね。途中リタイヤしやすいポイントを知っていれば「行けるところまで行ってみよう」という柔軟なプランでサイクリングを楽しめます。

「今回、走れなかったところは次回来た時にチャレンジしよう」といった気持ちでOKだと思います。途中リタイヤしやすい場所は、自転車を返却後にどこへ行きたいかで変わります。こちらのウェブページにまとめていますので参考にしてください。

推しガイドブックをチェック♪

【書影】しまなみ海道サイクリングのガイドブック「しまなみ島走BOOK」など

ガイドブック島走BOOKシリーズ 超定番ですがやはり「しまなみ島走BOOK」シリーズは推しです。自転車で世界一周した地元のサイクリングガイドが書かれている自転車旅行者目線の本格的なガイドブックや地図で、たびたび改訂版も出ています。書店にはなかなか出回っていないのですが、Amazon.co.jpで出版元から購入できます。しまなみ海道サイクリングに興味を持ったらまずは最新版を手元に取り寄せておくといいですよ♪

自分で計画するのが好きな人は『しまなみ島走BOOK』、計画が苦手な人には『しまなみ島走PLAN』がおすすめです。

電動アシスト付き自転車という選択肢

体力不安をカバーする心強い味方

どうしても体力に自信がない、坂道が不安だという方は、電動アシスト付き自転車をレンタルするという方法も検討する価値があります。モーターの力でサポートしてくれるので、特に坂道を登る時の楽さが、自分の力だけで漕ぐ自転車とは全然違います。風を感じながらスイスイと坂を登れる感覚は、自転車旅行のハードルを大きく下げてくれます。

【写真】しまなみ海道はきつい?:特にEバイクは高性能で長距離もOK
特にEバイクは高性能で長距離もOK

ただし、長距離のサイクリングで利用する場合は少しだけ注意が必要です。 平坦な道ではアシストモードを「弱」にするなど、途中でバッテリーが空にならないような配慮が求められます。車体が重いため、万が一バッテリーが切れてしまうと、その後のサイクリングがかなり大変になってしまいます。だからこそ、少しだけ意識して使っていくのがポイントです。とはいえ、上手に使えば体力不安を解消してくれる素晴らしい相棒になってくれますよ。

しまなみ海道へのご旅行が決まったら、普段の生活の中に少しだけ自転車に乗る時間を作ってみたり、一駅分歩いてみたりと、日常の中で軽い体力づくりをしておくと、当日の旅がより豊かで楽しいものになるかもしれません。

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しまなみ海道の「きつさ」は工夫次第

例えば、慣れないレンタサイクルの長距離走行で一番の悩みはお尻が痛くなること。100%痛みを軽減とまではいきませんが、事前にクッション素材のサドルカバーを用意しておくとだいぶ違います。値段も手ごろで準備しやすいですし、普段乗っている自転車のサドルにも使えるタイプなら、しまなみ海道サイクリングの後でも無駄になりません。

【イラスト】しまなみ海道サイクリング:お尻痛対策にクッション入りのサドルカバー

しまなみ海道が「きつい」かどうかは、体力だけで決まるわけではありません。事前の情報収集、ルート選び、距離設定、スタート地点の工夫――少し準備するだけで、体感は大きく変わります。速さや距離にこだわらず、島々の風景の移ろいや心地よい風を感じながら、ご自身のペースで瀬戸内の旅を楽しんでいただけたら嬉しいです。


このウェブページでは、しまなみ海道はきつい?というトピックについて詳しくご紹介しました。初心者でも安心してサイクリングを楽しめるのがしまなみ海道最大の特徴です。しまなみ海道サイクリングの詳しい情報は、以下のページにまとめておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

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