【シェアサイクル】Hello Cyclingアプリでしまなみ海道レンタサイクル

2024年2月26日

【タイトル】新サービス!しまなみ海道シェアサイクルで気軽な旅

最近、しまなみ海道ではシェアサイクル(シェアバイク)も登場しています。Hello Cyclingのステーションでスマホアプリを使い、電動アシスト自転車を簡単に借りることができます。決済もオンラインで、いくつかのステーションで自由に乗り捨て可能。伯方島や大三島だけでなく他のエリアにもステーションが増え、ますます便利になっています。詳しくしまなみ海道のシェアサイクルについて紹介してみようと思います。

ライター:カワイユキ

こんにちは。しまなみ海道在住のサイクリスト・カワイユキと申します。しまなみ海道は初心者の方でも自分のレベルに合った情報をもとに準備すれば大丈夫!自転車でゆっくり旅する魅力をお伝えできたら嬉しいです。

しまなみ海道サイクリング

レンタサイクルを借りて

日本を代表するサイクリングロード「しまなみ海道」は、愛媛県今治市と広島県尾道市の島々を結びながら瀬戸内海を縦断するルートの名前です。今治市内から尾道市内まで踏破を目指すと最短でも70~80kmというなかなかの距離なのですが、便利なレンタサイクルを活用することで、しまなみ海道の一部だけをサイクリングすることもできるようになっています。

【写真】しまなみ海道のシェアサイクル:レンタサイクルでしまなみ海道サイクリング
レンタサイクルでしまなみ海道サイクリング

しまなみ海道ではレンタサイクルのサービスが、公共・民間ともに充実しているので、自分の自転車を持ってくるような上級者のサイクリストから、長距離のサイクリングは初めてという初心者の方まで、幅広い旅行者が自転車ツーリングを楽しんでいます。例えば、最も一般的に利用されている公共のレンタサイクルには複数のターミナルがあり便利です。

シェアサイクルも登場

以前までは、しまなみ海道のレンタサイクルは公共のレンタサイクル(現在、しまなみジャパンが運営)のみでした。最近は、今治市内、尾道市内ともに民間の自転車店などでもしまなみ海道サイクリング向けの様々なレンタサイクルサービスが始まり、選択肢が増えてきています。そんな中、2022年からしまなみ海道初のシェアサイクルとして「Hello Cycling」(OpenStreet株式会社)が、サービス提供を開始しました。

【写真】しまなみ海道のシェアサイクル:多々羅しまなみ公園のシェアサイクルステーション
多々羅しまなみ公園のシェアサイクルステーション

エリアの各所に無人のステーションが設置され、スマートフォンの専用アプリケーションを通じて予約や貸出・返却手続き、決済などを行え、自転車が必要な時に気軽にレンタルができることが魅力です。都市部で一般的になりつつあるバイクシェア(シェアサイクルや自転車シェアリングなどとも言います)のサービスがしまなみ海道にも普及し始めています。

【写真】しまなみ海道のシェアサイクル:喜助の湯に新設されたシェアサイクルステーション
喜助の湯に新設されたステーション

2022年の開始時点では、大三島と伯方島の計5ヶ所に無人のシェアサイクルステーションが設置されていました。その後。2023年には大島「亀老山入口(高速バス停亀山)」と今治「喜助の湯」の2か所が、広島県側では生口島の「瀬戸田しおまち商店街」と大崎下島「御手洗」の2か所が新設。今まさに進化している自転車貸出しのサービスだと思います。

シェアサイクルのメリット
  • 他のレンタサイクルが無い場所にあるステーションで貸出返却できる
  • スマホのアプリで簡単に予約や決済ができる
  • 電動アシスト付き自転車を借りることができる

これからどんどんメジャーになる自転車貸出サービスな気がしますね!

Hello Cyclingのシェアサイクル

貸出返却ステーションの場所

現時点で、Hello Cyclingのシェアサイクルのステーションは、愛媛県側の計8ヶ所、広島県側2ヶ所にステーションが設置されていて、それぞれ小径のE-bikeの貸出や返却に対応しています。公共のレンタサイクルターミナルもある大三島の道の駅「多々羅しまなみ公園」の他、大三島の道の駅「御島」や「盛港」と「宗方港」、伯方島の「木浦港」などの公共のターミナルがない場所にも設置されています。

※新設や廃止があるかもしれません。公式ウェブページやアプリケーションをチェックしてみてくださいね!

