【1日モデルコース】尾道から生口島・瀬戸田までのファミリー向けサイクリングプラン
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レンタサイクル
どのレンタサイクルで借りるか
広島県の尾道駅周辺をスタート地点にする場合、しまなみ海道で最も一般的なレンタサイクルである「しまなみジャパン」による公共のレンタサイクルの他に、いくつかの民間のレンタサイクルで借りるという選択肢もあります。公共のレンタサイクルを借りる場合は、それぞれの島にレンタサイクルターミナルがあるので、そこで返却(乗捨て)することができます。返却後は船やバスなどの公共交通機関で尾道へと戻ってくることができます。
違い | 公共レンタサイクル | 民間レンタサイクル |
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車種 | クロスバイク・シティサイクルなど | ロードバイクなどの上級者向けも |
料金と品質 | 比較的安いぎあ、中には低品質な自転車も | 比較的高いが、高品質な自転車が多い |
乗捨て | 各島のターミナルで返却可能 | 尾道に戻ってきて返却(乗捨て不可) |
一方で、民間のレンタサイクルを借りた場合は、基本的に島での乗捨てができないので、尾道の借りた店舗まで戻ってきて、自転車を返却する必要があります。自転車をバスに載せることはできないので片道サイクリングの場合には、帰りに生口島の瀬戸田~尾道の船に自転車も積載して、尾道まで戻るのがいいと思います。もちろん、自転車を借りたあとすぐに尾道港から船に乗って、瀬戸田港をスタートする逆向きのプランも可能です。
自分がどれくらい走れるか不安な場合は、公共のレンタサイクルがおすすめです!
ガイドブックやムック本
しまなみ海道の観光情報も、やはり紙媒体のガイドブックを事前に購入しておくと便利です。綺麗なビジュアルも参考にしながら旅の計画をしたいという方にもおすすめですよ。しまなみ海道や自転車旅行を特集したムック本なども登場しています。
荷物がかさばるのがなぁ…という方であれば、いくつかのガイドブックにはKindleなどの電子書籍版も発売されているので、こうした商品をスマートフォンにダウンロードしておくと、かなり便利です。
サイクリングルート
向島へ渡船で渡る
レンタサイクルを借りたら、早速しまなみ海道へと向かいましょう。ひとつめの島、向島は尾道の町から海越しにすぐそこに見えている陸地です。尾道水道と呼ばれるこの狭い海峡には、尾道大橋という橋も架かっていますが、遠回りになるうえ、自転車で走行できるスペースがとても狭いので、そちらを通らずに頻繁に行き来している渡船を活用するのが一般的です。
渡船 | 尾道駅前渡船 | 尾道渡船(兼吉の渡し) | 福本渡船 |
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港 | 駅前~富浜 | 土堂~兼吉 | 土堂~小歌島 |
特徴 | 今治側からメインルートを走ってくると、ブルーラインによって誘導されるのがこの渡船。 | NHK連続テレビ小説「てっぱん」のロケ地にもなった渡船。駅からは最も離れています。 | 一番安い。向島側の乗り場は、駅前渡船よりさらに進み、水路の一番奥にあります。 |
尾道~向島を渡す3つの渡船
JR尾道駅のすぐ目の前の広場には、向島行きの駅前渡船の乗り場があるので、そこから渡船に乗り込みましょう。尾道~向島間には、この駅前渡船も含めて3つの航路がありますが、どれも時刻表なく頻繁に行き来していて、料金もとても安いので便利です。どの航路を使ってもOKです。それぞれ乗り場が多少違いますが、どの渡船にも自転車を載せることができ、しまなみ海道のサイクリングをスタートすることができます。
向島をサイクリング
向島へと渡船で渡ると、しまなみ海道のサイクリングコースを示す路面標示「ブルーライン」が引かれているので、これに沿って行けば、尾道~今治間の最短ルートである「メインルート」を辿ることができます。向島のメインルートは海に出るまで約3kmほど、市街地の中を通っていきます。交通量も意外とあり、信号も多い区間です。
市街地を抜けて出た海は「御幸瀬戸」と呼ばれる、向島と岩子島との間の狭い海峡です。右手に海を眺めながら進むと、赤い色のアーチ橋が見えてきます。これは「向島大橋」で、しまなみ海道の本線ではありませんが、向島のすぐ横の岩子島という小さな島へと渡って、寄り道することができます。
