【SHIMANAMI文字モニュメント】どこ?しまなみ海道サイクリングの定番記念撮影スポット

2024年11月15日

【タイトル】映える!SHIMANAMI文字モニュメント

記念写真を撮るスポットとしてしまなみ海道サイクリングの旅行者に人気のSHIMANAMI文字モニュメントはどこにある?来島海峡にかかる巨大な吊り橋、来島海峡大橋をバックにダイナミックな瀬戸内海の風景と自転車を撮影できるモニュメントは、愛媛県今治市のレンタサイクルターミナル、サンライズ糸山の駐車場にあります。事前に場所をチェックして素敵な記念写真を撮ってみて下さい。

ライター:カワイユキ

こんにちは。しまなみ海道在住のサイクリスト・カワイユキと申します。しまなみ海道は初心者の方でも自分のレベルに合った情報をもとに準備すれば大丈夫!自転車でゆっくり旅する魅力をお伝えします。

初心者ひとり旅でも安全・安心にサイクリングを楽しめるガイドブックを目指して作っているウェブサイトです。私の記事がもしお役に立ちましたらサポートをお願いします。なお、業者様からの掲載依頼はお断りしています。

SHIMANAMI文字モニュメント

SNSで良く見るあの風景は?

「しまなみ海道サイクリングにやって来ました!」InstagramやTwitterなどのSNSでも最近よく見かける「SHIMANAMI」のアルファベットをかたどった文字型のモニュメントの写真。自転車と一緒に、来島海峡にかかる来島海峡大橋を背景に記念写真を撮ることが、しまなみ海道を訪れるサイクリストや旅行者の間で人気となっています。

【写真】SHIMANAMI文字モニュメント:しまなみ海道の文字をかたどったフォトスポット
SHIMANAMI文字モニュメント

しかしながら、しまなみ海道サイクリングのメインルート上ではない、初めてだと少し分かりにくい場所にあることもあって、「あのSHIMANAMIの文字はどこにあったの?」と見過ごしてしまうことも。来島海峡大橋のふもとなので、立寄りやすい立地ではあります。せっかく近くを通るのだから、確実に立ち寄って映える写真を撮影。「ついに、しまなみ海道に来たぞ!」と気分も上げたいところですね。

SHIMANAMI文字モニュメントはどこにあるの?詳しく解説します。

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サンライズ糸山に設置

【写真】SHIMANAMI文字モニュメント:サンライズ糸山としまなみ海道の位置関係
サンライズ糸山としまなみ海道の位置関係

「SHIMANAMI文字モニュメント」があるのは、愛媛県今治市にあるレンタサイクルターミナル「サンライズ糸山」の駐車場です。しまなみ海道の今治陸地部と大島を結ぶ巨大吊り橋、来島海峡大橋の四国側のふもとになります。今治の市街地、JR今治駅からは約6kmほど離れた立地で、糸山という海沿いの丘の上にあります。

【写真】SHIMANAMI文字モニュメント:サンライズ糸山の全景
サンライズ糸山の全景

サンライズ糸山の全景を来島海峡大橋の原付バイク道から撮影した写真です。この写真の奥側にSHIMANAMI文字モニュメントはあります。

サンライズ糸山は、レンタサイクルターミナルも兼ねた複合施設となっていて、1999年のしまなみ海道開通と同時に、全国のサイクリングコースに設置されているサイクリングターミナルのひとつとして誕生しました。公共の施設ですが、今治勤労福祉事業団が指定管理者となっている第3セクター的な施設です。

中央サイクリングターミナルサンライズ糸山
住所今治市砂場町2-8-1
レンタサイクル用電話番号0848-22-3911(しまなみジャパン)
電話番号0898-41-3196
営業時間7:00~21:00
レンタサイクル営業8:00~20:00
(12~2月は18時まで)
駐車場85台 臨時駐車場
施設宿泊・レンタサイクル・レストラン・売店・ラウンジ等

