【広島県側】尾道駅周辺でレンタサイクルを借りる方法
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最も一般的なレンタサイクルで借りる
まずは、しまなみ海道サイクリングで最も一般的な公共のレンタサイクル「しまなみレンタサイクル」について詳しくご紹介していきます。
公共のしまなみレンタサイクル
公共のレンタサイクルが、しまなみ海道サイクリングの旅行者の中でも特に、「初めて長距離をサイクリングする」「初めてスポーツ系の自転車に乗る」という初心者の方や「のんびり自由に旅をしたい派」の旅行者によく利用されている理由のひとつが「乗り捨てがとても便利」であることだと思います。
乗り捨てが便利なのが最大のメリット
しまなみ海道の尾道~今治のエリア内には、それぞれの島などに10ヶ所ほどのレンタサイクルターミナルが設置されていて、色々な場所で自転車を借りたり、返したりすることができるようになっているんです。これは初めての長距離サイクリングには心強く、無理なら途中で自転車を返却して後はバスや船で移動ということもできます。
また、尾道をスタートして今治でゴールという最も一般的な縦断サイクリングプランの場合でも、他の民間のレンタサイクルでは反対側での返却が難しいまたは追加料金がとても高いので、リーズナブルな価格でワンウェイのサイクリングを楽しめるのも、この公共のレンタサイクルならではの魅力です。
尾道港レンタサイクル
公共のレンタサイクル「しまなみレンタサイクル」の自転車をJR尾道駅周辺で借りる場合に最も一般的なのは「尾道港レンタサイクルターミナル」です。
JR山陽本線の尾道駅(新幹線の新尾道駅ではありません)から、徒歩400mほどの場所にある尾道港の立体駐車場内にレンタサイクルターミナルがあります。しまなみ海道サイクリングで最もよく利用されるレンタサイクルターミナルのひとつです。今治駅前サイクリングターミナルのように、独立した建物にはなっていないので、少し分かりにくいかもしれません。
受付はこのようなフロントデスクになっています。受付が海側を向いているので、海側のデッキ通路側から来た方が場所が分かりやすいかもしれませんね。受付は予約者用受付と、予約なしの方の受付と分かれています。クロスバイク、シティサイクル、電動アシスト付き自転車、Eバイク、子ども用自転車を借りることができます。
尾道港のレンタサイクルターミナルは7:00~19:00オープン。冬期(12月〜2月)は8:00~18:00と開場と閉場が1時間ずつ短縮されます。尾道駅からのアクセスの良さや、有料の駐車場の便利さなどが利点です。このターミナルでのレンタサイクル予約受付窓口はしまなみジャパンとなっています(ターミナルに直接連絡しても予約はできないそうです)。
尾道港レンタサイクルターミナル
自転車返却場所 | 尾道港レンタサイクルターミナル |
---|---|
住所 | 尾道市東御所町地先 |
施設 | 駅前港湾駐車場 |
電話番号 | 0848-22-5332 |
営業時間 | 7:00~19:00 12〜2月は8:00~18:00 |
交通 | 尾道駅前バス停、尾道駅、尾道港 |
借りられる車種
さすが頻繁に利用されるレンタサイクルターミナルだけあって、自転車の台数や種類は200~300台以上あるようです。クロスバイクやミニベロ、シティサイクルを借りることができます。愛媛県側のサンライズ糸山や今治駅前と比べると品質や整備の具合が少し劣るように感じました。繁忙期などで、借りる側が自転車を選べない状況で、コンディションの悪い自転車が当たると辛いです。このあたり、数年前よりはかなり改善されているように思いますが、まだまだよくできる余地はあるように思います。
また、台数には限りがありますが、尾道港レンタサイクルターミナルには電動アシスト自転車やEバイクも配備されています。乗捨てや連続貸出日数に制限があるので、片道サイクリングを考えている方はご注意を。
長距離のサイクリングならママチャリはNG
尾道から今治までサイクリングするような長距離ライドでは、シティサイクル(ママチャリ)を借りることは個人的に全くおすすめしないです。1時間~2時間くらいの気軽な短距離のライドであれば問題ありませんが、繁忙期でシティサイクルしか借りることができないというような場合を除いて、クロスバイクを借りることをおすすめします。
走行距離が長く、しまなみ海道にはアップダウンもそれなりにあります。変速ギアが充実して、快走できる自転車でないと楽しさよりも疲労の方が大きくなってしまうことも。有名な展望スポットに行くプランでも、上りこそ自転車を押して歩いて登ればOKなのですが、シティサイクルでの下り坂はブレーキの品質の問題でとても怖いです。