約5kmほど、向島の西側の海岸を海に沿ってサイクリングしていきます。晴れていると海の青さも引き立って、とても景色がよく気持ちがいい区間です。この区間はアップダウンもほとんどなく、平坦なルートですので、初心者の方でも無理なくサイクリングすることができると思います。しばらく進むと、次の因島へと渡る「因島大橋」が見えてきます。
パンケーキのカフェ「Willows Nursery」やテイクアウトカフェ「70cafe」などが並ぶ「立花海岸」エリアを過ぎると、因島大橋へと登るサイクリングロードの入り口が現れます。「←因島大橋」の看板を見逃さないように。ここから因島大橋まで、自転車歩行者専用道(原付バイク道と併用)を登っていきます。
因島大橋を渡る
因島大橋の自転車専用道へは、このような木々のトンネルの中を進むようなサイクリングロードを登っていきます。今回のモデルコースで最初の登り坂です。傾斜は初心者の方でも登りやすいように約2~3%ほどで設計されています。原付バイクや歩行者に注意をしながら、ギアを軽くしてゆっくりと登っていきましょう。
因島と向島の間の布刈瀬戸を渡すのは、上下で二重の橋げたになっている吊り橋「因島大橋」。1977年に起工し、1983年に開通した橋長1270mの吊橋です。向島からは立花海岸付近に登り口があり、因島側はアメニティ公園からぐんと坂道を登りきったところに入口があります。自転車歩行者道は車道の下側に通っている不思議な構造です。
因島大橋では自転車と原付バイクが同じレーンを走行するような設計になっています。後方から追い越してくる原付バイクなどにも注意をしながら。横の金網越しに、瀬戸内海の美しい風景を高い位置から眺めることができます。他の橋と違って、日陰になっているので、夏場は風がとても気持ちいい橋になっています。
因島大橋を渡り切ると、2つ目の島、因島へと上陸です。緩やかですがブラインドのカーブも多い坂道なので、対向の自転車や原付バイクにも注意しながら、ゆっくりと下っていきましょう。因島はポルノグラフィティの故郷。八朔という柑橘や蚊取り線香の原料となる除虫菊、造船などが有名な島で、中世の時代には因島村上水軍の本拠地もあったそうです。
因島大橋からのサイクリングロードを下りきると、国道317号線(広島県道366号線)に出ます。左に行くと、「因島水軍城」や「因島スカイライン」、「本因坊秀策囲碁記念館」などがある因島の中央部や東側海岸方面です。しまなみ海道サイクリングコースのメインルートはこの交差点を右方向に曲がって、さらに下っていきましょう。メインルートは因島の西側を通っています。
因島をサイクリング
坂道を下りきると、「しまなみビーチ」という海水浴場のある因島アメニティ公園へと出ます。この周辺には、大浜崎灯台や因島大橋記念公園、大浜崎キャンプ場などの公園があり、名物のはっさく大福が美味しい「はっさく屋」や、カフェレストラン「SEABRIDGE」などの立寄りスポットも点在しています。
畑や造船関連の施設を横目にブルーラインを進むと、この交差点にさしかかります。しまなみ海道のメインルートはここを左へと進むようになっています。「因島フラワーセンター」という公園の前を通る裏道的な道がサイクリング推奨コースになっています。一方で、この交差点で曲がらずに直進すると、因島西側の海沿い外周ルートをサイクリングできます。どちらを進んでもそれほど所要時間は変わりません。
国道や県道を中心に設定された尾道~今治間のしまなみ海道のサイクリング推奨コースでは珍しく「尾道市道 I-7 山田鬼岩線」という市道を通っていきます。少しだけアップダウンがありますが、交通量も少なく、島の生活感も感じながらのサイクリングができます。体力に自信がある方は、途中で五百羅漢のある展望スポット「白滝山」へと登ってみるのもいいですね。
因島フラワーセンターを越えて、広島県道317号線に合流したらブルーラインに沿って進みましょう。このあたりの区間は海も見えないので、あまり瀬戸内海感は感じられません。海の雰囲気をより味わいたい場合には、こちらのメインルートではなく、因島重井町を通る広島県道366号線の外周コースの方がおすすめです。