サンライズ糸山へのアクセス

【写真】SHIMANAMI文字モニュメント:メインルート上にあるサンライズ糸山への看板
メインルート上にあるサンライズ糸山への看板

今治駅前のサイクリングターミナルでレンタサイクルを借りた方であれば、しまなみ海道サイクリングの推奨ルートを示す「ブルーライン」という青い線を辿っていくことで30分ほどで糸山へとアクセスすることができます。

【写真】SHIMANAMI文字モニュメント:展望台入口バス停からサンライズ糸山はすぐ
「展望台入口」からサンライズ糸山はすぐ

公共交通でのアクセスは、本数は少ないですが今治駅前バス停から路線バス「小浦線」で「展望台入口」下車すぐです。今治駅前からサンライズ糸山への詳しいアクセス方法は、こちらのウェブページにまとめてみました。

【写真】SHIMANAMI文字モニュメント:来島海峡大橋の今治側にあるループ橋
来島海峡大橋の今治側にあるループ橋

尾道方面からサイクリングで来る場合には、来島海峡大橋を渡り切って、自転車・歩行者専用道のループ橋を降り、しばらくブルーラインに沿って下った所に「サンライズ糸山」への交差点があるので、そこを左折してすぐです。

詳しいモニュメントの場所

バス停「展望台入口」のある交差点からサンライズ糸山へ向かうと、すぐにサンライズ糸山の正面駐車場とメイン棟を見つけることができると思います。メイン棟は、宿泊施設とレストラン、お土産ショップなどを併設した複合施設になっていて、宿泊でない旅行者でも立寄り利用ができます。ロビーがガラス張りになっていてここからも来島海峡大橋をよく眺めることができます。

【写真】SHIMANAMI文字モニュメント:サンライズ糸山のメイン棟の正面入り口
サンライズ糸山のメイン棟の正面入り口

SHIMANAMI文字モニュメントがあるのは、このメイン棟とは別のレンタサイクルターミナル棟の裏手です。メイン棟の正面に向かって右手方向にレンタサイクルターミナル棟があります。

【写真】SHIMANAMI文字モニュメント:サンライズ糸山のレンタサイクル棟
サンライズ糸山のレンタサイクル棟

レンタサイクル用の自転車駐輪施設とレンタサイクル受付があるこちらの建物の裏にももうひとつの駐車場スペースが広がっていて、ここの海側に「SHIMANAMI文字モニュメント」が設置されています。

【写真】SHIMANAMI文字モニュメント:今治市サイクリングターミナルになっている
今治市サイクリングターミナルになっている

2020年に増設された今治市サイクリングターミナル。自転車組立てスペースの他、自転車洗車スペース、貸出し工具なども完備しています。しまなみ海道サイクリングの拠点として必要なものは全て揃っているという感じがしますね。

【写真】SHIMANAMI文字モニュメント:道路側から見たレンタサイクル棟
道路側から見たレンタサイクル棟

サンライズ糸山前の道路側から見たレンタサイクル棟はこのようなコンクリート造りの建物になっています。

【写真】SHIMANAMI文字モニュメント:文字モニュメント横のウッドデッキ
文字モニュメント横のウッドデッキ

2019年にしまなみ海道サイクリングロードがナショナルサイクルルート第1弾に指定されたことを受けて、サンライズ糸山のレンタサイクルターミナル用の建物を新築。2020年にサンライズ糸山が拡張オープンした際に、オープンを記念してウッドデッキとこの「SHIMANAMI文字モニュメント」が新たに作製されました。

まだ新しい展望スペースとしてサイクリストにも話題のスポットです。

サイクリングの記念撮影に

「SHIMANAMI文字モニュメント」のある場所はサンライズ糸山の駐車場になっているので、自転車だけでなく、原付バイクや大型バイク、自動車でもアクセスすることができます。

