【絶景スポット】初心者サイクリングで必訪のお店や絶景スポット

2024年11月15日

【タイトル】定番から穴場!しまなみ海道の観光はここ!必訪スポット特集

しまなみ海道サイクリングやドライブ、ツーリングでぜひ寄っていただきたい観光スポットや絶景スポット、カフェや雑貨屋さんなどのお店などの立寄りスポット情報や口コミ・評判を島ごとにまとめてみました。レンタサイクルを借りてしまなみ海道を旅する初心者の方でも立ち寄りやすいスポットを中心に、島ごとに紹介していきます。

ライター:カワイユキ

こんにちは。しまなみ海道在住のサイクリスト・カワイユキと申します。しまなみ海道は初心者の方でも自分のレベルに合った情報をもとに準備すれば大丈夫!自転車でゆっくり旅する魅力をお伝えします。

初心者ひとり旅でも安全・安心にサイクリングを楽しめるガイドブックを目指して作っているウェブサイトです。私の記事がもしお役に立ちましたらサポートをお願いします。なお、業者様からの掲載依頼はお断りしています。

このページのコンテンツ(目次)

しまなみ海道を自転車で観光

6つの個性的な島々をめぐる

「瀬戸内しまなみ海道」 は愛媛県と広島県に連なる島々を渡し、瀬戸内海を横断する海の道。 雄大な橋々をめぐるしまなみ海道には本州と四国を結ぶ橋ルートのうちで唯一サイクリングロードが整備されており、サイクリストの憧れの地としてとても有名です。レンタサイクルなどのサイクリング環境の整備も進んでいて、初心者でも安心して自転車旅行ができるようになっています。

【写真】しまなみ海道の観光スポット:しまなみ海道でサイクリングする風景
しまなみ海道を観光しながらサイクリング

しまなみ海道のメインルートは、主に6つの島<向島・因島・生口島・大三島・伯方島・大島>を巡るように設計されていて、それぞれに個性的な魅力のある島々が展開していきます。瀬戸内海らしい風土を随所に感じながら、のんびりとマイペースで島の風景の中を自由に旅ができるのも、しまなみ海道サイクリングの大きな魅力のひとつです。

このページのトピック
  • しまなみサイクリングで寄りたいスポット
  • 島ごとの観光地や好景観ロード
  • あまり知られていない観光スポット
しまなみ海道定番の2日間サイクリングプランと島々の地図
定番の2Daysサイクリングモデルコース

しまなみ海道開通当初からある公共レンタサイクルは、現在、今治や尾道そして途中の島でも借りたり乗捨てしたりできるようになっています。そのためワンウェイの縦断サイクリングや一部の島を周遊するといった色々なプランで、気軽に自転車旅に出かけることができます。特に自転車旅行やスポーツ自転車が初めての方は、2日以上かけて縦断するのが定番で、観光や離島めぐりなども組み合わせれば、無限の楽しみ方があります。

しまなみ海道のおすすめ観光マップを開くバナー
しまなみ海道のおすすめ観光マップ

このページでは、しまなみ海道のサイクリングでぜひ立ち寄っていただきたい観光スポットや景色の良い場所、体験ができる場所などを、自転車ツーリングが大好きな私なりの目線で厳選してご紹介してみようと思います。しまなみ海道や瀬戸内海ならではのとっておきの場所など選んでみましたので、サイクリングの計画にぜひお役立てください。

推しガイドブックをチェック♪

【書影】しまなみ海道サイクリングのガイドブック「しまなみ島走BOOK」など

ガイドブック島走BOOKシリーズ 超定番ですがやはり「しまなみ島走BOOK」シリーズは推しです。自転車で世界一周した地元のサイクリングガイド・宇都宮一成さんという方が書かれている自転車旅行者目線の本格的なガイドブックや地図で、たびたび改訂版も出ています。書店にはなかなか出回っていないのですが、Amazon.co.jpで出版元から購入できます。しまなみ海道サイクリングに興味を持ったらまずは最新版を手元に取り寄せておくといいですよ♪

自分で計画するのが好きな人は『しまなみ島走BOOK』、計画が苦手な人には『しまなみ島走PLAN』がおすすめです。

大切な視点

有名な観光地を訪れるのが目的であれば、移動手段は必ずしも自転車である必要はありません。五感全てを使ってその場所の空気感や暮らしそのものを感じられる旅が自転車旅の醍醐味です。つまり道、移動そのものがメインディッシュです。「自転車旅」をしましょう。

今治の観光・絶景

今治 Imabari しまなみ海道のスタート&ゴール地点になっている四国・愛媛県の町です。サイクリングの誘客にもとても積極的な町で、サイクルオアシスや島走レスキューなどの取組みも今治から始まっています。松山の道後温泉や広島の尾道のように観光地ではなく、海事都市とも呼ばれる海運や造船に特化した町ですが、「住みたい田舎ベストランキング」で1位になるなど、今治はここにしかない魅力が沢山ある町です

【写真】しまなみ海道の観光スポット:スタート地点今治のイメージ
しまなみ海道のスタート地点今治を観光

しまなみ海道サイクリングで最もよく利用されている「公共のレンタサイクル」の貸出返却所「今治駅サイクリングターミナル」は今治駅のすぐ目の前にあるので、こちらがスタートorゴールになる方も多いと思います。JR予讃線今治駅~来島海峡大橋の登り口の間はおよそ6kmほどの道のりです。自動車やトラック、歩行者などの交通量も割とあるのでご注意を

【写真】しまなみ海道の観光スポット:今治名物の鉄板焼き鳥

前泊している方は今治名物の「今治鉄板焼き鳥」「焼豚玉子飯」などのグルメも楽しんでみてください。

時間のある方は、今治城や鈍川温泉に行ってみたり、街中を散策してみたりするのもおすすめですよ。今治は愛媛県の中でも独特な文化と港町の雰囲気のある町なので、意外と面白いと思います。

大島の観光・絶景

大島 Oshima 今治から「来島海峡大橋」を渡った先にある、しまなみ海道ひとつめの島。伯方島からは「伯方・大島大橋」で渡ります。海賊大将と呼ばれた武将・村上義弘ゆかりの高龍寺や、能島村上氏の本拠地の水軍城があった能島など、日本遺産にも登録されている村上海賊の歴史がある島です。かつて海賊が支配していた急流の海を間近にサイクリングができます。

来島海峡大橋

【写真】しまなみ海道の観光スポット:糸山展望台からの来島海峡大橋
【観光】糸山展望台からの来島海峡大橋

しまなみ海道・大島の観光スポット しまなみ海道最大のハイライトともいえる「来島海峡大橋」。王冠の形になぞらえて「クラウンブリッジ」という愛称でも呼ばれます。この橋は大島側から第1大橋、第2大橋、第3大橋の3つの橋が連なったつくりをしていて、そのトータルの長さはなんと4㎞!巨大コンテナ船や豪華客船も下を通り抜けていく巨大なつり橋です。1988年に起工し、10年以上の歳月をかけて1999年に開通しました。

来島海峡大橋の今治側の自転車道入口
自転車道の入口(今治側)
来島海峡大橋上の自転車レーン
橋上の自転車レーン
来島海峡大橋の大島側の自転車道入口
自転車道の入口(大島側)

世界的にも珍しい海峡

しまなみ海道来島海峡大橋の「順中逆西」の航行方法を示した図
順中逆西(南流の時に左側航行になる)

潮流が屈指に複雑な海峡なので、世界的にも珍しい「順中逆西」という特殊な航行方法で船が行き来しています。通常、船は右側航行なのですが、海流が南流の時だけ左側航行になります。つまり、流れに乗る順潮側は中水道を、流れに逆らう逆潮側は西水道を通る決まりになっています。このため、山の上には飛行場のような管制塔「来島海峡海上交通センター」があり船に情報提供をしています。来島海峡大橋をサイクリングをしていると、数字や矢印が表示して潮流の速さや向きなどを船に知らせる信号を見つけることができます。

来島海峡大橋の展望スポット

【イラスト】しまなみ海道の観光スポット:来島海峡大橋のフォトスポットの位置を示した地図
【観光】来島海峡大橋のフォトスポット

来島海峡大橋のフォトスポットになっているいくつかの展望台のうち、糸山公園の来島海峡展望館糸山展望台サンライズ糸山の展望台が初心者でもアクセスしやすく景色も素晴らしいです。特におすすめなのは糸山公園の駐車場から5分ほど階段を登ったところにある糸山展望台。来島海峡大橋の橋げたよりも高い位置にあるので行き交う車やサイクリストを見下ろすことができるほどです。

来島海峡大橋の展望サンライズ糸山来島海峡展望館糸山展望台
住所今治市砂場町2-8-1今治市小浦町2-5-2今治市小浦町2-5-2
電話番号0898-41-31960898-41-5002
標高31m61m92m
特徴SHIMANAMIの文字モニュメントあり売店で柑橘ドリンクやお土産を販売階段を登った上にある絶景展望台

来島海峡大橋を望む絶景スポットで、私のイチオシは「糸山展望台」!自転車&徒歩でアクセスしやすく、高い位置からより間近に橋を眺めることができますよ。

観光クルーズ船

★サイクリングの観光に特におすすめ

【写真】しまなみ海道の観光スポット:来島海峡をクルーズする観光船急流観潮船
【観光】来島海峡急流観潮船でクルーズ

しまなみ海道・大島の体験スポット しまなみ海道の大島には2つの観光クルーズ船があり、ともにしまなみ海道を代表する人気観光アクティビティになっています。一つ目は大島の南側、道の駅よしうみいきいき館からの観光クルーズ「来島海峡急流観潮船」。こちらは日本三大急潮で知られる来島海峡をめぐるツアーです。その潮流は時に凄まじい迫力で、八幡渦はちまんごうと呼ばれる大きな渦が見られることもあります。来島海峡大橋の下をくぐれたり、造船所の近くまで入り込むことができるのも魅力です。