安全性の面でも、長距離のサイクリングや急坂エリアのサイクリングでは、スポーツ自転車を借りた方がいいです。必ずしもシティサイクルで踏破できないわけではありませんが、私的にはクロックスを履いてフルマラソンを走るようなイメージに近いです。
貸出と乗捨ての料金
公共のレンタサイクル「しまなみレンタサイクル」の貸出料金は車種によって異なります。クロスバイク一台の1日の貸出料金は3,000円です。以前はこの貸出し料金に加えて、実質的に乗捨て料金となる保証料金を支払うシステムでしたが、2023年9月に廃止され貸出料金に含まれるようになりました。
クロスバイクやシティサイクル、電動アシスト付き自転車を借りた場合は、乗捨て料金がすでに貸出料金に含まれているため、しまなみ海道エリア内に10ヶ所ほどあるレンタサイクルターミナルでどこでも返却することができます。つまり、以前は借りたのと同じターミナルに返却すればキャッシュバックのメリットがありましたが、現在はなくなっています。
短時間だけ借りて戻ってくるようなサイクリングプランや長期間の貸出だと割高になっています。これらの場合はサイクリングの旅程によっては公共のレンタサイクル以外も選択肢に入ってくると思います。借り方パターンごとの値上げ率など詳しくはこちらのウェブページにまとめていますのでご参考になさってください。
電子決済や現金払い
2023年9月から、しまなみ海道の公共のレンタサイクルターミナルでは電子決済とペーパーレスのシステムが導入されて、現金払いだけでなく、クレジットカードやSUICA、PAYPAYなどのほとんどの電子決済で支払いができるようになっています。長い間、現金払いのみだったので、情報が古い書籍やウェブサイトでは「現金のみ」となっている場合がありますが、問題なく電子決済できるようになっていました。
ヘルメットのレンタル
しまなみジャパンのレンタサイクルには、全てヘルメットのレンタルが含まれます。愛媛県、広島県ともにヘルメットの着用は条例で定められていますし、改正道路交通法の施行により、すべての自転車利用者のヘルメット着用が努力義務となっています。レンタサイクルで走行中は必ずヘルメットを着用するようにしましょう。衛生面などでヘルメットのレンタルが気になる方は、ヘルメットだけは自分のものを持参するというのもおすすめです。
自転車を返却できる場所
尾道港で借りた「しまなみレンタサイクル」の自転車(クロスバイク・シティサイクル・電動アシスト付き自転車)は、尾道港でも返却することができますが、他のエリアにある9カ所のターミナルでも乗捨てることができます。Eバイクは尾道港のほか、サンライズ糸山と今治駅前サイクリングターミナルで返却できます。2日以上借りることができる車種はクロスバイクとシティサイクル、電動アシスト付き自転車のみです。
ターミナルによってはバス停や港、駅が近いなどの特徴があるので、もしもの時に途中リタイヤできるポイントをチェックしておくと安心ではないでしょうか。島のターミナルでは、土生、瀬戸田観光案内所、上浦、伯方の4か所のターミナルが途中リタイヤポイントとしておすすめです。また、ターミナルによって営業時間も異なるので、途中での返却を考えている場合にはクローズの時間を確認しておきましょう。
ターミナル | 施設名 | 規模 | 営業時間 | 住所 | 電話番号 | 交通アクセス |
---|---|---|---|---|---|---|
尾道港レンタサイクルターミナル | 駅前港湾駐車場 | 大 | 7:00~19:00 [冬期] 8:00~18:00 | 尾道市東御所町地先 | 0848-22-5332 | 尾道駅前バス停、尾道駅、尾道港 |
市民センターむかいしま | 小 | 8:30~19:00 [冬期]~18:00 | 尾道市向島町5531-1 | 0848-44-0125 | ||
土生港 | 市営中央駐車場 | 小 | 8:30~19:00 [冬期] ~18:00 | 尾道市因島土生町1899-31 | 0845-22-3362 | 土生港バス停、土生港 |
瀬戸田サンセットビーチ | 中 | 9:00~17:00 | 尾道市瀬戸田町垂水1506-15 | 0845-27-1100 | ||
瀬戸田町観光案内所 | 小 | 9:00~17:00 | 尾道市瀬戸田町沢200-5 | 0845-27-0051 | 瀬戸田港 | |
上浦レンタサイクルターミナル | 道の駅「多々羅しまなみ公園」 | 小 | 9:00~17:00 | 今治市上浦町井口9180-2 | 0897-87-3855 | 大三島BSバス停 |
伯方レンタサイクルターミナル | 道の駅 「伯方S・Cパーク」 | 小 | 9:00~17:00 | 今治市伯方町叶浦甲1668-1 | 0897-72-0018 | 伯方島BSバス停 |
吉海レンタサイクルターミナル | 道の駅「よしうみいきいき館」 | 小 | 9:00~17:00 | 今治市吉海町名4520-2 | 0897-84-3233 | |