【写真】SHIMANAMI文字モニュメント:モニュメントと自転車
SHIMANAMI文字モニュメントと自転車

ロードバイクやレンタサイクルと一緒に写真を撮る方だけでなく、原付バイクのライダーさんもよく撮影をされています。繁忙期でない限り、撮影待ちの行列ができていることはほとんど無いので、割とすんなり撮影できると思います。

【写真】SHIMANAMI文字モニュメント:駐車場の海側にモニュメントはあります
駐車場の海側にモニュメントはあります

「SHIMANAMI」の文字は、コンクリートの土台の上に建てられた木製のモニュメントで、完成当時は真っ黄色のペイントがされていますが、経年と共に少しずつ色が変わって、木材の色そのままといった風合いになってきています。モニュメントはベンチにもなっているので、座って写真を撮ってもOK。

【写真】SHIMANAMI文字モニュメント:モニュメントにあるCROWN BRIDGEのロゴマーク
モニュメントにあるCROWN BRIDGEのロゴマーク

CROWN BRIDGE(クラウンブリッジ)というロゴマークが右下に設置されていますが、これは来島海峡大橋の愛称。来島海峡大橋の形を王冠(CROWN)になぞらえて命名されました。

【イラスト】SHIMANAMI文字モニュメント:王冠の形に似ていると言われる来島海峡大橋

しまなみ海道サイクリングロードがナショナルサイクルルートに指定後に、海外の旅行者にも覚えやすい愛称を、と改めて付けられた来島海峡大橋の別名です。クラウンブリッジという愛称は、このSHIMANAMI文字モニュメント以外のところでほとんど見かけることがないので、あまり浸透している呼び名とは言えないかもしれませんが…。

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背景となる来島海峡大橋

4kmの吊り橋で海峡を渡る

「SHIMANAMI文字モニュメント」の背後に広がるのは、来島海峡と呼ばれる瀬戸内海交通、海の要所です。潮の流れが日本でも屈指に速い船の難所としても知られていて、古く中世の時代には村上海賊が支配した海域でもあります。村上海賊の城があった来島という島も、ここサンライズ糸山から近い場所にあります。

【写真】SHIMANAMI文字モニュメント:しまなみ海道最大の橋、来島海峡大橋
しまなみ海道最大の橋、来島海峡大橋

この来島海峡を4kmの3連つり橋で渡している来島海峡大橋は、しまなみ海道の7つの橋の中でも最大の規模を誇る巨大橋です。この橋は大島側から第1大橋、第2大橋、第3大橋の3つの橋が連なったつくりをしていて、1988年に起工し、10年以上の歳月をかけて1999年に開通しました。

【写真】SHIMANAMI文字モニュメント:来島海峡大橋の自転車・歩行者専用道
来島海峡大橋の自転車・歩行者専用道

まさに、しまなみ海道の代名詞的な存在になっている橋で、ここを自転車で渡ることが、しまなみ海道サイクリングのハイライトともなっています。高速道路に並行するように、自転車・歩行者専用道のほか、原付バイク専用道(125㏄以下)が併設されています。この規模の巨大橋を自転車で渡ることができるのは世界的にも珍しいと言われています。

しまなみ海道の橋来島海峡大橋
開通1999年5月
全長4015 m
個々の橋の名称来島海峡第一大橋、来島海峡第二大橋、来島海峡第三大橋
併設専用道自転車・歩行者専用道、原付バイク道
原付・自転車通行料200円(自転車無料化中)

【ちょっとBreak】双眼鏡があるともっと楽しめる♪

しまなみ海道にコレを持って行くと絶景を数倍楽しめます!私は自転車旅行だけでなく、山登りも好きなのですが、いつも必ず持って行くものがあります。それが「双眼鏡」。軽くてコンパクトなのに、遠くまでかなりハッキリと見ることができる双眼鏡。

しまなみ海道サイクリングに双眼鏡を持っていって景色を楽しもう

コンサートやスポーツ観戦で、こうした双眼鏡を活用されている方もいるそうです。しまなみ海道を訪れる前に用意しておくと、より一層面白い自転車旅行になると思います。瀬戸内海の島々や行きかう船の風景を、一味違った楽しみ方ができますよ!