急流観潮船のクチコミ
ぜひ、大潮の時を狙って行ってください!
船長の腕とガイドさんの対応が良くてとても楽しめました。
チケットは道の駅よしうみいきいき館で販売しています。

しまなみ海道の来島海峡急流観潮船と宮窪瀬戸潮流体験の観光クルーズ航路と地図
【観光】しまなみ海道の観光クルーズ

もうひとつは大島の北側、宮窪町の村上海賊ミュージアム目の前にある「能島水軍」から出ている観光クルーズ「宮窪瀬戸潮流体験」。村上海賊の拠点の島があった海峡をクルーズするこの船は、瀬戸内海の歴史を船で体感できると評判です。特にこのクルーズで遊覧する能島周辺の宮窪瀬戸は時速20㎞近い流れになるときがあり大迫力。村上海賊についてのガイド解説を聞きながら、歴史に浸ってみてはいかがでしょう。

宮窪潮流体験のクチコミ
スピード感があり子供達も大いに楽しめそうな雰囲気。
潮の流れが速い時間帯は迫力がえぐい。
遊覧船と言うよりアクティビティに近い物です。

 

体験船受付特徴所要
宮窪瀬戸潮流体験能島水軍船折瀬戸という狭い海峡の激流のほか、能島村上氏の本拠・能島城跡、伯方大島大橋を見てまわります。約40分
来島海峡急流観潮船道の駅 よしうみいきいき館来島海峡の急流や渦潮のほか、来島や小島といった歴史ある離島の近くを通り、造船所群も海から望めます。約50分

Twitterのフォロワーさん情報によると、一年の中でも最も潮の干満差が大きくなる「春の大潮」の時期がオススメだそうです。

自転車旅行におすすめの三脚

せっかくしまなみ海道サイクリングに行くのなら、自転車と一緒に景色の良い場所で写真を撮りたいですよね。スマートフォンのインナーカメラや自撮り棒を使って撮影することが多いと思いますが、毎回同じようなアングルになりがち。本格的な三脚は折り畳みができても自転車旅行だとなかなかかさばるんですよね。

【商品画像】ゴリラポッドという三脚

個人的に愛用しているのが「ゴリラポッド」という脚が自在に動く三脚です。カメラはもちろんのこと、スマホスタンドを付ければスマートフォンでも簡単に撮影ができます。色々なところに固定ができ、様々なアングルの写真が撮れますよ。自転車の走行中はフレームやハンドルなどに括り付けておくことができるので、サイクリング向きなんです!

椋名の海岸通り

★サイクリングの観光に特におすすめ

【写真】しまなみ海道の観光スポット:大島の椋名の海岸通り
【観光】大島外周ルートの椋名海岸通り

しまなみ海道・大島の写真スポット 大島のサイクリングメインルートは島の中央を横断していますが、山や住宅街のエリアを通過していくので、あまり景色が良いルートではないように思います。一方で大島の西側海岸の外周ルートは走りやすく、海沿いのとても美しい景色を眺めながら漁村を通り過ぎていくような道です。特に来島海峡大橋を大島へ降りてすぐのところにある椋名の砂浜から、よしうみバラ公園までの海沿いルートは「椋名の海岸通り」と呼ばれてアップダウンもない平坦な道をシーサイドライドができます。造船所の風景なども眺めることができ、人気ベーカリーカフェ「ペイザン」にもこのルートで立ち寄れますよ。

椋名海岸のクチコミ
来島海峡大橋を降りて突然目の前に現れたビーチと青い海に感激!
こっちの道を知ってから、メインルートは通らず海沿いを走るようになりました。
来島海峡大橋が良く見えるスポットがたくさんあり、いい写真が撮れた。

フォトスポット椋名の海岸通り
場所来島海峡大橋を降りてすぐ
特徴白くて綺麗な砂浜が広がっていて海が綺麗で橋も見えます。

渦浦八幡神社

【写真】しまなみ海道の観光スポット:大島の渦浦八幡神社から椋名の集落を見おろす
【観光】渦浦八幡神社から椋名の集落

しまなみ海道・大島の景色のよい神社 しまなみ海道大島の外周ルート、椋名の集落にある渦浦八幡神社(ごううらはちまんじんじゃ)。私は旅先でその土地の神社に行くのが好きなので、ちょっとマニアックですがこちらの神社をおすすめします。本堂へと登る森の中の道が神秘的。本堂が高い所にあるので、椋名の集落を一望できます。

神社・風景渦浦八幡神社
住所今治市吉海町椋名146
電話0897-84-3222
特徴椋名の漁村を眺められる地元の神社

造船所の見える風景

【写真】しまなみ海道の観光スポット:大島の造船所の風景をながめる
【観光】大島の造船所の風景をながめる

しまなみ海道・大島ならではの風景 よしうみバラ公園から来島海峡大橋間の海沿いルートは平坦で景色もいいのでおすすめ。途中、巨大船をまさに今作っている造船所の近くを通ります。しまなみ海道ならではの風景のひとつだと思います。もちろん造船所の敷地は立入禁止。道路から眺めてみましょう。

風景・ルート大迫力の造船所を間近に
住所今治市吉海町本庄
電話
特徴大島の外周コースにある造船所コース

正味の海岸通り

【写真】しまなみ海道の観光スポット:大島のフォトスポット正味海岸通り
【観光】大島の正味海岸通り

しまなみ海道・大島の写真スポット 道の駅「よしうみいきいき館」からメインルートは小さな峠道へ北上していきます。この峠道を登らずに、東側に海沿いに行く道が、吉海町正味の行き止まりルート「正味の海岸通り」です。往復3㎞ほどの海沿いの道で、一番奥にはサイクルオアシスにもなっている小さなお堂、宥信庵があります。このお堂はクルム伊達公子さん出演の伊予銀行のCMロケ地にもなりました。来島海峡大橋が海越しに見える写真スポットになっています。

フォトスポット正味の海岸通り
場所宥信庵に向かう海沿いの道
電話
特徴行き止まりの道ですが、お堂までの海沿いの景色がとてもいいです。

村上海賊ミュージアム

★サイクリングの観光に特におすすめ

【写真】しまなみ海道の観光スポット:大島の観光地「村上海賊ミュージアム」
【観光】大島の村上海賊ミュージアム

しまなみ海道・大島の観光スポット しまなみ海道を自転車旅にする歴史好きの方には、村上海賊(以前は村上水軍とも呼ばれていました)をひとつの旅テーマにするのもいいかもしれません。因島村上氏、能島村上氏、来島村上氏の御三家のうち、能島村上氏の本拠地の城があった島、能島の近くに「村上海賊ミュージアム(旧村上水軍博物館)」は建っています。メインルートからもアップダウンなく、寄り道しやすいです。日本遺産にも登録された村上海賊の歴史を紹介する博物館で、能島の海を体感できたり能島村上家に伝わる貴重な品々を見れたりします。和田竜による長編歴史小説『村上海賊の娘』の影響で訪れる人も増えているそうです。

村上海賊ミュージアムのクチコミ
海の治安を守る「村上海賊」としての認識に変わりました。
展示品としては興味が持てたので、見て回るのに時間がかかりました。
村上海賊の娘を読んで訪問すると、より堪能できます。

観光村上海賊ミュージアム
住所今治市宮窪町宮窪1285
電話0897-74-1065
営業時間9:00~17:00
定休日月曜日
入館料大人 310円
特徴村上海賊の能島村上氏の歴史を学べるミュージアム

和田竜『村上海賊の娘』/ 白石一郎『海狼伝』

【書影】村上海賊の娘(和田竜著)/海狼伝(白石一郎著)

和田竜さんによる『村上海賊の娘』は戦国時代、瀬戸内で活躍した海賊衆、村上海賊の村上武吉の娘・景を描いた歴史小説です。一方、白石一郎さんによる『海狼伝』は第97回直木賞受賞した作品で、村上海賊とともに少年の成長を描いた冒険時代小説です。しまなみ海道サイクリングで瀬戸内海を訪れる前に読んでおくと、村上海賊の歴史と現地の空気感がより一層深いものになりますよ。村上海賊の娘はAmazonでKindle版も出ているので気軽に読むことができますよ。

高級石材の大島石

【写真】しまなみ海道の観光スポット:大島のカレイ山付近の大島石の採石場
【観光】カレイ山付近の大島石採石場

しまなみ海道・大島の体験スポット この島で採れる石は「大島石」と呼ばれる花崗岩の高級石材で、お墓だけでなく、島の石垣や建物にも使われています。近場だと道後温泉、有名なところだと赤坂離宮や日本銀行などでも使われているそうですよ。大島をサイクリングしていると至る所で石材屋さんを発見すると思います。石は大島の大切な産業のひとつです。カレイ山という山の近くにある広大な採石場は「しまなみアートキャニオン」と呼ばれ、週末を中心に地元NPOによって見学ツアーなども開催されています。(カレイ山展望公園までの坂道はかなり急なので、サイクリングで行くには上級者向きです)。

見学ツアーしまなみアートキャニオン
住所今治市宮窪町宮窪6355-2 (カレイ山展望公園)
電話080-2989-5179(NPO能島の里)
営業時間10:00~、14:00~ 土日祝開催(予約必要)
ツアー料金大人 1500円
特徴大島の主産業である採石場のダイナミックな風景を間近に

大島石街道

【写真】しまなみ海道の観光スポット:大島北西の外周コースは石だらけ
【観光】大島北西の外周コースは石だらけ

標高232mの厳しい坂道を登らなくてはならないカレイ山でなくても、大島石を身近に感じられるルートがあります。大島の北西、早川から余所国までの外周ルートは通称「大島石街道」。石材屋や工場が並び、山積みになった大きな石が圧巻です。