中央レンタサイクルターミナル | サンライズ糸山 | 大 | 8:00~20:00 [冬期] ~18:00 | 今治市砂場町2-8-1 | 0898-41-3196 | 展望台入口バス停 |
今治駅前サイクリングターミナル | 今治駅 | 大 | 8:00~20:00 [冬期] ~18:00 | 今治市北宝来町2-773-8 | 0898-34-3190 | 今治駅前バス停、今治駅 |
宿泊施設での返却
しまなみ海道の公共のレンタサイクルターミナルは、今治市街地ではサンライズ糸山と今治駅前の2ヶ所がありますが、実はここ以外でも自転車を返却することができます。今治市内の多くの宿泊施設は公共のレンタサイクルターミナルと提携していて、宿泊者に限り自転車を宿で返却できるようになっています。サンライズ糸山や今治駅周辺の宿に宿泊する場合には、ターミナルで返却すればいいので宿泊施設で返却すべき理由は特にないと思いますが、湯ノ浦温泉エリアや鈍川温泉エリアなどの今治市郊外に立地している宿に宿泊する場合で、宿までは自転車で行きたいというパターンでは有用なサービスだと思います。
公共レンタサイクルの評判
乗捨ての自由度、貸出料金も比較的低い、台数も多いことが魅力の公共のレンタサイクルですが、ネット上や現地の話題で接客対応や自転車の品質にネガティブな評判があるのも事実です。実際、私が取材で自転車を借りた時にも「あまり自転車が好きそうじゃないな」「あまり観光客のことが好きそうじゃないな」と感じる高齢のスタッフさんの姿が気になりました。
低価格なレンタサイクルサービスを提供し続けることと、高いクオリティのサービスを提供することの両立は難しいであろうことも理解できます。しまなみジャパンの一括管理になって、少しずつ改善されているようですが、今後のレベルアップに期待したいと思います。乗捨てや予算などの都合もあるとは思いますが、個人的には民間のレンタサイクルもおすすめしたいなぁと思います。
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町の自転車ショップで借りる
尾道には、公共のレンタサイクルのほかに、民間でレンタサイクル事業を展開しているところが何カ所かあります。それぞれに借りることができる自転車タイプなどに違いがあるので、サービスごとの特徴をチェックして、自分にぴったりのレンタサイクルサービスを見つけてみて下さい。
ジャイアントストア尾道
「ジャイアントストア尾道」は、JR尾道駅から500メートルほど離れた湾岸エリアにある複合施設「Onomichi U2」の中にテナントとして入っている自転車ショップです。
ジャイアントは台湾生まれのスポーツ自転車メーカーで、街乗り用のクロスバイクからプロ仕様のロードバイクやEバイクまで幅広いラインナップ。女性向けのLivというブランドも展開しています。自社製品のロードバイクやグッズなどの販売以外に、しまなみ海道向けのレンタサイクル事業を展開しています。
しまなみ海道エリアには尾道店のほか、今治駅にも「ジャイアントストア今治」があり、しまなみ海道でメジャーなレンタサイクルサービスのひとつとなっています。普段からスポーツ自転車を愛好している中~上級者のサイクリストの方に、尾道でのロードバイクレンタル先として個人的に一番おすすめなのがこの「ジャイアントストアのレンタサイクル」です。
ジャイアントストアの貸出料金と乗捨て
「ジャイアントストアのレンタサイクル」の1日の貸出料金は、アルミロードバイク 4,950~6,600円、カーボンロードバイク 6,930~9,240円と公共のレンタサイクルサービスに比べると少し高めの値段設定ですが、その分、プロショップの高品質な自転車を借りることができます。
貸出の期間は、1日の貸出以外に、5時間、1泊2日なども選べます(延長料金設定あり)。車種は、アルミ・カーボンロード以外には、クロスバイク、プレミアムカーボンロード、キッズバイク、Eバイクから選ぶことができます。期間や車種により、貸出料金は細かく分かれていますので公式ウェブサイトで確認しましょう。
またウェブサイトでの予約時に +3300円 で「ジャイアントストア今治」にて返却(乗捨て)できるワンウェイプランが選べるそうです。ただし、台数や車種等に限りがあるそうです。お早目の予約がおすすめです。
自転車屋さん | ジャイアントストア尾道 |
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住所 | 尾道市西御所町5-11 |
電話 | 0848-21-0068 |
営業 | 9:00~19:00 |
定休日 | 定休日無し |
特徴 | Onomichi U2施設内にある自転車専門店 |
尾道でロードバイクを借りるならジャイアントストアがおすすめです!