しまなみ海道のメインルートは、ローソン因島重井店のある交差点で右折し、「因島運動公園」の坂道区間へと入っていきます。標高30mほどの小さな峠ですが、意外とだらだらと上り坂が続く印象です。メインルートということもありサイクリストも多いですが、この区間は海の展望などは開けません。
因島運動公園の峠を越えて、坂道を下りきると「鬼岩」の交差点へと出ます。しまなみ海道サイクリングのメインルートは、ここを左へと曲がります。右側からの道は因島の外周コースなので、外周コースを走ってきた場合はここで合流します。サイクリングの定番休憩スポット、万田発酵のPR公園「HAKKOパーク」へは、この交差点を右折してください。
鬼岩の交差点から、次の生口橋の登り口までの約2.3kmの区間は、割と交通量の多い因島の市街地区間となります。路肩や路側帯の狭い区間も多いので、ここでは特に車に注意をしながら進んでいきましょう。このあたりでお昼時になったら、ランチは因島土生町のエリアがおすすめです。生口島へと渡る生口橋を無視して直進すると土生町エリアへと入っていきます。因島名物のお好み焼きのお店がたくさんある町です。
旅程変更ポイント「土生港」
公共のレンタサイクルを借りていて、「ここまでで体力的に厳しい」「次の生口島へ行くのは難しい」となった場合には、因島土生町の土生港にあるレンタサイクルターミナルで自転車を返却することができます。ここで自転車を返却した後は、土生港前バス停から尾道駅前行きの路線バスへと乗って尾道へと戻ることができます。
生口橋を渡る
因島土生町エリアでランチを取ったら、また来た道を戻って「生口橋自転車道入り口」から生口橋へのサイクリングロードへと入っていきましょう。こちらも因島大橋と同じく2~3%の緩やかな傾斜でぐるぐると回り込むような設計です。途中まで原付バイクと併用で、ブラインドのカーブも多いので気を付けて。
サイクリングロードの途中で、自転車歩行者と原付バイクの道が二手に分かれています。左側の原付バイク専用道に入らないように注意して、自転車のマークの方へと進みましょう。
生口島と因島の間には橋長790mの斜張橋「生口橋」が架かっています。1986年に起工し、1991年に開通した当時は世界で最長の斜張橋として大注目されたそうです。因島側の坂道の途中には、休憩場所のような小さな公園やベンチがあり写真スポットにもなっています。もう坂道を登るのが辛いという方は、平日限定で因島の金山港~生口島の赤崎港間をフェリーが往来しているので、こちらを使って渡ることもできます。
生口橋を渡り切りサイクリングロードを下ると、セブンイレブン生口島北インター店のある交差点で広島県道81号線と合流します。しまなみ海道サイクリングのメインルートは左折。右側に行くと、生口島の南側をぐるりと回る外周コースです。ゴールのある瀬戸田方面へはメインルートを進みましょう。
生口島をサイクリング
この旅で3つ目の島、生口島へ降りてから5~6kmの区間は、海沿いでところどころ展望のよい平坦なルートです。アップダウンがほとんどないので、とてもサイクリングしやすい区間です。生口島はアートな島なので、ところどころにアート作品も点在しているので探しながら。瀬戸田ジェラートの「ドルチェ」、レモンケーキの「島ごころ」などの立寄りスポットも点在。サイクリングはゴールの瀬戸田の町に入ってきます。
ゴール地点「瀬戸田観光案内所」
公共のレンタサイクルで借りた自転車は、瀬戸田の「平山郁夫美術館」の目の前にある「瀬戸田観光案内所」で返却することができます。まだ時間に余裕があるという方は、自転車で瀬戸田の町を散策してから返却するのもいいですね。「平山郁夫美術館」や「耕三寺」「向上寺」などの観光スポットも巡るのもいいですよ。
「瀬戸田観光案内所」から尾道への船が出ている「瀬戸田港」までは。0.6kmほど離れた立地ですが、「しおまち商店街」という昔ながらのストリートを歩いて散策しながら進むと楽しいです。「自転車カフェ&バー汐待亭」やローストチキンの「玉木商店」、干物や柑橘を売っているお土産物屋さんも点在しています。
瀬戸田港から尾道へ
生口島の瀬戸田港からはJR尾道駅前の「尾道港」を結ぶ旅客船が行き来しています。途中、生口島のもう一つの港である沢港や、因島の重井港や佐木島の須ノ上港、尾道新浜港に寄港します。1日8便程度運航していて、曜日限定でサイクルシップ「ラズリ」という自転車積載に特化した船が運航するなど、しまなみ海道サイクリングで最もよく使われる航路です。
船の最終便の時刻はかならずチェックして、乗り遅れないようにしましょう!