ルート大島石街道
住所今治市宮窪町早川~宮窪町余所国
電話
特徴大島の外周コースにある石材屋さんエリア

こりおり舎

★サイクリングの観光に特におすすめ

【写真】しまなみ海道の観光スポット:大島の自家焙煎珈琲と本屋カフェ「こりおり舎」
【観光】大島の本とカフェ「こりおり舎」

しまなみ海道・大島でコーヒーと本 大島のメインルートから集落へと少し入った所にある 「こりおり舎」 は、大島へ移住したご夫婦が営む美味しいコーヒーと新本・古本の本屋さんです。古い民家を改装して、オシャレなカフェ空間と落ち着く書店スペースになっていてサイクリストの立寄りスポットとしても大人気です。コーヒーは焙煎士の旦那さんが手回し焙煎機で丁寧に焼き上げています。いくつか豆の種類もあるので、好みを伝えればぴったりのものをいただけますよ。書店スペースに並ぶ新刊と古本の数々もセレクトのセンスが素晴らしく、読んでみたい本との出会いがあるはずです。

こりおり舎のクチコミ
古民家で雰囲気も良く、何より珈琲がものすごく美味しい。
コーヒーはもちろん絶品ですが、本の品揃えも絶妙です。
コーヒーブレイクに立ち寄るのに最適な場所です。

ショップ・カフェこりおり舎
住所今治市吉海町仁江2436
電話0897-72-8006
営業時間12:00~17:00
定休日水曜日~土曜日
特徴古民家を改装した自家焙煎コーヒーと新本古本のお店

よしうみバラ公園

【写真】しまなみ海道の観光スポット:大島の観光スポット「よしうみバラ公園」
【観光】大島にある「よしうみバラ公園」

しまなみ海道・大島の観光スポット しまなみ海道大島の外周ルート沿いにある気軽に休憩できる公園「よしうみバラ公園」。園内には400種のバラ3500株が植樹されていて、芝生広場や遊具なども整備されています。5~6月、10~11月の最盛期には色鮮やかなバラが咲き誇り、洋風のガーデンといった雰囲気になります。公園内は無料で散策でき、地元の人たちの憩いの場ともなっている売店ではバラ味のアイスクリームも食べられます。

ばら公園のクチコミ
春と秋に季節のバラが咲き乱れる。春は5月から6月上旬までが見頃かな?
手入れの行き届いた庭園には薔薇の香りが広がっていました。
売店では定番のバラソフトを食べました。

観光・休憩よしうみバラ公園
住所今治市吉海町福田1290
電話0897-84-2111(吉海支所住民サービス課)
営業時間公園のため、クローズなし
特徴珍しいオールドローズも数多く咲く入場無料のバラ公園

亀老山展望公園(上級)

★上級者サイクリングの観光に特におすすめ

【写真】しまなみ海道の観光スポット:しまなみ海道を代表する景勝地、亀老山展望台
【観光】しまなみ海道を代表する景勝地、亀老山展望台

しまなみ海道・大島の展望スポット しまなみ海道を紹介するVTRなどで必ずと言っていいほど登場する、有名な景色は大島の亀老山きろうさんという山にある展望台からの眺望です。とても人気の高い展望台なのですが、坂道がかなり厳しく初心者の方が自転車で登るのはかなりハードです(約300mの標高まで3kmの道のりです)。時間がある方は自転車を押して歩いて登ることもできますが、下り坂もブラインドカーブが多く急なので十分に気を付けて下ってください。電動アシスト以外のレンタサイクルの方なら道の駅からタクシーを使って登るのもありだと思います。

亀老山のクチコミ
建物も美しく天気が良ければ、来島海峡大橋も綺麗に見える。
亀老山ヒルクライムする際の勾配は10%超が多発。
困難を乗り越えて登頂できた人だけがこの絶景を目にすることができます。

来島海峡大橋の展望亀老山展望公園
住所今治市吉海町南浦487-4
電話番号0897-84-2111(今治市役所吉海支所)
特徴登り坂がかなり厳しいが、景色は素晴らしい

亀老山 高龍寺

【写真】しまなみ海道の観光スポット:大島の寺院、亀老山高龍寺の入り口
【観光】村上海賊の武将の菩提寺、高龍寺

しまなみ海道・大島で最も古い寺院 亀老山のふもとにある高龍寺は、大島でも最も古いお寺と言われている村上海賊の武将・村上義弘公の菩提寺です。しまなみ海道のメインルートから逸れて、島ののどかな集落の景色の中を進むと、この山門が現れます。お庭も綺麗に整備されています。大島の島四国遍路の第33番札所でもあり、せとうち七福神めぐりの第七番札所でもあります。しまなみ海道や自転車のデザインされた交通安全御守りも人気です。

お寺参り亀老山 高龍寺
住所今治市吉海町名2916-2
電話0897-84-2129
特徴村上海賊の武将・村上義弘公の菩提寺

友浦海岸通り(上級)

【写真】しまなみ海道の観光スポット:大島の東側外周ルートにある絶景路「友浦海岸通り」
【観光】大島東側の友浦海岸通り

しまなみ海道・大島の絶景ルート しまなみ海道大島の東海岸の外周ルートは、アップダウンが多く上級者向けながら、その景色はとても美しく走る価値が十分にあると思います。特に友浦地区の海岸線沿いは「友浦海岸通り」と名前がついていて、海風を感じながらのサイクリングができる特に景色の良い道です。友浦港からは今治方面への旅客船も出ているので、船の出港まで時間がある場合には、この「友浦海岸通り」を少し走ってみるのもおすすめですよ。しまなみ海道を走るのは2回目、3回目といったしまなみ海道リピーターの上級者サイクリストなら、ぜひ走破してほしい道です。

観光・休憩友浦海岸通り
住所愛媛県道337号線(名駒友浦線)
電話0897-86-2500(今治市役所宮窪支所)
特徴アップダウンと絶景が続く大島の東側ルート

伯方島の観光・絶景

伯方島 Hakatajima 大島から「伯方・大島大橋」を渡り伯方の塩で有名な塩づくりの島へ。ちなみに伯方島の「はかた」は福岡の博多に関係あり。塩づくりのための石炭を福岡から運んでいたことに由来するそうです(諸説あり)。島の北側にかつての塩田跡が広がります。中心地、木浦はしまなみ海道メインルートとは反対の東側にあり、造船や海運が盛んです。

伯方・大島大橋

【写真】しまなみ海道の観光スポット:しまなみ海道サイクリングで渡る伯方橋と大島大橋
伯方橋と大島大橋

伯方島~大島を渡る 伯方島と大島を渡すのは1981年に起工し、1988年に開通した「伯方・大島大橋」。伯方島と大島の間にある見近島という小さな無人島を境に、橋長325mの「伯方橋」と橋長840mの吊り橋「大島大橋」の2つの橋が繋がって、海峡を渡しています。伯方島の開山公園展望台や鶏小島キャンプ場、大島の北側の海岸やカレイ山展望台から橋の全景を眺めることができます。

伯方・大島大橋の大島側の自転車道入口
自転車道の入口(大島側)
伯方・大島大橋の自転車道・サイクリングロード
橋上の自転車レーン
伯方・大島大橋の伯方島側の自転車道入口
自転車道の入口(伯方島側)

伯方SCパーク

★サイクリングの観光に特におすすめ

【写真】しまなみ海道の観光スポット:休憩スポットになっている伯方SCパーク道の駅
【観光】道の駅伯方SCパークと伯方ビーチ

しまなみ海道伯方島の休憩スポット 道の駅「伯方SCパーク」は目の前に海水浴場「伯方ビーチ」が広がっていて、景色の良い道の駅として人気なスポットです。もちろん夏は泳ぐこともできますよ。ここのオススメは塩ソフトクリーム。伯方島ならではのフレーバーが、汗をかいたサイクリストに評判です。伯方SCパークには公共のレンタサイクルターミナルもあるので、ここで自転車を返却してバス停「伯方島BS」から今治や福山方面へ移動することができます。

伯方SCパークのクチコミ
道の駅の目の前はゴミ一つないとてもきれいなビーチ。
塩ソフトは程よい塩加減で瀬戸内レモンソフトは結構すっぱい!
伯方島での休憩所としては最高の場所にある。

道の駅伯方SCパーク
住所今治市伯方町叶浦1668-1
電話0897-72-3300
営業時間9:00~17:00
特徴伯方の塩ソフトクリームが人気の道の駅

ドルフィンファームしまなみ

【写真】しまなみ海道の観光スポット:伯方島でイルカと泳げるドルフィンファームしまなみ
【観光】ドルフィンファームしまなみ

しまなみ海道伯方島の観光スポット 伯方SCパークの目の前にある海水浴場と同じビーチに、イルカとクジラにふれあえる施設があります。その名も「ドルフィンファームしまなみ」。イルカの背びれにつかまって泳いだり、餌をあげたりといった体験プログラムがしまなみ海道の観光客に人気です。このドルフィンファームの敷地内にはグランピングのドームテントやコテージもあるオートキャンプ場エリアもあるので、アウトドアを満喫したい方はここに宿泊してみるのもいいかもしれませんね。

ドルフィンファームのクチコミ
手を出せば触れるくらいの距離でイルカを見られる。
泳ぐコースは大人だけで参加している人が少なく、ちょっと恥ずかしかった。
囲いがあるだけの極めて自然な環境の飼育施設でした。

