友浦久米キャンプ場@しまなみ海道・大島|知られざる絶景キャンプサイトをご紹介!シャワーやトイレ、コテージ、ウッドデッキの施設も
友浦久米キャンプ場は、しまなみ海道の大島(愛媛県今治市)の宮窪町友浦地区にある民間のキャンプ場です。大島の東側外周ルートからさらに海沿い道を進んで、行き止まりになっているような奥地に、このキャンプ場はあります。目の前に美しい砂浜が広がっている好景観キャンプサイトでした。フリーテントサイトの様子や施設などを詳しくご紹介します。
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友浦久米キャンプ場

友浦久米キャンプ場は、大島の東に突き出た半島の途中にある手作り感のあふれるキャンプ場。目の前が海なので、波音を聞きながらのキャンプになります。個人で経営されているキャンプ場のようで、オーナーさんはとても親切でした。美しいビーチも広がっており、島感のあるロケーション。特に日の出の時間の美しさは格別です。
民営キャンプ場 | 友浦久米キャンプ場 |
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住所 | 今治市宮窪町友浦甲3605 |
電話番号 | 0897-86-2578 |
料金 | 基本500円 /人 (予約必要) |
友浦久米キャンプ場の場所
アクセス
友浦久米キャンプ場があるのは、しまなみ海道の大島(愛媛県今治市)の宮窪町友浦という地区。大島の北東になります。サイクリングだとアップダウンがあり、なかなかハードな道のりとなりますが、大島の東側の外周コース、友浦海岸通りを北方向へ進みます。

途中、左側に進める道が現れても、無視してとにかく海岸線沿いを北へ進みましょう。村上海賊ミュージアム方向に行ってしまわないようにご注意を。海岸沿いを行けるところまで行くと、「告 これより500m先通行止め」の看板と「←友浦久米キャンプ場 みかん狩もいたします」の看板が出てきます。

この細い道を左側へと登っていきます。この丘を登る道を、そのまま道なりに進むと自動的に友浦久米キャンプ場へと出ます。受付は、この丘の途中にある民家です。看板が出ているので、見つけにくくはないと思います。
事前の買い出しがおすすめ
友浦久米キャンプ場は、大島の中心市街地から離れた立地のため、近くにスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどはありません。買い出しに行くにも峠を越える必要があるのと距離がありすぎるので、自転車キャンプの場合、到着後の買い出しは現実的でないですね。
業態 | 店名 | 住所 | キャンプ場からの距離 |
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スーパーマーケット | ライフショップ大島店 | 今治市吉海町八幡201-1 | 7.1km |
スーパーマーケット | Aコープおおしま | 今治市吉海町幸新田256-1 | 7.3m |
コンビニエンスストア | ローソン 大島吉海店 | 今治市吉海町八幡236-1 | 6.7km |
コンビニエンスストア | ファミリーマート 大島吉海店 | 今治市吉海町八幡164 | 6.9km |
現在、大島や伯方島には日帰り利用のできる銭湯や温泉、温浴施設はありません。
キャンプ場の設備
フリーキャンプサイト
友浦久米キャンプ場は、すぐ目の前は低い堤防を挟んで砂浜が広がっているような立地です。決して広くはないですが、概ね平らな広場的なキャンプサイトになっているので、テント設営の候補地はいくつも見つかりそうです。

この日も、テントは2つだけ立っていて、人影はありませんでした。もしかしたら何泊かここ友浦久米キャンプ場に連泊しているのかもしれませんね。大島の辺鄙なところにあるので、しまなみ海道サイクリングの拠点として連泊する場所としては不便な気がしますが。

友浦久米キャンプ場のキャンプサイト全景はこのような感じです。海側にウッドデッキのような屋根付きの構造物があり、山側にシャワー棟やトイレ棟があります。テントサイトは区画がされておらず、フリーサイトになっています。他のしまなみ海道のキャンプ場と同じく直火はできませんが、焚き火台を使えばOK!
自転車キャンプの焚き火台
自転車キャンプだと積載できる荷物の量にかぎりがあるので、折りたたみが出来て、軽くて、小さく収納できる焚き火台が自転車キャンプにはぴったりですね!
ウッドデッキ様の小屋

海の家にあるようなウッドデッキからは目の前の海が眺められていい感じです。可能であれば、ここにテントを張れたらうれしいですね。

屋根があるので夜露にあたりにくそうです。ペグなしで紐を結ぶだけで大丈夫そうですね。コーヒータイムやご飯タイムにも活用できそうなスペースです。
男女別のトイレ棟

友浦久米キャンプ場には男女別のトイレ室がありました。シャワー棟と同じ建物で、トイレは奥側に回り込むと入り口があるような感じです。手書きの「トイレ室」の文字が印象的で、ハンドメイド感がたっぷりです。
男女別のシャワー棟と水道

男女別のシャワー室はこのような感じです。やはり、手書きの文字が印象的です。炊事場的なエリアもこのシャワー室の横にありました。
コテージ

友浦久米キャンプ場のキャンプサイトの一番奥には、このようなバンガローというかコテージ的な建物が2棟。とてもシンプルな造りになっていました。いずれも、施設の老朽化とハンドメイド感は強く感じますが、掃除などは行き届いており、綺麗に維持されている印象でした。こういった古さが気にならない、むしろ良い!というキャンパーの方はぜひ、しまなみ海道大島の友浦久米キャンプ場に来てみてはいかがでしょう。
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目の前に広がるほとんどプライベートなビーチを眺めているだけで、とっても癒される、そんな瀬戸内海の島の風情をたっぷりと感じられるキャンプサイトでした。