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立寄りスポット
今回ご紹介している尾道スタートでしまなみ海道の北側をサイクリングする1日モデルコース沿いやその近くで、景色が良い場所や休憩にぴったりの立寄りスポットをいくつかピックアップしてご紹介します。
岩子島(岩子島厳島神社)
しまなみ海道のメインルートを走っていると目の前に現れる赤いアーチ橋は、しまなみ海道の本線ではないのですが、岩子島へと寄り道できる「向島大橋」という橋です。向島の西側に浮かぶ小さな島・岩子島は一周約8kmほどの離島で、走るだけであれば1時間もかからずにサイクリングで一周できます。道はおおむね狭く、一部が鬱蒼としており少しアップダウンはありますが、島の反対側には岩子島厳島神社や岩子島海水浴場など立ち寄りスポットもあり、離島の雰囲気を味わうことができます。
寄り道 | 岩子島(岩子島厳島神社) |
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住所 | 尾道市向島町岩子島1944 |
電話 | – |
営業時間 定休 | – |
特徴 | 映画のロケ地にもなる島の大鳥居のある神社へ |
tubuta SANK!
しまなみ海道をサイクリングする人々に大きな注目を集めているのが、「tsubuta SANK! natural icecream & velo station」です。この店はしまなみ海道の主要ルートに位置し、道路を挟んで瀬戸内海が広がる絶好のロケーションにあります。日替わりで提供される6種類の手作りアイスクリームをテイクアウトでき、店のすぐ横にあるデッキに設置されたベンチで海を眺めながらリラックスすることができます。サイクリストやドライバーのためにサイクルスタンドや駐車場も完備されており地元の方から旅行者まで幅広い方が訪れるお店となっています。
ショップ・テイクアウト | tsubuta SANK! |
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住所 | 尾道市向島町15321-5 |
電話 | 080-3596-1101 |
営業時間 定休 | 8:30~18:00 |
定休日 | 火曜日~木曜日 |
特徴 | 絶景の中で食べる手作りアイスクリーム |
HAKKOパーク
「HAKKOパーク」は、因島を拠点にする「万田発酵」企業本社工場の隣に位置する公園です。2018年に開園し、美しい庭園、ウッドデッキ、足湯などが整備されています。サイクリストの休憩スポットとしても整備されているのが嬉しいですね。万田発酵のPR施設ということで入園は無料。園内には、万田酵素を使用した肥料で育った巨大な植物や野菜が見どころとなっています。公園内にはカフェやショップも併設されており、特に庭園の先にある海が見えるテラスは非常に魅力的です。広大な駐車場も完備されており、ドライブで立ち寄るのにも便利です。そのため、道の駅のような雰囲気も楽しむことができます。
休憩・観光 | 万田発酵 HAKKOパーク |
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住所 | 尾道市因島重井町5800-95 |
電話 | 0120-85-1589 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | 水曜日 |
特徴 | フォトジェニックなウッドデッキのある万田発酵の庭園 |
因島土生町
因島のメインルートから少し足をのばしたところにある土生町という町は、昔ながらの商店街があったり、複雑な路地が張り巡らされていたりと散策にぴったりの町です。どこか懐かしいような町並みが残っていて、このあたりの名物お好み焼き「いんおこ」を食べることができるお店も数多く点在しています。しまなみ海道でサイクリストに有名な自転車神社「大山神社」もこの地区にあります。
寄り道 | 因島土生町 |
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住所 | 尾道市因島土生町 |
電話 | – |
営業時間 定休 | – |
特徴 | どこか懐かしい雰囲気の残る路地裏散策が楽しい港町 |
ドルチェ 瀬戸田本店
しまなみ海道で一番有名なジェラートショップといっても過言ではないのが、生口島のしまなみ海道メインルート沿いにある「ドルチェ 瀬戸田本店」です。地元の柑橘を使ったジェラートなど、数々のフレーバーのアイスが充実していてどれも絶品です。店内でも食べることができますし、海が見えるデッキやテイクアウトして外で食べることもできます。しまなみ海道サイクリングではみんな必ず立ち寄る定番立寄りスポットです。
柑橘ジェラート | ドルチェ 瀬戸田本店 |
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住所 | 尾道市瀬戸田町林20-8 |