観光・体験ドルフィンファームしまなみ
住所今治市伯方町叶浦甲1673
電話0897-72-8787
営業時間9:00~17:00 悪天候休業
入館料大人 500円
特徴道の駅の横にあるイルカと触れ合えるアウトドア施設

船折瀬戸

【写真】しまなみ海道の観光スポット:伯方島の急流「船折瀬戸」を眺める展望台
【観光】急流「船折瀬戸」を眺める展望台

しまなみ海道・伯方島の好景観スポット 伯方島の外周ルートを走っていると現れる船折瀬戸という看板のある駐車場。ここには海にせり出すように展望台が設置されています。伯方島と鵜島の間の海峡を望むことができるのですが、ここが瀬戸内屈指の急流スポット。展望台には親切にもその日の急流になる時間帯が書いてある紙が張ってあります。この時間によってはゴーっという潮の流れる音も聞こえてきて、潮に逆らって凄いエンジン音を立てながらゆっくりと進んでいく船も見かけるかもしれません。キャンプ場まで降りると、より間近に急流を眺められます。

歌人の吉井勇は とどろとどろ渦の大潮鳴りどよみ船ゆきなやむ船折の瀬戸 と歌に残しています。1937年の夏、吉井勇は伯方島に滞在し、多くの歌を詠みました。

船折瀬戸のクチコミ
眺望と休憩を兼ねた、休憩所や展望駐車場が設置されています。
小さなうず潮を見ることが出来ました。
激しい潮流を高台から楽しめます。

景色・休憩船折瀬戸展望台
住所今治市伯方町有津
電話0897-72-1500 (今治市役所伯方支所)
特徴しまなみ海道屈指の急流を眺める伯方島の展望台

Patisserie T’s Cafe 玉屋

★サイクリングの観光に特におすすめ

【写真】しまなみ海道の観光スポット:サイクリストに人気の伯方島の絶景ケーキカフェ「Patisserie T's Cafe 玉屋」
【観光】Patisserie T’s Cafe 玉屋

しまなみ海道・伯方島の絶景ケーキカフェ 有津地区にあるカフェ「Patisserie T’s Cafe 玉屋」は伯方島に来たら必ず立ち寄りたいお店のひとつ。1周1時間ほどで周れる伯方島の外周ルートを少し進んだ海側にそのカフェはあります。カフェの扉を開けるとまずショーケースに並んだ美味しそうなケーキがお出迎え。季節のフルーツをふんだんに使った色とりどりのケーキの数々に、どれを選ぼうか目移りしてしまいます。こちらのカフェのもう一つの魅力は、店内から海側の大きなガラス窓越しに見える素晴らしいオーシャンビュー。ランチタイムには、特製のソースとベーコン&チーズが美味しいトースト「クロックムッシュ」やホワイトソースベースの「シーフードピザ」、「シーフードカレー」なども提供されています。ここに寄るためだけにも外周ルートをサイクリングしたいところです。

玉屋のクチコミ
一面海を眺められる大きな窓とテラス席もあります。
美しい海を眺めながらの時間はお腹も心も満たされる気がする。
スイーツは全て甘さを抑えられていて、とっても美味しかったです。

カフェ・ケーキPatisserie T’s Cafe 玉屋
住所今治市伯方町有津甲2328
電話0897-72-0343
営業時間10:00~17:00
定休日日曜日
およその食事代1000円~2000円
特徴オーシャンビューを望むケーキ屋・カフェ

「Patisserie T’s Cafe 玉屋」はしまなみ海道サイクリングでのカフェ休憩にイチオシです!

沖浦ビーチ

★サイクリングの観光に特におすすめ

【写真】しまなみ海道の観光スポット:伯方島の絶景海水浴場「沖浦ビーチ」と東屋越しの瀬戸内海の景色
【観光】「沖浦ビーチ」と東屋越しの瀬戸内海

しまなみ海道伯方島の好景観スポット ほとんど旅行者が訪れることのない島の外れに位置する海水浴場なのですが、個人的にとてもお気に入りスポットなので紹介しようと思います。伯方島の外周ルートから少し外れた場所にある海水浴場「沖浦ビーチ」には夏の海水浴のシーズンでも地元の人くらいしかおらず、穏やかな海を眺めながら、時間を忘れてぼーっと過ごせるんです。道を挟んで山側の広場に、広い木製の屋根付きデッキがあって暑い日は日陰で休憩もできます。

沖浦ビーチのクチコミ
とても静かで車通りも少なく、子どもも安全に遊べる。
お盆休みに行きましたが、屋台などはありません。
波がおだやかな良いビーチ。

景色・休憩沖浦ビーチ
住所今治市伯方町木浦
電話0897-72-1500 (今治市役所伯方支所)
特徴ほとんど知られていない伯方島の絶景海水浴場

開山公園展望台

【写真】しまなみ海道の観光スポット:屈指の絶景展望台「開山公園展望台」からの多々羅大橋方面の景色
【観光】「開山公園展望台」からの多々羅大橋方面

しまなみ海道・伯方島の絶景スポット しまなみ海道の島々には有名な展望台がいくつもあるのですが、その多くは坂道が急で長く、あまり初心者の方にはおすすめできない場所も…。そんななかで伯方島の開山は比較的登りやすく、晴れていればその眺望も最高なので紹介したいと思います。伯方島の北西にある標高133mの開山。その山頂が公園になっていて駐車場から少し歩くと3階建ての展望台「開山公園展望台」があります。伯方・大島大橋と大三島橋、多々羅大橋の3つの橋をぐるっと見渡せる絶景です。春はしまなみ海道屈指の桜の名所となり、地元の方々がお花見に集まります。花見の時期には小さな売店で、おでんなども売られているので、サイクリングの途中にプチ花見など楽しそうです。

開山公園のクチコミ
絶景の桜満開!地元のお花見の方々がいっぱい。
岩城島等のゆめしま海道方面まで広く見渡せる。
花見シーズンは開山へと登る道が一方通行になります。

景色・展望開山公園展望台
住所今治市伯方町伊方
電話0897-72-1500 (今治市役所伯方支所)
特徴初心者でも比較的登りやすい山頂の絶景展望台

どこでもドア

【写真】しまなみ海道の観光スポット:伯方島のどこかの絶景スポットに出現するどこでもドア
【観光】伯方島に出現する「どこでもドア」

しまなみ海道・伯方島の隠れスポット 伯方島の景色の良い場所やマニアックなスポットに不定期に出現する「どこでもドア」が話題です。伯方島を散策サイクリングしていて、このドアを見つけたら超ラッキー。いいことあるかもしれません。以前は開山公園や喜多浦八幡宮などに出現していたことがあります。

景色伯方島のどこでもドア
住所伯方島内の某所
特徴伯方島の絶景スポットに出現するドアのモニュメント
塩づくりの跡地

かつて伯方島には、北浦浜、瀬戸浜、古江浜という3つの入浜式塩田がありました。現在は伯方島と大三島の2つの工場で最新設備で塩を作っており、これらの塩田跡地は主に車エビの養殖地になっています。塩田だった頃のおもかげを探しながらサイクリングしてみて下さい。

大三島の観光・絶景

大三島 Omishima しまなみ海道の6島の中でも最も大きな島・大三島には、日本総鎮守と呼ばれ有名な神社である大山祇神社が鎮座しています。昔は殺生禁止のため、大三島には漁師さんがいなかったとか。最近は観光や移住先としてもとても人気の島で、宿泊施設やカフェなども毎年のようにオープンしています。大三島でたっぷり時間をとっておくと充実したしまなみ海道サイクリングになると思いますよ。

大三島橋

【写真】しまなみ海道の観光スポット:伯方島と大三島を渡す大三島橋は最初に架かった歴史的な橋
鼻栗瀬戸を渡すアーチ橋「大三島橋」

大三島~伯方島を渡る 大三島と伯方島の間の鼻栗瀬戸と呼ばれる海峡は「大三島橋」という橋長328mのアーチ橋で渡ります。1975年に起工し1979年に開通したアーチ橋で、本州四国を結ぶ連絡橋のうち最も最初に架かったメモリアルな橋でもあります。大三島側のサイクリングロードにはちょっとした展望スポットがあり、大三島橋をよく見わたすことができます。伯方島の開山公園や、大三島の鼻栗瀬戸展望台からも綺麗に見えますよ。

大三島橋の伯方島側の自転車道入口
自転車道の入口(伯方島側)
大三島橋の自転車道・サイクリングロード
自転車の走行レーン
大三島橋の大三島側の自転車道入口
自転車道の入口(大三島側)

大山祇神社

★サイクリングの観光に特におすすめ

【写真】しまなみ海道の観光スポット:しまなみ海道を代表する観光地でもある神社「大山祇神社」
【観光】大山祇神社の境内に鎮座するクスノキ

しまなみ海道・大三島のお参りスポット 大山積大神(アマテラスオオミカミの兄神)をまつる日本総鎮守「大山祇神社」。山と海の神様、戦いの神様として、源氏や平氏など歴代の武将たちからも尊崇されたそうです。そのため国宝の源義経や源頼朝の鎧など、歴史に詳しくない私でも名前は知っている歴史上の人物たちの寄贈した太刀や武具が奉納されていて、その数も圧巻(国宝が8点、国の重要文化財が682点も!)。境内には樹齢数千年といわれるクスノキもたくさん生えていて、とにかく荘厳な雰囲気がすごいです。

大山祇神社のクチコミ
広い境内に鳥の鳴き声が響き、とても癒された気持ちになる神社です。
本州の伊勢神宮や出雲大社と同じくらい由緒ある神社との事。
伊藤博文を始め、歴代の海軍軍人が訪れた場所でもあります。

観光・参拝大山祇神社
住所今治市大三島町宮浦3327
電話0897-82-0032
営業時間宝物館 8:30~16:30
入館料宝物館 大人 1000円
特徴国宝や重要文化財の数が凄い大山積大神をまつる総本山