【イラスト】取材時点のしまなみ海道エリアのHello Cyclingのシェアサイクルステーションの場所マップ
取材時点のシェアサイクルステーションの場所

※宗方港は取材時、「配車要予約」となっていました。

そのため、これまでのレンタサイクルサービスでは難しかったルートのサイクリングが、このシェアサイクルを活用することで実現するようになっています。また、今治市内の「喜助の湯」や生口島の「瀬戸田しおまち商店街」にステーションが設置されたことにより、しまなみ海道の半分を縦断するようなサイクリングにも活用できそうです。

【写真】しまなみ海道のシェアサイクル:標高およそ300mの亀老山展望公園
標高およそ300mの亀老山展望公園

大島の有名な展望台「亀老山展望公園」の最寄りバス停「亀山」にも、ステーションが設置されたことで、「亀老山展望公園」だけをサイクリングしたいというニーズにも対応しています。亀山のバス停までバスで移動して、シェアサイクルを借りて亀老山までヒルクライムにチャレンジできます。かなり厳しい急な坂道が続きますが、電動アシスト付き自転車なら通常の自転車よりは難易度が低くなると思います。

借りることができる自転車

しまなみ海道のHello Cyclingのステーションには、ブリヂストンの「Real Stream Mini」という電動アシスト付きの小径車(ミニベロタイプ)が配備されています。アルミフレームの通勤通学向け自転車で、重量は21.6kg、定価15万円程度のクラスの自転車です。「クラシカルなデザイン。小型なのに、軽快に走るスポーティバイク。」というコンセプトだそうです。

【写真】しまなみ海道のシェアサイクル:ブリヂストンの「Real Stream Mini」という電動アシスト付きの小径車
ブリヂストンの「Real Stream Mini」

ブリヂストンのウェブページによると、1充電あたりの走行距離目安は、標準モードで65km、強モードで51km、オートエコモードプラスで83kmという規格になっているそうです。一般販売の自転車と同スペックのものがフル充電で配備されているとすると、しまなみ海道の一部をサイクリングする距離としては問題なさそうです。

【写真】しまなみ海道のシェアサイクル:OGK KABUTOの自転車用ヘルメット付き
OGK KABUTOの自転車用ヘルメット付き

また、配備されている各自転車の前かごには、OGK KABUTOの自転車用ヘルメット「キャンバススポーツ」が用意されています。このヘルメットのレンタル料金も、貸出料金に含まれているので、自分で自転車用のヘルメットを用意する必要がないのもありがたいですね。現在、自転車のヘルメットは着用努力義務化されているので、安全のためにもサイクリング中は必ずかぶるようにしましょう。

シェアサイクルの借り方

Hello Cyclingのシェアサイクルを利用するには、スマートフォンが必要です。スマートフォンでHello Cyclingのアプリケーションをインストールして、アカウントを取得、支払方法を登録します。普段から都市部でHello Cyclingのシェアサイクルを利用している場合は、そのままそのアプリケーションから借りることができます。私も実際に登録してみましたが、簡単に登録、貸出し可能場所も独自のマップから簡単に探すことができました。

【写真】しまなみ海道のシェアサイクル:Hello Cyclingのシェアサイクル利用方法
Hello Cyclingのシェアサイクル利用方法

シェアサイクルを利用する際には、アプリケーション上の地図から各ステーションで貸出可能かどうかを確認でき、案内にそって操作するだけで簡単に自転車の予約ができました。クレジットカード・キャリア決済・Yahoo!ウォレット等から決済方法を選ぶことができ、利用に応じて自動的に決済される仕組みでした。

シェアサイクルの利用料金

取材時のしまなみ海道エリアでのHello Cyclingシェアサイクルの貸出料金は15分毎に300円で、12時間までで6000円。同じHello Cyclingの他の都府県エリアの料金が12時間1000~2000円なので少し、割高感があるようにも感じました。

【写真】しまなみ海道のシェアサイクル:都道府県によって貸出料金が違うそうです
都道府県によって貸出料金が違うそうです

しかし、公共のレンタサイクルのターミナルがない港などにステーションが設置されているので、船の航路との相性は良さそうです。今後、利用者が増えるなどして他のエリアにもステーションが広がっていくことを期待しています。

進化中のサービスです。最新の情報を公式ウェブサイトやアプリケーションで確認してくださいね!