電話 | 0845-26-4046 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | 年中無休(臨時休業有) |
特徴 | 柑橘ジェラートはしまなみサイクリストの定番 |
島ごころ SETODA本店
生口島の名産といえばレモン。国産レモン栽培発祥の地としても知られ、特に瀬戸田町は今でも国内のレモンのシェアがとても高い地域です。そんなレモンを使ったスイーツとして大人気なのがレモンケーキなんです。メインルート沿いにある「島ごころ SETODA本店」は瀬戸田のレモンケーキの大人気店で、店内にはイートインスペースもあり、サイクリストの立寄りも多いスポットになっています。
レモンケーキ | 島ごころ SETODA本店 |
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住所 | 尾道市瀬戸田町沢209-32 |
電話 | 0845-27-0353 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | 年中無休(臨時休業有) |
特徴 | 瀬戸田名物のレモンケーキ・休憩スペースあり |
瀬戸田サンセットビーチ
瀬戸田に到着する時間が早かったら「瀬戸田サンセットビーチ」まで足をのばしてみるのもいいですね。生口島のメインルート沿いにあるしまなみ海道エリアでも有数の海水浴場として知られるマリンスポーツ複合施設。シーカヤックやサップなどの体験プログラム、キャンプ場も併設していてアウトドアを一体的に楽しむことができます。シャワーや更衣室も完備されているので夏場は県内外から多くの海水浴客が訪れ、レストランのほかに海の家のような売店もでます。
観光・体験・休憩 | 瀬戸田サンセットビーチ |
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住所 | 尾道市瀬戸田町垂水1506-15 |
電話 | 0845-27-1100 |
料金 | シーカヤック・サップ体験(30分2000円~) |
他の立寄り・観光スポット
このほかにも、尾道~生口島のエリアには、たくさんの立寄りスポットや景色の良いスポットがあります。メインルートだけでなく、ちょっと寄り道をして路地に入ってみたり、海沿いに出てみたりすると思いがけず、ステキな風景に出会うことができるかもしれません。余裕を持ったプランニングをしておくことで、こうした自転車旅行ならではの楽しみ方も満喫できることと思います。
続いて、このモデルコースでのランチにおすすめのレストランや食堂をご紹介します!
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ランチスポット
今回ご紹介している、しまなみ海道1日サイクリングのモデルコース(尾道スタート・生口島ゴール)で、ランチを取るとすると、時間的にはちょうど真ん中の因島あたりで昼食となるかな、と思います。因島周辺エリアで、しまなみ海道ならではのランチを楽しめる食堂やレストラン、カフェを厳選してピックアップしてみました。
ルリヲン
カレー好きな旅人にとって、因島の土生地区にある「しまなみカレー ルリヲン」は必見です。この本格的なカレーショップは、因島出身の店主ルリさんがインド料理とスパイスの知識を活かして経営しており、その味わいは絶品です。 「ルリヲン」は、因島や周辺の島在住の作家たちの陶芸や家具に囲まれた独特の空間で、ランチやディナーを楽しむことができます。 私自身もスパイス好きで、自宅でスパイスカレーを作ることがありますが、ルリヲンが近くにあれば、スパイスのプロに教わりたいほどです。 ここのカレーはバリエーションが豊富で、是非「全部のっけ」でさまざまな種類のカレーを試してみてください。
スパイスカレー | しまなみカレー ルリヲン |
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住所 | 尾道市因島土生町1899-106 |
電話 | 050-5583-5146 |
営業時間 定休 | 11:30~15:00 17:30~22:00 |
定休日 | 月曜日~水曜日 |
およその食事代 | 1000円~2000円 |
特徴 | 因島の土生地区にある創作カレーの専門店 |
お好み焼うえだ
因島のランチの定番はお好み焼きで、因島のお好み焼きを略して「いんおこ」と呼ばれています。大きな造船所がある労働の方が多い町として、がっつりと熱々を食べられるお好み焼きは昔からこの地域で愛されてきました。驚くことに因島の土生エリアには20軒以上のお好み屋さんがあるのですが、中でも「上田お好み焼」は私のお気に入りのお店です。肉玉にイカとお餅が入った「デラックスいんおこ」がボリューミーでおすすめです。
いんおこ | 上田お好み焼 |
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住所 | 尾道市因島土生町1899-178 |
電話 | 0845-22-4407 |