大山祇神社の宝物館は、本当にすごいものだらけなので、ぜひ寄ってみて下さい。海外からのサイクリストには「サムライ・ミュージアム」としても有名になりました。

生樹の御門

★サイクリングの観光に特におすすめ

【写真】しまなみ海道の観光スポット:大山祇神社の奥にあるパワースポット「生樹の御門」をくぐる
【観光】クスノキをくぐってお参りする「生樹の御門」

しまなみ海道のお参りスポット 大山祇神社の裏手の集落を抜けたところにある大山祇神社奥の院。その入り口には大きなクスノキが生えています。樹齢は2000年以上はあるそうです。このクスノキの根元部分には大きな空洞が空いていて、実はこのクスノキ自体が奥の院の門「生樹いききの御門」になっているんです。つまり、クスノキの中をくぐり抜けることができます。大樹の生命力や島の人たちの信仰を感じることができるスポットです。

生樹の御門のクチコミ
何とも言えない神聖な気持ちになりました。
何千年も生きてきた生命を感じられる素晴らしいクスノキ。
神社を出て5分程の距離でした。

観光生樹の御門
住所今治市大三島町宮浦3202
電話
特徴大山祇神社の裏手にあるクスノキのパワースポット

マーレグラッシア大三島

【写真】しまなみ海道の観光スポット:大三島でサイクリストに人気の温浴施設「マーレグラッシア大三島」
【観光】マーレグラッシア大三島

しまなみ海道・大三島の温浴施設 瀬戸内海の海水を温めたお風呂に入れる「マーレグラッシア大三島」。タラソテラピーという海洋療法を取り入れた施設だそうです。海水の浴槽には「塩分濃度が高いので長く入りすぎないように」との注意書きがあるほど。かなり高濃度なんですね。ここのおすすめは何といっても露天スペースにある展望風呂。少し高いところに浴槽があるので瀬戸内海と島々の風景をお風呂から一望できるんです。露天がちょうど西に向いているので、夕焼けに染まりゆく瀬戸内海を見ながらの入浴は至福の時間です。

マーレグラッシアのクチコミ
夕焼け時に行くと、瀬戸内海の風景がたまらなく美しい。
シャンプー、ボディソープ 置いてありません。
風呂上がりの塩シャーベットが楽しみ。

観光・入浴マーレグラッシア大三島
住所今治市大三島町宮浦5902
電話0897-82-0100
営業時間10:00~20:00
定休日水曜日
入館料大人 520円
特徴瀬戸内海の海水を温めた絶景の温浴施設

甘崎城跡

【写真】しまなみ海道の観光スポット:村上海賊最古の城跡、甘崎城跡(古城島)
【観光】村上海賊最古の城跡、甘崎城跡(古城島)

しまなみ海道大三島の城跡 大三島をメインルートから海沿いの堤防を走っていると発見できる無人島。ここが村上海賊の最も古い城があったとされる古城島、「甘崎城跡」です。年に数回だけ大潮の干潮の時にだけ陸続きになり、歩いて渡ることができる珍しいスポットとしても有名で、歩いて渡るツアーが企画されるほど。大三島のメインルートは海岸線から少し離れた場所を通っているので、この堤防をサイクリングしてみるのもおすすめです。いくつか行き止まりの堤防もあるのですが、海をとても近くに感じながら走ることができます。

観光・冒険甘崎城(古城島へ歩いて渡る)
住所今治市上浦町甘崎
電話
特徴年に数回、大潮の干潮に歩いて渡れる

ミュージアム

【写真】しまなみ海道の観光スポット:大三島の外周コースに点在するミュージアムのうち「岩田健 母と子のミュージアム」の外観
【観光】岩田健 母と子のミュージアム

しまなみ海道・大三島の観光スポット 大三島の南西には「伊東豊雄建築ミュージアム」や「ところミュージアム」、「岩田健 母と子のミュージアム」といった小さなミュージアムが点在しています。どのミュージアムも展示作品の数や規模はそれほど大きくはないのですが、とても景色が良い場所に建っていて気持ちがよいです。この外周ルートはアップダウンもあって一部初心者向きではないですが、時間と体力に余裕がある方はぜひ訪れてください。宗方港からならそれほど遠くないです。

大三島のミュージアム特徴
ところミュージアム大三島  現代アートの世界的な作家の彫刻作品約30点を展示するコンテンポラリーアートミュージアムです。瀬戸内海の風景との調和も素敵です。
岩田健母と子のミュージアム 海辺の廃校の敷地にある彫刻家・岩田健さんの彫刻作品44点を展示する半屋外ミュージアム。千住真理子さん演奏の「時を告げる音楽」が1日に9回流れます。
伊東豊雄建築ミュージアム建築家・伊東豊雄さんの建築物「シルバーハット」と「スティールハット」の2棟の特徴的な建物と氏の業績や取組を紹介した展示があります。

大三島リモーネ

★サイクリングの観光に特におすすめ

【写真】しまなみ海道の観光スポット:大三島のリモンチェッロがお土産に人気のお店「大三島リモーネ」
【観光】リモンチェッロの「大三島リモーネ」

しまなみ海道のリモンチェッロ 「大三島リモーネ」は上浦町瀬戸の集落の中にある有機・無農薬栽培のレモン農家さんのリキュールと雑貨を販売するお店。名物のリモンチェッロというレモンリキュール、イタリアの家庭では食後に飲んだり、お菓子やジェラートに使ったりととてもポピュラーな飲み物だそうです。リモンチェッロのアイス最中を求めて訪れるサイクリストも多数。あまりにも人気過ぎて、リモンチェッロは売り切れてしまっていることもあるほどです。

リモーネのクチコミ
いままで飲んだリモンチェッロの中でベスト。
調味料やレモン雑貨やお菓子など様々なものを扱っています。
レモンジンジャーのソーダ割りが爽やかな味わいでした。

ショップ大三島リモーネ
住所今治市上浦町瀬戸2342
電話0897-87-2131
営業時間 定休11:00~17:00
定休日火曜日、金曜日
特徴無農薬の特製リモンチェッロ販売

WAKKA

【写真】しまなみ海道の観光スポット:しまなみ海道サイクリングの複合施設WAKKA内にあるカフェ
【観光】サイクリング複合施設WAKKA

しまなみ海道・大三島のサイクリング複合施設 大三島の井口港近くにあるサイクリング複合施設WAKKA。レンタサイクルや出張修理などのサイクリングサポートもかなり充実していて、自転車旅行者ビギナーでも安心して、しまなみ海道サイクリングにでかけることができます。オーダーメイドのツアーやサイクリングサポートも展開されています。和室と洋室を備えたコテージに宿泊できるほか、グランピングができるドームテントや、気軽に泊まれるドミトリーなどもあり、プライベートなデッキで海を眺めながら地元食材のバーベキューが楽しめます。宿泊でなくても気軽に立ち寄れるカフェ「WAKKA CAFE」も併設。席まで自分の自転車を持ち込むことができる海の景色も素晴らしいカフェです。

WAKKA CAFEのクチコミ
接客も良く、また行きたいと思えました。
キッチンカーのあげじゃこサクサクして美味しかった。
海を目の前に大きなソファにダラっとくつろげる。

カフェご飯WAKKA CAFE
住所今治市上浦町井口6691-49
電話0897-72-8705
営業時間 定休11:00~17:00
(フード14時、ドリンク16時半LO)
冬季は短縮営業
定休日火曜日(冬季は不定休)
およその食事代1000円~2000円
特徴自転車を席まで持ち込めるカフェ

しまなみコーヒー

【写真】しまなみ海道の観光スポット:絶景・大三島の屋外カフェ「しまなみコーヒー」
【観光】大三島のしまなみコーヒー

しまなみ海道・大三島の絶景カフェ 大三島の道の駅「多々羅しまなみ公園」から「多々羅展望台」へと登る坂道の途中の開けた場所にキャンピングトレーラーが一台。広場にはオシャレなテーブルや椅子が並べてあってテラス風になっています。このキャンピングトレーラーを使ったキッチンカースタイルの屋外カフェが「しまなみコーヒー」です。海に近い写真映えする駅として有名な愛媛県の「下灘駅」でもキッチンカーでコーヒーを提供している「下灘珈琲」の姉妹店。下灘駅と同じくこちらのしまなみコーヒーもその景色は抜群です。さっきまで走ってきた道が眼下に見え、瀬戸内海の海も一望できる風景の中で、丁寧に淹れてもらったハンドドリップコーヒーをいただきます。特に晴れた日の気持ちよさは何とも言えません。もちろん悪天候の日などはクローズすることもあるそうなので、SNSで確認してから向かうといいです。

しまなみコーヒーのクチコミ
晴れた日に海を一望しながら飲むコーヒーは格別。
生搾りレモンジュースがフレッシュで美味しかったです。
ワゴンやイラストがとっても可愛く映えます。

オープンカフェしまなみコーヒー
住所今治市上浦町井口7590-1
電話090-4977-8191
営業時間 定休10:00~17:00
定休日月曜日~金曜日
特徴小高い丘の屋外カフェテラス

大三島外周コース(上級)

【写真】しまなみ海道の観光スポット:大三島南西の外周コースにあるクネクネした道が海へと向かう風景
【観光】大三島南西にあるクネクネ道と海の風景

しまなみ海道・大三島の絶景ルート しまなみ海道で最も大きな島である大三島は、外周コースをぐるりと一周すると40㎞近くの距離になります。その距離もさることながらアップダウンも連続するので、2017年に開催された「えひめ国体」では自転車ロードレースのコースにもなりました。特に大三島南側外周コースは標高50~80mほどの上り下りが大きく4~5か所ある中~上級者向けのコースではあるのですが、その景色の良さはしまなみ海道でも随一!特に宗方地区にあるクネクネ道の風景は有名で、ポスターなどになることも多いです。一方で、大三島の北側の外周コースは、肥海地区に標高60mの峠が一つあるほかは、おおむね平坦で、スポーツ自転車旅行初心者の方でも走りやすい好景観ルートです。