 

【ちょっとBreak】自転車旅の前にぜひ読んでみて♪

自転車旅の魅力って何でしょう?バス旅行やパックツアー、観光地を訪れる旅行とは違う魅力がある気がします。そんな自転車旅行やサイクリングの楽しさを、改めて再認識させてくれるコミックエッセイ『おりたたみ自転車はじめました』を、ぜひ、しまなみ海道に来る前に読んでみて下さい

【書影】おりたたみ自転車はじめました(星井さえこ著)
【書影】おりたたみ自転車と旅しています(星井さえこ著)

著者は、折りたたみ自転車でサイクリングや自転車旅行をされている工業デザイナー、星井さえこさん。この本『おりたたみ自転車はじめました』の中、「週末が待ち遠しくなる6コース」の「コース6」で、しまなみ海道サイクリングの様子が出てきます。新刊『おりたたみ自転車と旅しています』も発売されましたよ!

『おりたたみ自転車はじめました』は、可愛らしくも緻密なイラストレーションも、とても魅力的です。自転車旅行の楽しみ方が、より一層イメージしやすくなること、間違いありません。

利用パターンのイメージ

Hello Cyclingのシェアサイクルステーションの設置場所も眺めてみると、公共のレンタサイクルではカバーしきれていないニーズに特化して場所を選んでいるように思いました。まさに「かゆい所に手が届く」的な自転車貸出しのサービスを展開されています。シェアサイクルの登場により、今までよりも更にバリエーション豊かな自転車旅が実現するなぁと期待感があります。日常的にHello Cyclingのシェアサイクルを利用している方なら尚更に気楽ですね。

船と組み合わせでサイクリング

Hello Cyclingのシェアサイクルは、基本的にどこのHello Cyclingのステーションでも貸出・返却が可能とのことです。時間ごとの料金体系なので、他のステーションに返却するか元のステーションに返却するかによって利用料金が変わるわけではないようです。しまなみ海道各所にあるHello Cyclingのステーションで自転車を借りたり返したりすることで、しまなみ海道の一部をサイクリングするような楽しみ方は色々できそうです。

【写真】しまなみ海道のシェアサイクル:しまなみ海道の一部をシェアサイクリング多々羅大橋
しまなみ海道の一部をシェアサイクリング

現時点では、特に大三島や伯方島、生口島のステーションが港に近い場所に設置されているので、船の航路との相性が特に良さそうです。今治港や尾道港からの船を活用して、島のステーションで自転車を借りて自由にサイクリングしてみるのがいいですね。多少のアップダウンがある中~上級者コースも電動アシスト付き自転車なら行けるかもしれません。

しまなみ海道周辺の船の航路については、こちらのウェブページにて詳しくご紹介しています。

大久野島へのアクセス

野生のうさぎがたくさん生息していることで世界的に有名になった大久野島。しまなみ海道側からアクセスしようとすると、大三島の北側にある盛港という港へ向かう必要があります。高速バスや急行バスを使って、大三島のバス停「大三島BS」まで来た場合、ここから盛港まで約5.6kmと、地味に離れているんです。盛港までいく路線バスもありません。

【写真】しまなみ海道のシェアサイクル:ウサギの島、大久野島へのアクセスとして
ウサギの島、大久野島へのアクセスとして

この微妙な距離を、Hello Cyclingのシェアサイクルを使えば、簡単に移動することができます。大三島のバス停「大三島BS」のすぐ目の前には道の駅「多々羅しまなみ公園」があるので、ここのステーションで自転車を借りて、盛港のステーションで返却。道の駅では公共のレンタサイクルターミナルと間違えないようにしてくださいね。

亀老山展望台へのヒルクライム

先述の通り、しまなみ海道で最も有名な展望台と言っても過言ではない「亀老山展望公園」へのアクセスとして、Hello Cyclingのシェアサイクルが活用できます。今治駅から大三島へと向かう急行バス「大三島線」は大島のバス停「亀山」へと停まります。この亀山バス停から亀老山展望公園までは片道約3.7kmの上り坂。かなり急な坂道として有名ですが、電動アシストの力を借りてチャレンジ。大島の公共の吉海レンタサイクルターミナルでは電動アシスト自転車を借りられないので、こちらに優位性があります。