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ザレッドバイシクルズ尾道
「ザレッドバイシクルズ尾道(THE RED BICYCLES ONOMICHI)」は、JR尾道駅から400メートルほど離れた尾道商店街の中にある個人経営の自転車ショップです(2016年オープン、2021年に同商店街内で移転)。しまなみ海道の公共レンタサイクルとジャイアントストア以外では、最初に民間のレンタサイクル事業を展開したショップでもあります。丁寧にメンテナンスされたアルミロードバイクのレンタルと店長さんのお人柄が人気のひみつです。
普段からスポーツ自転車を愛好している中~上級者のサイクリストの方に、尾道でのロードバイクレンタル先として、「ザレッドバイシクルズ尾道」はジャイアントストアと並んでおすすめです。同クラスのロードバイクのレンタサイクル貸出料金を比べてみると、「ザレッドバイシクルズ尾道」の方がジャイアントストアよりもリーズナブルな設定となっています。
ザレッドバイシクルズ尾道の貸出料金と乗捨て
「ザレッドバイシクルズ尾道」のレンタサイクルでは、ロードバイク初心者でも比較的乗りやすいアルミロードバイクとEバイクの貸出を行っています。アルミロードバイクの1日の貸出料金は3,850円。1泊2日のプランや延長料金の設定もあります。Eバイクの1日の貸出料金は6,600円。こちらも1泊2日のプランや延長料金の設定あり。
「ザレッドバイシクルズ尾道」は尾道にしかない個人経営の自転車ショップなので、今治など他の地域での乗捨ては基本的にはできません。決められた時間内に尾道の店舗まで戻ってきて返却する必要があります。つまり「尾道発・尾道着」のサイクリングプランの方におすすめのレンタサイクルです。どうしても乗捨てをしたい場合は、サイクリングサポート事業者である「WAKKA」の返却代行サービスを別途利用するのが唯一の方法となるでしょう。
自転車屋さん | ザレッドバイシクルズ尾道 |
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住所 | 尾道市土堂1丁目10-1 |
電話 | 0848-21-0655 |
営業 | 8:00~17:30 |
定休日 | 水曜日、木曜日 |
特徴 | 尾道の商店街にある個人経営の自転車店 |
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ベターバイシクルズ尾道
「ベターバイシクルズ尾道(BETTER BICYCLES)」は、尾道駅から1kmほど離れた尾道の沿岸部にあるシェアスペース施設「ONOMICHI SHARE」内にテナントとして入っている自転車ショップです(2018年に商店街内にオープン、2020年に移転)。オリジナルモデルの可愛い街乗り自転車を中心に販売しているお店で、街乗り自転車を中心にレンタサイクルも行っています。
ベターバイシクルズ(通称ベタバイ)の街乗り自転車は、シンプルでちょっとクラシックな雰囲気の可愛い感じなので、しまなみ海道で写真映えを狙うレンタサイクルとしていいと思います。街乗り自転車は、しまなみ海道を縦断したり往復したりといった長距離のサイクリング向きではないですが、例えば向島や因島辺りまで気軽なサイクリングにおすすめです。
ベターバイシクルズの貸出料金と乗捨て
ベターバイシクルズの自社製品の街乗り自転車は、1日2,200円で貸出しできるそうです。自社製品の街乗り自転車にひあ、ミキスト、ホリゾンタル、カーゴの3種類の形がありますが、変速が多いミキストを借りると坂道が多いしまなみ海道サイクリングにはいいと思います。このほかに台数は少ないですが、電動アシストの自転車やロードバイクのレンタルもあります。
「ベターバイシクルズ」の店舗も、今治側や島エリアには無いので、基本的には乗捨て利用はできません。決められた時間内に尾道の店舗まで戻ってきて返却する必要があります。つまり「尾道発・尾道着」のサイクリングプランの方におすすめのレンタサイクルです。どうしても乗捨てをしたい場合は、サイクリングサポート事業者である「WAKKA」の返却代行サービスを別途利用するのが唯一の方法となるでしょう。
自転車屋さん | ベターバイシクルズ尾道 |
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住所 | 尾道市土堂2-10-24 ONOMICHI SHARE内 |
電話 | 0848-38-2912 |
営業 | 10:00~18:00 |
定休日 | 水曜日 |
特徴 | ちょっとおしゃれに街乗りがコンセプトの自転車店 |