フォトスポット大三島南西のクネクネ道
住所大三島宗方地区、県道51号線
営業時間24時間通行可能
特徴海へと下っていくワインディングロードがフォトスポット

多々羅大橋

【写真】しまなみ海道の観光スポット:多々羅大橋を望む大三島の「サイクリストの聖地」
【観光】サイクリストの聖地碑と多々羅大橋

しまなみ海道・大三島の好景観スポット 大三島と生口島を結ぶ多々羅大橋は、斜張橋と呼ばれる三角形状にワイヤーを伸ばした形をしており、その美しさが人気です。1990年に起工し1999年に開通したこの「多々羅大橋」は、先に完成した「生口橋」のノウハウを生かして、さらに長い橋長1480mとして誕生。完成当時、斜張橋として世界一の長さを更新しました。橋の中央には愛媛県と広島県の県境が引いてあるので、橋上のフォトスポットにもなっています。特に道の駅「多々羅しまなみ公園」からの眺望がいいので、敷地内にある「サイクリストの聖地碑」へぜひ訪れてみてください。サイクリストの聖地碑には人型のサイクルスタンドも設置されていて写真撮影が楽しいスポットになっています。

道の駅多々羅しまなみ公園
住所今治市上浦町井口9180-2
電話0897-87-3866
営業時間9:00~17:00
特徴美しい多々羅大橋を望むフォトスポット「サイクリストの聖地碑」
【写真】しまなみ海道の観光スポット:多々羅展望台からの多々羅大橋
【観光】穴場スポット・多々羅展望台からの多々羅大橋

多々羅大橋を望む絶景展望台「多々羅展望台」は、サイクリングロードから簡単にアクセスすることができるのでおすすめです。多々羅展望台へとアクセスする合流地点がとてもわかりにくいので、こちらのウェブページで詳しくご紹介しています。

愛媛県-広島県境

★サイクリングの観光に特におすすめ

【写真】しまなみ海道の観光スポット:多々羅大橋の上にある広島県と愛媛県の県境ライン
【観光】広島県と愛媛県の県境ライン

しまなみ海道・大三島&生口島のフォトスポット 大三島と生口島の間にかかる多々羅大橋。実は愛媛県と広島県の県境はこの海峡にあり、橋を渡ることで県をまたぐことができます。尾道側からしまなみ海道をサイクリングしてくると、ここからが四国エリアに入ります。多々羅大橋の自転車歩行者道のちょうど真ん中あたりには、最近、「愛媛県―広島県の県境線」がペイントされ、写真スポットになっています。もちろん、橋の上で狭い場所なので、写真撮影の際には、前後の自転車や歩行者に気を付けてください。

フォトスポット広島県―愛媛県県境
住所多々羅大橋 自転車歩行者道 橋上中央付近
営業時間24時間通行可能
特徴本州から四国、広島県から愛媛県へと入るボーダーライン

多々羅 鳴き龍

【写真】しまなみ海道の観光スポット:多々羅大橋の多々羅鳴き龍の写真
【観光】多々羅大橋にある鳴き龍看板

しまなみ海道・大三島&生口島の不思議スポット 多々羅大橋の橋上には、広島県―愛媛県県境ともうひとつ注目すべきスポットがあります。自転車歩行者道を走っていると、橋の主塔のちょうど下に当たる場所に看板と拍子木を発見。この拍子木を叩いてみたり、手を叩いてみたりしてみてください。いわゆる「鳴き龍」と呼ばれる現象を体験することができます。音が主塔の両サイドに反射、てっぺんの方に向かって反響していくようです。

プチ体験スポット多々羅 鳴き龍
住所多々羅大橋 自転車歩行者道 主塔付近
営業時間24時間通行可能
特徴多々羅大橋特有の音の反響現象を体験できる
大三島をぐるっと一周

大三島はしまなみ海道の島々で一番大きな島で、海岸線をぐるりと一周すると45㎞もあります。特に大三島の南側と南西側にはアップダウンが多く、走りごたえのある道のりです。なかなか厳しいルートですが、海の美しさは格別!余裕のある方は、ぜひ大三島の外周ルートも楽しんでみてください。

【ちょっとBreak】自転車旅の前にぜひ読んでみて♪

自転車旅の魅力って何でしょう?バス旅行やパックツアー、観光地を訪れる旅行とは違う魅力がある気がします。そんな自転車旅行やサイクリングの楽しさを、改めて再認識させてくれるコミックエッセイ『おりたたみ自転車はじめました』を、ぜひ、しまなみ海道に来る前に読んでみて下さい

【書影】おりたたみ自転車はじめました(星井さえこ著)
【書影】おりたたみ自転車と旅しています(星井さえこ著)

著者は、折りたたみ自転車でサイクリングや自転車旅行をされている工業デザイナー、星井さえこさん。この本『おりたたみ自転車はじめました』の中、「週末が待ち遠しくなる6コース」の「コース6」で、しまなみ海道サイクリングの様子が出てきます。新刊『おりたたみ自転車と旅しています』も発売されましたよ!

『おりたたみ自転車はじめました』は、可愛らしくも緻密なイラストレーションも、とても魅力的です。自転車旅行の楽しみ方が、より一層イメージしやすくなること、間違いありません。

生口島の観光・絶景

生口島 Ikuchijima 生口島は日本のレモン栽培発祥の地と言われている島です。現在もレモンの栽培量は日本屈指で、サイクリングロード沿いのレモン谷など山の斜面はレモンの木だらけです。一周23㎞ほどの生口島の外周は、ほぼほぼ平坦でアップダウンが少ないので、しまなみ海道の島の中でも特に一周しやすい島です。島の所々には彫刻が点在していてアートの島としても知られています。

多々羅大橋を展望する休憩所

【写真】しまなみ海道の観光スポット:多々羅大橋を展望する休憩所
【観光】多々羅大橋を展望する休憩所

しまなみ海道・生口島の休憩&フォトスポット 多々羅大橋の生口島側の入り口付近にある名も無いような小さな展望公園が休憩にもちょうどよく、多々羅大橋を一望できるスポットとして私のお気に入りです。今治側からくると多々羅大橋を渡り切ってすぐ、尾道側から来ると橋へと登る坂道を登り切った場所にあります。レモンのオブジェ付きのベンチもあって可愛いです。

休憩&フォトスポット多々羅大橋を展望する休憩所
住所広島県尾道市瀬戸田町荻
電話
特徴多々羅大橋を一望できるフォトスポット

瀬戸田サンセットビーチ

★サイクリングの観光に特におすすめ

【写真】しまなみ海道の観光スポット:生口島の瀬戸田サンセットビーチとシーカヤック
【観光】夏の瀬戸田サンセットビーチ

しまなみ海道・生口島の観光スポット 生口島のメインルート沿いにある「瀬戸田サンセットビーチ」は、しまなみ海道エリアでも有数の海水浴場として知られるマリンスポーツ複合施設。シーカヤックサップなどの体験プログラム、キャンプ場も併設していてアウトドアを一体的に楽しむことができます。シャワーや更衣室も完備されているので夏場は県内外から多くの海水浴客が訪れ、レストランのほかに海の家のような売店もでます。名前の通り夕陽が美しい砂浜なので、生口島の瀬戸田あたりに宿泊する方であれば、夕方の凪の時間を過ごしてみるのもいいと思います。

サンセットビーチのクチコミ
キャンプ場海水浴場などもあり家族連れで来たら楽しそう。
夕日が最高に綺麗。忘れられないです。
9月の平日はとても静かで癒されました!

観光・体験・休憩瀬戸田サンセットビーチ
住所尾道市瀬戸田町垂水1506-15
電話0845-27-1100
料金シーカヤック・サップ体験(30分2000円~)

しおまち商店街

★サイクリングの観光に特におすすめ

【写真】しまなみ海道の観光スポット:しまなみ海道の生口島の観光ストリート「しおまち商店街」
【観光】生口島のレトロな「しおまち商店街」

しまなみ海道・生口島の散策スポット 瀬戸田港から耕三寺に延びる「しおまち商店街」にはレトロな商店が並び、おみやげ物を買ったり、昔ながらのコロッケやローストチキンなどの食べ歩きグルメを満喫できたりします。新たにオシャレ宿泊施設や銭湯も誕生するなど、観光地化が進んでいます。私がしおまち商店街を訪れるときはいつも、乾物屋さんでデベラやサヨリの乾物を買って帰ります。晩酌用のおつまみですね。島の柑橘ジェラートやドリンクを楽しめるお店やカフェ、地元のタコ・アナゴ料理を味わえる食堂も点在しています。

しおまち商店街のクチコミ
昔ながらの商店と新しいオシャレなお店が混在してます。
田舎のさびれた商店街、だがピンポイントで活気のある店があったり、いろいろ面白い日。
最近は新しくお店もオープンしていて、活気がある。

【写真】しまなみ海道の観光スポット:しおまち商店街の珍味の小倉
珍味の小倉(乾物)
【写真】しまなみ海道の観光スポット:しおまち商店街の岡哲商店(コロッケ)
岡哲商店(コロッケ)
【写真】しまなみ海道の観光スポット:しおまち商店街の玉木商店(ローストチキン)
玉木商店(ローストチキン)
観光・散策しおまち商店街
住所尾道市瀬戸田町瀬戸田
電話0845-27-2008
特徴続々と新店舗が誕生している生口島の観光商店街