その他のフォトスポット

しまなみピン

SHIMANAMI文字モニュメントと同じようなフォトスポットで、よくSNSでも目にするのが、ひらがなで「しまなみ」と書かれた「しまなみピンモニュメント」。こちらも来島海峡大橋のふもと付近なのですが、サンライズ糸山とは全く別の場所、「来島海峡サービスエリア」にあるモニュメントです。

【写真】SHIMANAMI文字モニュメント:もうひとつのモニュメント、しまなみピン
もうひとつのモニュメント、しまなみピン

来島海峡サービスエリアは、尾道方面から高速道路「西瀬戸自動車道」を通って立寄ることができる高速道路のSAです。一般道を回り込むことによって、自転車や徒歩でもアクセスすることができます。自動車の場合も、今治側のインターチェンジからは入ることができないのですが、同じく一般道経由でアクセスが可能です。

【写真】SHIMANAMI文字モニュメント:しまなみピンのある来島海峡サービスエリア
しまなみピンのある来島海峡サービスエリア

来島海峡サービスエリアへの一般道は入口が分かりにくいのと、自転車だと少し坂道を登る必要がありますが、お土産物の品ぞろえも多く、景色も良いので立寄ってみる価値のある場所だとは思います。こちらの「しまなみピン」の写真を撮りたい場合には、来島海峡サービスエリアを目指してみて下さい。

糸山展望台・来島海峡展望館

【写真】SHIMANAMI文字モニュメント:来島海峡大橋の展望スポット「来島海峡展望館」
糸山公園の来島海峡展望館

このほか、サンライズ糸山からすぐ近い場所に、来島海峡大橋の展望スポットがいくつかあります。来島海峡展望館はお土産物やご当地ドリンクのショップなども併設した、サイクリング初心者でもとてもアクセスしやすい展望台です。

【写真】SHIMANAMI文字モニュメント:来島海峡の絶景が見える糸山展望台
来島海峡の絶景が見える糸山展望台

更により高い場所には糸山展望台という展望台があり、ここからの眺めが最高なんです。詳しいアクセス方法などはこちらのウェブページにまとめてみました。

サイクリングの上級者の方や、電動アシスト付き自転車をレンタルする予定の方などは、大島にある亀老山展望公園という展望台もおすすめです。かなりきつい坂道を登った先にある展望台ですが、来島海峡大橋を見おろす風景は、これぞしまなみ海道といった絶景です。

短時間で楽しむ来島海峡大橋サイクリング

SHIMAMAMI文字モニュメントがあるサンライズ糸山には、無料の駐車場もあり、レンタサイクルを簡単に借りることができるので、しまなみ海道サイクリングの体験的な楽しみ方もできるスポットになっています。しまなみ海道の全てを走り抜こうとすると70km以上の道のりとなるため、1日以上の長時間のサイクリングになります。

一方で1時間程度でサイクリング体験を楽しみたいという方には、ここサンライズ糸山から来島海峡大橋を往復するようなサイクリングプランがオススメです。しまなみ海道のハイライトとも言える来島海峡大橋だけをサイクリングするプランです。まさに、しまなみ海道のいいとこ取りといった感じ。余裕があれば、大島を散策してみるのもいいでしょう。


このページでは、しまなみ海道で最も長い橋、来島海峡大橋を望むフォトスポット「SHIMANAMI文字モニュメント」を中心におすすめの立寄りスポットをご紹介しました。初心者から上級者まで幅広い方が自転車旅行を楽しめるしまなみ海道のサイクリング情報は以下のページにまとめておりますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

2024年11月15日立ち寄りスポット,景勝地や展望台,今、話題の

Posted by カワイユキ