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尾道ベース
東京のお花茶屋にあるミニベロ(タイヤが小さいスポーツ自転車)や折り畳み自転車の専門店「サイクルハウスしぶや」が、しまなみ海道サイクリング向きのレンタサイクル事業として尾道にオープンした「レンタサイクルステーション 尾道ベース」(2019年にオープン)。ミニベロ型のEバイクやミニベロを中心に、レンタサイクルを展開しています。店舗は尾道駅から300メートルほどの立地。
専門店スタッフがメンテナンスした様々なタイプのミニベロを借りることができます。生口島の旅館「旅館つつ井」、大三島の宿泊施設「I-Link Hostel & Cafe Shimanami」が充電ステーションとして提携しており、尾道ベースで借りたEバイクはこちらで有料で充電をすることができます。
また、尾道ベースならではのサービスとして「しまなみ手ぶら便」という手荷物当日配送サービスを展開しています。届け先のエリアによって料金が異なりますが、追加料金で手荷物配送も手配することができるそうです。手荷物とレンタサイクルを一緒に手配できるのは楽でいいですね。
尾道ベースの貸出料金と乗捨て
しまなみ海道サイクリング向きのミニベロEバイクは、1日レンタルすると7000円。電動アシストの付いていないノーマルのミニベロやクロスバイクは1日3500円で借りることができます。「尾道ベース」の店舗は今治側や島エリアには無いので、基本的には乗捨て利用はできません。決められた時間内に尾道の店舗まで戻ってきて返却する必要があります。こちらも、どうしても乗捨てをしたい場合は、サイクリングサポート事業者である「WAKKA」の返却代行サービスを別途利用するのが唯一の方法となるでしょう。
レンタサイクル | レンタサイクルステーション 尾道ベース |
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住所 | 尾道市東御所町3-24 |
電話 | 0848-21-5120 |
営業 | 9:00~18:00 |
定休日 | 火曜日、水曜日 |
特徴 | ミニベロや電動アシスト自転車の民間レンタサイクルサービス |
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手荷物配送サービスは他にも
しまなみ海道サイクリング中に大きな手荷物や不要な手荷物はどうすればいいでしょう。
しまなみ海道の今治~尾道間では佐川急便による手荷物配送サービス「しまなみ海道手ぶらサイクリング」が展開されています。また今治駅や尾道駅からも近い立地に郵便局やヤマト運輸の営業所があるので、そこから通常の配送サービスで送ることもできます。手荷物についての詳しい情報はこちらのウェブページにまとめています。ぜひご参考に。
ローロサイクルワークス尾道
「ローロサイクルワークス尾道(LORO CYCLEWORKS ONOMICHI)」は、JR尾道駅から300メートルほどの場所、尾道商店街の中にある自転車ショップです。「ローロ」は、全国に折り畳み自転車やミニベロを中心として自転車ショップを展開。尾道にて2020年にオープンしたこの店舗では、自転車販売のほかにしまなみ海道サイクリング向きのレンタサイクル事業を展開しています。
「ローロサイクルワークス尾道」ではミニベロEバイクのほか、ブロンプトンやBirdyといった人気ミニベロ・折り畳み自転車を中心にレンタサイクルを行っています。専門店ならではの行き届いたメンテナンスや他のレンタサイクルとは違った車種を借りられると評判です。
ローロサイクルワークス尾道の貸出料金と乗捨て
ローロサイクルワークス尾道で貸し出されている自転車は、その自転車のクラスによって「カテゴリーA」と「カテゴリーB」に分かれてそれぞれ料金設定がされています。ミニベロEバイクやブロンプトン、BirdyはカテゴリーAで、1日の貸出料金は5,500円です。カテゴリーBの自転車は、1日3,300円で借りることができます。
ローロサイクルワークス尾道の店舗は尾道にしかないため、基本的には乗捨て利用はできません。決められた時間内に尾道の店舗まで戻ってきて返却する必要があります。こちらも、どうしても乗捨てをしたい場合は、サイクリングサポート事業者である「WAKKA」の返却代行サービスを別途利用するのが唯一の方法となるでしょう。
自転車ショップ | ローロサイクルワークス尾道 |
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住所 | 尾道市土堂1-2-12 |