しまなみ海道周辺のバス路線については、こちらのウェブページで詳しくご紹介していましす。

御手洗周辺のサイクリング

こちらは、しまなみ海道ではなく、もうひとつの海道、「とびしま海道」の大崎下島にある観光スポットです。大崎下島の御手洗町並み保存地区は、潮待ち、風待ちの港町として栄えた場所で、今でも江戸時代の風情を残す町並みが残されています。とびしま海道屈指のこの観光スポット周辺をサイクリング散策するのに、Hello Cyclingのシェアサイクルが活用できます。

生口島観光・大三島観光

しまなみ海道でも観光の人気が高い島、生口島や大三島だけを楽しみたいという方にも、Hello Cyclingのシェアサイクルは便利だと思います。公共のレンタサイクルよりも気軽に借りることができて、生口島のしおまち商店街周辺をサイクリング散策してみたり、大三島の大山祇神社周辺をサイクリング散策してみたりといった使い方ができると思います。

【写真】しまなみ海道のシェアサイクル:生口島のしおまち商店街周辺の散策にも
生口島のしおまち商店街周辺の散策にも

しまなみ海道の人気の観光スポットは、島ごとにこちらのウェブページにまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

レンタサイクルの情報まとめ

しまなみ海道のレンタサイクルは公共から民間のサービスまで、幅広いサービスが展開されていて、それぞれに特徴が違います。しまなみ海道サイクリングの旅程や体力、スポーツ自転車の経験値などによって、自分にぴったり合ったレンタサイクルサービスを見つけていただければ幸いです。当ウェブサイトでは、様々なトピックでしまなみ海道のレンタサイクルについてご紹介しています。

尾道駅周辺でレンタサイクルを借りる方法

しまなみレンタサイクルは尾道港にあり、クロスバイクやシティサイクルなどを借りることができます。ジャイアントストア尾道やザレッドバイシクルズ尾道ではロードバイクのレンタルも可能。また、ローロサイクルワークス尾道や尾道ベースではミニベロを借りられます。ベターバイシクルズではおしゃれな街乗り自転車がレンタルできます。

今治駅周辺でレンタサイクルを借りる方法

四国側、愛媛県今治市周辺のレンタサイクル情報です。しまなみレンタサイクルやジャイアントストア今治など、借りられる自転車や場所が異なります。クロスバイクやシティサイクル、ロードバイクなども選べます。料金やサービスも各社異なるので、自分に合ったレンタルサービスを見つけましょう。

電動アシスト自転車をレンタルする方法

意外とアップダウンと距離があるしまなみ海道では、最近、電動アシスト付き自転車の貸出サービスも続々と登場しています。サービスによって乗り捨てができなかったり、レンタル料金や借りられる自転車の品質がだいぶ違います。初めての方や体力に自信のない方にもおすすめです。

ママチャリをおすすめしない理由

それぞれの橋では数十メートルの高さまで自転車で登る必要があり、いくつかの島には標高数十メートルの峠があります。しまなみ海道の全線を踏破するようなサイクリングプランの場合は、ママチャリではなく、クロスバイクを借りることをおすすめします。

ロードバイクを借りる方法

サイクリングの中~上級者の方であれば、クロスバイクではなくロードバイクを借りたいという方もいらっしゃるかと思います。しまなみ海道のいくつかのショップではロードバイクのレンタルサービスを展開しています。また片道サイクリングの方法もこちらのウェブページで詳しくご紹介しています。

しまなみ海道のレンタサイクル総まとめ

しまなみ海道のレンタサイクルの借り方や返し方、片道サイクリングでの乗捨ての方法や借りることができる車種、料金や予約の詳細など、レンタサイクルサービスごとの特徴を比較して解説しています。一般的に利用が多い、公共のレンタサイクル以外にも民間のレンタサイクルも登場し、初心者の女性ひとり旅から上級者のロードバイク乗りまでレンタサイクルを借りてしまなみ海道サイクリングを楽しむことができます。


このページではしまなみ海道サイクリングで利用できるかもしれないシェアサイクルについての情報をまとめて紹介させていただきました。初心者でも安心してサイクリングを楽しめるのがしまなみ海道最大の特徴です。しまなみ海道サイクリングの詳しい情報は、以下のページにまとめておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

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2024年2月26日レンタサイクル

Posted by カワイユキ