【高速道路の接続】山陽自動車道や松山道からしまなみ海道への乗り継ぎルート

2024年9月22日2024年10月4日

このページでは、山陽自動車道や中国横断自動車道の尾道松江線（尾道道・松江道）、松山自動車道などからしまなみ海道の西瀬戸自動車道への接続ルートについて解説しています。ドライブでしまなみ海道を訪れる場合、他の地域から高速道路でいらっしゃることも多いと思います。意外と複雑な接続になっています。

僅かな広告収入と読者の皆様のご支援で何とか取材執筆や維持管理をしています。私の記事がもしお役に立ちましたらサポートをお願いしたいです。なお、業者様からの掲載依頼はお断りしています。

高速道路でしまなみ海道へ

遠方から自動車で

しまなみ海道は、サイクリングだけでなく、自動車でドライブに来たりオートバイでツーリングに来たりという様々な旅行スタイルの方が訪れる好景観ルートです。瀬戸内海を横断し、島々を巡ることができる観光道路としても近年注目を集めています。

サイクリングと違って、自動車やオートバイの旅ではより広範囲に旅行をされる方が多いのではと思います。遠方から高速道路を使ってしまなみ海道を通って四国を訪れてみようという方もいらっしゃるでしょう。このページでは、なるべく市街地へ降りずに、高速道路を乗り継いでしまなみ海道へと進入する方法を紹介しています。

カーナビを使えば高速道路を乗り継いでしまなみ海道の西瀬戸自動車道へ入ることができると思いますが、事前にコースを知っておくとスムーズです。一部区間では、高速道路ではない自動車道を経由して遠回りしなくてはいけなかったり、未開通の区間では一般道を通ったりしなくてはいけません。

AD (Googleアドセンス広告)

しまなみ海道への経路

しまなみ海道の高速道路は「西瀬戸自動車道」という名称で、「E76」というナンバリングがされています。この西瀬戸自動車道の起終点は、広島県側が西瀬戸尾道IC、愛媛県側が今治ICとなっています。一般道から西瀬戸自動車道へはこうしたインターチェンジから進入することができますが、高速道路を降りずにしまなみ海道へ入りたい時は少し複雑です。

※料金所は、各ICにも設置されていますが、広島県側の無料区間を経由した時の本線料金所などをピックアップして表示しています。

例えば広島県側で「E2山陽自動車道」からしまなみ海道へは「尾道福山自動車道」という国道2号バイパスを経由、愛媛県側では未開通の高速道路区間では一般道を通る必要があります。今治ICから今治湯ノ浦ICまでの区間は高速道路を作っている最中です。2026年度に一部区間が延伸されることが発表されています。

①山陽道からしまなみ海道へ

東京や大阪方面、九州方面から本州経由でしまなみ海道へ自動車やオートバイで向かう場合には、「E2山陽自動車道」を通ってくることが多いと思います。山陰方面から「E54中国横断自動車道」を通ってくる場合も尾道JCTで山陽自動車道へと入ります。この山陽自動車道と西瀬戸自動車道は直接ジャンクションなどで繋がっていないことに注意が必要です。

国道2号線バイパスの西瀬戸尾道ICから福山西ICまでの区間である「尾道福山自動車道」が、山陽自動車道としまなみ海道の接続道路の役割をしています。国道2号線バイパスは無料道路なので、福山西ICと向島ICのところに料金所があります。

岡山・兵庫方面からアクセスする場合は、山陽自動車道から福山西ICで「しまなみ海道」方面へ分岐し、料金所を通過した後に国道2号BPで3.5kmほど進んだところにしまなみ海道への入口分岐があります。一方で広島・山口方面からのアクセスでは尾道ICや尾道JCTを通過し福山西ICで国道2号BPに入るルートが最速です。

②松山道からしまなみ海道へ

四国の愛媛県内各地や香川県、徳島県、高知県からしまなみ海道を高速道路で目指す場合には、「E11松山自動車道」を通ってくることが多いと思います。この松山自動車道と西瀬戸自動車道、つまりしまなみ海道は現時点では接続していないことに注意が必要です。

松山自動車道としまなみ海道を連絡する「今治小松自動車道」は現在、いよ小松JCT～今治湯ノ浦ICの間しか開通しておらず、今治ICまでの区間は一般道を走行する必要があります。先述のとおり、2026年度に今治湯ノ浦IC～今治朝倉IC間が開通し、少し延伸される予定です。今治ICまでの区間の延伸工事も現在進行中です。

このウェブページでは、山陽自動車道などの高速道路からしまなみ海道へのアクセスについて詳しくご紹介しました。しまなみ海道のドライブの情報は、分かりにくいインターチェンジや料金の解説や島々の魅力、モデルコースなどをこちらのページにまとめているので、ぜひ参考になさってください。