電話 | 0848-24-0055 |
営業 | 9:00〜18:00 |
定休日 | 水曜日 |
特徴 | 尾道の商店街にあるミニベロの専門店 |
その他
このほかに、生口島に店舗がある旅行会社「瀬戸内案内舎たびたす」のデリバリーレンタサイクルプランを活用することで、尾道でレンタサイクルを借りることができます。たびたすのデリバリーレンタサイクルプランは、乗り捨てなどで自由な行程が組めて、手荷物の配送もあるため、初心者のしまなみ海道サイクリングとてもおすすめのレンタサイクルです。
旅行会社 | 瀬戸内案内舎たびたす |
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住所 | 尾道市瀬戸田町瀬戸田231-4 |
電話 | 090-4896-6823 |
特徴 | ガイドツアー、レンタサイクルデリバリープランあり。 |
また、向島にある宿泊施設「やすらぎの宿しーそー」のレンタサイクルなど、宿泊施設などで独自に行われているレンタサイクルを活用する方法もあります。
WAKKAの返却代行サービス
大三島の「WAKKA」では、民間のレンタサイクルの「自転車返却代行サービス」を展開しています。このサービスを予約しておけばレンタサイクルを好きな場所で返却することができます。提携しているレンタサイクルサービスはWAKKAのホームページで確認できます。
このレンタサイクル返却代行サービスには、基本輸送料に加えて、台数分の返却代行手数料がかかります。しまなみ海道の高速道路の料金が高いので、輸送する距離が遠いとどうしても基本輸送料は高くなってしまいます。そのため1台のみの返却だとかなり割高だなぁという印象です。最大10台までピックアップができるそうなので、グループ向きと言えるかもしれません。
自転車返却代行サービス | WAKKA |
---|---|
住所 | 今治市上浦町井口6691-1 |
電話 | 0897-72-8705 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 火曜日 |
特徴 | 大三島にあるサイクリングサポート複合施設 |
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レンタサイクルの情報まとめ
今治駅周辺でレンタサイクルを借りる方法
愛媛県今治市周辺でのレンタサイクル情報をご案内します。しまなみレンタサイクルやジャイアントストア今治など、様々な場所で異なる種類の自転車を借りることができます。クロスバイク、シティサイクル、ロードバイクなど、自分の好みに合わせた自転車を選ぶことが可能です。各社ごとに料金や提供するサービスが異なるため、自分に最適なレンタルサービスを選ぶことが大切です。自転車を楽しむための最良の選択肢を見つけて、しまなみ海道の自然と風景を満喫しましょう。
電動アシスト自転車をレンタルする方法
しまなみ海道はアップダウンと距離があるため、電動アシスト自転車のレンタルが増えています。品質やサービスは異なるので注意が必要。初心者や体力不足者にも適しています。乗り捨てや料金も確認して楽しいサイクリングを。
ママチャリをおすすめしない理由
しまなみ海道の各橋や峠は高低差があり、自転車での登坂が必要です。全線を走る場合、ママチャリではなくクロスバイクを借りることをおすすめします。海道の景色を楽しみつつ、上り坂も快適に乗り越えましょう。
ロードバイクを借りる方法
中~上級者のサイクリストには、クロスバイクではなくロードバイクを借りたいという方も多いでしょう。しまなみ海道の一部のショップでは、ロードバイクのレンタルも行っています。また、片道サイクリングの方法も詳細について、このウェブページで解説しています。様々なニーズに合わせて、楽しいサイクリングプランを実現しましょう。
しまなみ海道のレンタサイクル総まとめ
しまなみ海道のレンタサイクルについて、借り方や返し方、片道サイクリングの乗捨て方法、対応車種、料金、予約などの詳細を比較しながら解説しています。公共のレンタサイクルだけでなく、民間のサービスも登場し、初心者の女性旅行者から上級者のロードバイク愛好家まで、しまなみ海道サイクリングを楽しむためにレンタサイクルを利用する方法を幅広く紹介しています。
このページではしまなみ海道の広島県側の玄関、尾道でクロスバイクやロードバイクといった自転車を借りる方法を詳しく紹介させていただきました。初心者でも安心してサイクリングを楽しめるのがしまなみ海道最大の特徴です。しまなみ海道サイクリングの詳しい情報は、以下のページにまとめておりますので、ぜひ参考にしてみてください。