営業時間 定休 | 10:30~15:00 17:00~20:00 |
定休日 | 火曜日 |
特徴 | 因島土生の街中にある地元で愛されるお好み焼き店 |
六大陸
因島のメインルート上にあるランチスポットを紹介します。ブルーラインに沿ってサイクリング中に、市営のガーデンパーク「因島フラワーセンター」が見えたら、その目の前にカフェレストラン「六大陸」があります。このお店は、因島にUターン移住してきたご夫婦が経営しており、ログハウス風のオシャレな外観と、お椀からはみ出る海鮮丼のビジュアルが特徴です。ランチタイムには大勢のお客さんが「六大陸ランチ」を楽しむために訪れます。また、サイクリストのためにはサイクルラックも用意されており、休憩に立ち寄る場所としても多くの人に利用されています。
カフェご飯 | 六大陸 |
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住所 | 尾道市因島重井町989 |
電話 | 0845-25-1525 |
営業時間 | 11:30~15:00 |
定休日 | 火曜日 |
およその食事代 | 1000円~2000円 |
特徴 | フラワーセンター近くにあるログハウス調のカフェレストラン |
SEABRIDGE
2021年に因島のしまなみビーチ(因島アメニティ公園)に、新たなランチスポット「SEABRIDGE」がオープンしました。しまなみ海道のメインルート沿いに位置しているため、サイクリストたちにとっても立ち寄りやすいスポットとして人気です。SEABRIDGEは、海と地域をつなぐ拠点として機能し、海側に広がる大きなガラス窓からオーシャンビューを楽しむことができるブックカフェを備えています。ブックカフェには約1000冊の絵本が収蔵されており、コーヒーなどはテイクアウトしてビーチや公園内で楽しむこともできます。SEABRIDGEでは月替わりのプレートランチなどが提供され、地元の住民や親子連れにとって昼食の場としても愛されています。
カフェランチ | SEABRIDGE |
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住所 | 尾道市因島大浜町87-1 |
電話 | 0845-24-1212 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | 水曜日、木曜日 |
およその食事代 | 1000円~2000円 |
特徴 | 海水浴場のある公園併設のオーシャンビューカフェ |
他のランチスポット
このほかにも尾道~生口島エリアには、しまなみ海道サイクリングで立寄りやすい素敵な飲食店がたくさんあります。サイクリングの日程によっては因島ではなく、生口島や向島でランチの時間となるパターンもあるかもしれません。生口島の瀬戸田地区には、名物のアナゴや蛸の料理でランチを取ることができる飲食店が特に充実しているエリアです。
しまなみ海道ならではの海の幸や山の幸も、ぜひ満喫してくださいね!
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宿泊施設
生口島の瀬戸田エリアには、しまなみ海道サイクリング向きの宿泊施設がいくつかあります。しまなみ海道を2日間で渡り切るようなサイクリングプランの方は、しまなみ海道のおよそ真ん中となる大三島や生口島に宿をとることが多いです。1日だけのサイクリングでも、日程に余裕がある方であれば、島で宿泊してみるというのも素敵な体験になると思います。
しまなみ海道サイクリングで一人旅でも泊まりやすい宿泊施設を中心にピックアップしてご紹介してみようと思います。ぜひ、しまなみ海道サイクリングの宿泊先探しの参考になさってください。
サイクリングマップ
尾道をスタートして生口島の瀬戸田をゴール地点に設定したしまなみ海道1日サイクリングのモデルコースのサイクリングマップをGoogleマイマップにまとめてみました。
このマイマップは、スマートフォンのGoogleマップアプリでも活用できますので、ぜひしまなみ海道サイクリングに活用してみてください。
計画が不安な方にはこのガイドブック
しまなみ島走PLAN サイクリングや自転車旅行の初心者には、しまなみ海道サイクリングプランのガイドブック『しまなみ島走PLAN』がおすすめです。自転車で世界一周した地元のサイクリングガイド・宇都宮さんという方が書かれている自転車旅行者目線の本格的なガイドブックや地図で、たびたび改訂版も出ています。書店にはなかなか出回っていないのですが、Amazon.co.jpで出版元から購入できます。
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このページでは初心者の方でもレンタサイクルで楽しめるしまなみ海道サイクリングの1日モデルコース(尾道スタート)をご紹介しました。初心者でも安心してサイクリングを楽しめるのがしまなみ海道最大の特徴です。しまなみ海道サイクリングの詳しい情報は、以下のページにまとめておりますので、ぜひ参考にしてみてください。