亀の首岩の地蔵

【写真】しまなみ海道の観光スポット:生口島の隠れたスポット「亀の首地蔵」
生口島の隠れたスポット「亀の首地蔵」

しまなみ海道・生口島の好景観スポット 生口島であまり知られていない立寄りスポットですが、「亀の首岩とお地蔵さん」を紹介します。瀬戸田の高根島との間にある狭い海峡、瀬戸田水道の船の航行安全を祈ってお地蔵さんが海に浮かぶように建立されています。このあたりには様々な伝説も残っていて、ここの亀の首岩は人食い亀を退治したお坊さんのストーリーに由来するそうです。

景色亀の首岩地蔵
住所尾道市瀬戸田町沢339
電話
特徴瀬戸田の航行を見守る海に浮かぶお地蔵様

向上寺の三重塔

★サイクリングの観光に特におすすめ

【写真】しまなみ海道の観光スポット:生口島の隠れた観光地「向上寺の三重塔」
【観光】向上寺の三重塔と瀬戸田の町

しまなみ海道・生口島の好景観スポット 私の生口島で一番のお気に入りスポット、向上寺三重塔。瀬戸田の小高い丘の上にある三重塔で、室町時代に建立された国宝です。独特な配置の石段を登った先にある美しい三重塔と瀬戸内海の風景は一見の価値があります。観光地化されすぎていない古刹といった雰囲気がとても好みです。

向上寺のクチコミ
三重塔はもちろん、三重塔からの眺めも最高です。
華頭窓など随所に唐様(禅宗様)が取り入れられています。
辿り着くまでの道のりや、地域の家族連れが遊んでいる光景が私は好きです。

観光向上寺・三重塔
住所尾道市瀬戸田町瀬戸田57
電話0845-27-3377
料金三重塔 100円
特徴国宝の三重塔と瀬戸内海の絶景

平山郁夫美術館

【写真】しまなみ海道の観光スポット:しまなみ海道の生口島出身の画家「平山郁夫」のミュージアムはサイクリングの観光スポット
【観光】平山郁夫美術館の外観

しまなみ海道・生口島の観光スポット シルクロードをテーマにした絵画が有名な日本画家、平山郁夫画伯のミュージアム「平山郁夫美術館」。瀬戸田の観光スポットが密集しているエリアにあるため、この周辺はサイクリングではない観光客も多めです。平山郁夫画伯はここ生口島のご出身で、しまなみ海道沿線にはスケッチポイントの石碑も点在しています。

平山郁夫美術館のクチコミ
こじんまりとした美術館ですが静寂な空間の中でじっくりと鑑賞できました。
少年時代の絵画、スケッチなど貴重な資料から代表作に至るまで。
職員の方に版画と技法の説明をして頂き版画の魅力に惹かれました。

観光平山郁夫美術館
住所尾道市瀬戸田町沢200-2
電話0845-27-3800
営業時間9:00~17:00
入館料大人 920円
特徴生口島出身の日本画家・平山郁夫の美術館

耕三寺

【写真】しまなみ海道の観光スポット:生口島の一番有名な観光スポット「耕三寺」の大理石庭園「未来心の丘」
【観光】耕三寺の大理石庭園「未来心の丘」

しまなみ海道・生口島の観光スポット 日本各地の有名建築物を模した建物や石仏だらけの洞窟、などがある不思議スポット「耕三寺」は、生口島の瀬戸田を代表する観光地です。昭和の瀬戸内観光全盛期には不思議スポットとして注目され「西の日光」とも呼ばれるなど観光客が大勢訪れ、商店街が発展するきっかけともなりました。大正時代の実業家・耕三寺耕三が個人で建てたお寺なので、決して歴史があるお寺ではないのですが、特に大理石の庭園「未来心の丘」は景色もよくフォトスポットになっています。

耕三寺のクチコミ
敷地は広くエンタメ要素もあり退屈しません。
立派な建物はどれも鮮やかな色で写真映えします。
お金かけてるなーと思ったら資産家が作った寺で納得した。

観光耕三寺
住所尾道市瀬戸田町瀬戸田553-2
電話0845-27-0800
営業時間9:00~17:00
入館料大人 1400円
特徴大正時代の実業家が建てた不思議なお寺観光スポット

耕三寺、ちょっと入館料が高いですが・・・

ベルベデールせとだ

【写真】しまなみ海道の観光スポット:生口島の島ごと美術館のアート作品で写真スポットになっている「ベルべデールせとだ」
【観光】海に浮かぶベルべデールせとだ

しまなみ海道・生口島の写真スポット アートの島、生口島で特に人気な作品なのに、結構分かりにくい場所にあるのが「ベルベデールせとだ」です。砂浜からそれほど遠くない海の上に、黄色い2重の輪っかが特徴的な構造物が浮かんでいます。この作品には階段も付いていて、干潮の時にはそこまで歩いて行って、作品の上に登ることができます。もしかしたら海に浮かんでる時でも泳いでいく人もいるかも?

ベルべデールせとだのクチコミ
干潮時 オブジェに上がるワクワク感。
海の上の黄色のオブジェがいい感じ。
知らなければ通り過ぎてしまう。場所を探すのも楽しみ。

景色・フォトスポットベルベデールせとだ
住所尾道市瀬戸田町荻
電話0845-27-0051(瀬戸田町観光案内所)
特徴島に点在する島ごと美術館のアート作品のひとつ

因島の観光・絶景

因島 Innoshima 除虫菊(蚊取り線香の原料)を戦前の最盛期には全世界の9割も生産していた因島。島の南東の土生はぶ地区は造船の町で、レトロな商店街にお好み焼き屋さんが並びます。柑橘の八朔はっさくはここ因島が発祥で「はっさくん」なるゆるキャラも。ポルノグラフィティや俳優の東ちづるさんの出身地としても知られます。

生口橋

【写真】しまなみ海道の観光スポット:因島と生口島を結ぶ生口橋の景色
【観光】生口島と因島を渡す「生口橋」

生口島~因島を渡る 生口島と因島の間には橋長790mの斜張橋「生口橋」が架かっています。1986年に起工し、1991年に開通した当時は世界で最長の斜張橋として大注目されたそうです。因島側はカフェテラス「菜のはな」の道を挟んで山側、生口島側はセブンイレブン生口島北インター店の横が登り口になっています。因島側の坂道の途中には、休憩場所のような小さな公園やベンチがあり写真スポットにもなっています。よく見ると同じ斜張橋でも多々羅大橋とはデザインが違います。長距離のサイクリングで、もう坂道を登るのが辛いという方は、平日限定で因島の金山港~生口島の赤崎港間をフェリーが往来しているので、こちらを使って渡ることもできます。

【写真】しまなみ海道の観光スポット:生口橋の生口島側の自転車道入口
自転車道入口(生口島側)
【写真】しまなみ海道の観光スポット:しまなみ海道生口橋の自転車道
橋上の自転車レーン
【写真】しまなみ海道の観光スポット:生口橋の因島側の自転車道
自転車道入口(因島側)

因島フラワーセンター

【写真】しまなみ海道の観光スポット:しまなみ海道サイクリングの定番休憩スポット「因島フラワーセンター」
【観光】因島フラワーセンター

しまなみ海道・因島の休憩スポット 因島フラワーセンターは因島のメインルート沿いにある市営の植物園で、芝生広場やガーデン、温室などがあり現在は無料で開放されています。気軽に立ち寄れるとあってサイクリングの休憩にもよく利用されています。元々は博覧会の会場として使われた場所で、季節によってはあまり花が咲いていなくて閑散としていることもありますが、特に春のシーズンは桜など様々な花が咲き誇ってとてもいい雰囲気になります。因島がかつて世界的な生産量を誇っていた蚊取り線香の原料・除虫菊の畑もあり、4月下旬~5月上旬には一面に小さな白い花が咲き乱れる風景も見ることができます。

フラワーセンターのクチコミ
寂れた感じですが、人が少ないので落ち着きます。
綺麗な花が色とりどりに咲きほこってました。
中央の緑の丘陵は癒やし空間で、なかなか良いところでした。

休憩・観光尾道市因島フラワーセンター
住所尾道市因島重井町伊浜1182-1
電話0845-26-6212
営業時間9:00~17:00
定休日火曜日
特徴季節の花が咲く無料の植物公園

白滝山と五百羅漢

【写真】しまなみ海道の観光スポット:しまなみ海道・因島の白滝山展望台からの五百羅漢と瀬戸内海の絶景
【観光】白滝山からの五百羅漢と瀬戸内海の絶景

しまなみ海道・因島の絶景展望台 因島の北側にそびえる標高226mの白滝山の山頂には、周囲をぐるりと見渡せる絶景の展望台があります。かつて修行の山だった名残で、山頂付近には五百羅漢の仏像がならび圧巻です。因島フラワーセンター近くから「白滝フラワーライン」という道を1㎞ほど登ったところに駐車場があり、そこからは階段を歩いて5分ほど登ります。白滝フラワーラインはなかなか坂道が急なので、初心者の方は自転車を押して登る方がいいと思います。フラワーセンター奥の登山口駐車場に自転車を置いて、山道を30分ほど登る別のルートもあります。頑張って登った先には、ここにしかない絶景のご褒美が待っています。

白滝山のクチコミ
沢山の石仏が並んでいて、眺めも素晴らしく瀬戸の景色を一望できる。
階段を登るのに息が上がりましたが、展望は凄く良かったです。
駐車場からの歩きは、短いですがキツいです。ルートによって距離がだいぶ違う。

展望台白滝山と五百羅漢
住所尾道市因島重井町
電話0845-25-0016(重井公民館)
特徴因島の絶景展望台と五百羅漢がある白滝山

マリンバイオセンター

【写真】しまなみ海道の観光スポット:因島にあるサイクリング観光スポット「福山大学マリンバイオセンター水族館」
【観光】福山大学マリンバイオセンター水族館

しまなみ海道・因島の小さな水族館 「福山大学マリンバイオセンター」は、福山大学付属の研究施設・内海生物資源研究所に併設された入場無料の小さな水族館です。 瀬戸内海に生息する海の生き物を20ほどの水槽で展示していて、タッチングプールもあり、こじんまりとした雰囲気が個人的にとてもお気に入りです。メインの水槽では、真鯛や石鯛、鯵やハタの仲間などこのあたりの漁業でも欠かせない魚たちを観察できます。因島大橋からも近い立地なので、サイクリングでも立寄りやすいですし、なかなか見ることができない瀬戸内海の海の中の風景をイメージできる場所でもあると思います。

マリンバイオセンターのクチコミ
広くなくシンプルな水族館ですが、小さな子供を連れて楽しめます。
魚が自由に泳いでて見ごたえある水族館でした。
手作り感満載のスゴくいい感じの水族館です。

観光福山大学マリンバイオセンター水族館
住所尾道市因島大浜町452-10 福山大学内海生物資源研究所
電話0845-24-2933
営業時間10:00~16:00
定休日土曜日、日曜日、祝日
特徴瀬戸内海の魚を展示する小さな水族館

因島水軍城

【写真】しまなみ海道の観光スポット:因島村上氏の貴重な資料が見れる観光スポット「因島水軍城」の外観
【観光】村上海賊の資料館「因島水軍城」

しまなみ海道・因島の観光スポット 因島のちょうど真ん中あたり、中庄地区の小高い丘にある「因島水軍城」因島村上氏の武具や資料を展示した城型の資料館です。セブンイレブンの道を挟んで向かいあたりから因島水軍城へと登る道は、けっこう急な坂道で、中腹にある駐車場からは階段を歩いて登ります。資料や展示は分かりやすく、海賊として知られる因島村上氏の実際や、水先案内の歴史や戦法なども知ることができました。一見すると天守閣が復元されてように見えるのですが、1983年に建てられたお城風建築で、実際にはこういった形の城があった歴史はないそうです。

因島水軍城のクチコミ
有料の資料館は小さいですが、思っていたより展示品が多くて良かったです。
歴史好きであれば行く価値はあるかと思います。
駐車場から建物まで結構階段を登って行きます。

観光因島水軍城
住所尾道市因島中庄町3228-2
電話0845-24-0936
営業時間9:30~17:00
定休日木曜日
入館料大人 330円
特徴因島村上氏の資料を展示した資料館

本因坊秀策囲碁記念館

【写真】しまなみ海道の観光スポット:因島出身の天才囲碁棋士・本因坊秀策の記念館
【観光】天才囲碁棋士・本因坊秀策の記念館

しまなみ海道・因島の囲碁記念館 江戸時代の天才棋士・本因坊秀策は、囲碁好きの方なら必ず知っている人物で、近代の布石の基礎を築いたと言われます。因島は本因坊秀策の出身地であることから、毎年「本因坊秀策囲碁まつり」が開催されるなど囲碁がとても盛んです。本因坊秀策囲碁記念館では、愛用していた碁盤や碁石などが展示されており、実際に2016年には本因坊戦が開催された生家も復元されています。漫画『ヒカルの碁』に始まった囲碁ブームの波に乗ってできた施設でもあります。囲碁がお好きな方でしたら、きっと面白い施設だと思いますので、ぜひ立ち寄ってみて下さい。

本因坊秀策囲碁記念館のクチコミ
囲碁ファン、囲碁打ち、ヒカルの碁ファンなら一度は来たい場所。
静かに見学。復元された住居が良かった。
秀策の幼年時からの足跡が展示されています。

観光本因坊秀策囲碁記念館
住所尾道市因島外浦町121-1
電話0845-24-3715
営業時間10:00~17:00
定休日火曜日
入館料大人 300円
特徴因島出身の天才囲碁棋士の記念館

HAKKOパーク

★サイクリングの観光に特におすすめ

【写真】しまなみ海道の観光スポット:万田発酵のHAKKOパーク
【観光】万田発酵のHAKKOパークのテラス

しまなみ海道・因島の休憩スポット 「HAKKOパーク」は、因島を代表する企業「万田発酵」本社工場の横にあるプロモーション公園で、庭園やウッドデッキ、足湯などが整備され2018年にオープンしました。サイクリングの立寄りも想定した作りになっていて休憩に最適です。万田発酵のPR施設のため入園も無料。万田酵素の肥料で巨大化した植物や野菜は圧巻です。カフェやショップも併設されていて、特に庭園の先にある海の見えるテラスの雰囲気が抜群にいいです。駐車場も広いのでドライブでの立ち寄りもあり、道の駅的な雰囲気もあります。

HAKKOパークのクチコミ
ガーデンの一番奥に見晴らしの良いデッキがあり、海風にあたりながらのんびりできます。
万田酵素の方々も自由に過ごしてくださいというスタンス。
無料で利用できる公園。植栽美しく、立派な野菜も見学できます。

休憩・観光万田発酵 HAKKOパーク
住所尾道市因島重井町5800-95
電話0120-85-1589
営業時間10:00~17:00
定休日水曜日
特徴フォトジェニックなウッドデッキのある万田発酵の庭園

大山神社

★サイクリングの観光に特におすすめ

【写真】しまなみ海道の観光スポット:サイクリストの間で自転車神社として最近知られるようになった因島土生の大山神社
【観光】自転車神社・大山神社

しまなみ海道・因島のお参りスポット 因島の造船エリアである土生地区にある「大山神社」は、和多志大神(大山積大神)を祀る由緒ある神社です。2013年頃からは「自転車神社」のノボリやサイクルラックが立つようになり、2016年には「自転車神社」が商標登録。サイクルオアシスとして休憩場所提供のほか、自転車祈祷やサイクリスト向けお守りも受けられるとあって、しまなみ海道を訪れるサイクリストが必ず立ち寄るスポットのひとつとなっています。夏場に立ち寄った時にはキンキンに冷えたお手拭きをくださって、とても気持ちがよかったです。

大山神社のクチコミ
宮司さんも巫女さんもみなさん親切で良い方たちでした。
社の左側道路経由で自転車を敷地に持ち込めます。
境内にはサイクルハンガーが設置されてますので有難かったです。

観光・休憩自転車神社 大山神社
住所尾道市因島土生町1424-2
電話0845-22-0827
営業時間8:30~17:00
特徴しまなみ海道のサイクリストをサポートする自転車神社

土生商店街

【写真】しまなみ海道の観光スポット:因島の土生商店街のノスタルジックな風景
【観光】ノスタルジックな土生商店街を散策

しまなみ海道・因島のレトロ商店街 因島の南東にある土生は、日立造船所とともに発展した企業城下町的なエリアです。海岸沿いの幹線通りから一本山側に入ったところにはノスタルジックな雰囲気の残る商店街がのびています。造船所の全盛期の雰囲気を残す昔ながらの食堂やパン屋さん、お好み焼き屋さん、今でも薪で沸かす銭湯・寿湯など、どこか懐かしい感じのお店も点在しています。因島の町のかつての大繁栄ぶりを想像しながら散策してみてください。商店街近くの土生港からは生名島や弓削島、岩城島、今治、三原などへの船が出ていて、ミニしまなみ海道としても知られる「ゆめしま海道」サイクリングへの拠点港にもなっています。

※因島、土生商店街にある銭湯「寿湯」は2022年いっぱいで閉業される予定だそうです。土生港の船待ちの時に立ち寄らせていただき、管理人のおばあちゃんとお話できたのはいい思い出です。長い間、ありがとうございました。

観光土生商店街
住所尾道市因島土生町塩浜南区1899-88
電話0845-22-8488(いんのしま土生商店街振興組合)
特徴造船業で栄えたノスタルジックな商店街

ゆめしま海道

【写真】しまなみ海道の観光スポット:ゆめしま海道サイクリング(岩城島・生名島・佐島・弓削島)のイメージ地図
上島町の島々を巡る「ゆめしま海道」

愛媛県上島町の離島を巡る 因島の土生港から目の前にある生名島へ船で渡ると、そこはめしま海道」と呼ばれる愛媛県越智郡上島町の島々からなる離島サイクリングロード。こじんまりとした島々が橋で繋がっていて、ミニしまなみ海道といった雰囲気のエリアです。2022年3月に3つ目の橋「岩城橋」が開通することで「ゆめしま海道」が全線繋がり、岩城島と生名島、佐島、弓削島の4島を橋で自在に行き来することができます。岩城島からは生口島へのフェリー、弓削島からは因島の家老渡港へのフェリーが出ていて、これらの航路もゆめしま海道の出入り口になっています。

向島の観光・絶景

向島 Mukaishima 江戸時代の干拓で7つの小さな島が繋がってできた向島。昔は日本三景・松島のような景色だったようで和歌に歌われるほどで、歌の島とも呼ばれていたそうです。尾道水道を隔てて本州と向かい合う島の北側は、造船所を中心とした住宅街が広がり、尾道の市街地とも関係が深いです。一方、南側には小さな漁村や海水浴場などもあり、別荘地としても人気の風光明媚なエリアです。

向島のメインルートは町の主要道路を抜けて西側海岸を通りますが、住宅街エリアで交通量があり、信号も多いのが難点。向島の南側の干汐海水浴場を経由する、立花地区や干汐地区の海沿いを走るルートが交通量も少なく、潮風に包まれる爽快路で私はこちらのルートが好きです。

因島大橋

【写真】しまなみ海道の観光スポット:因島と向島を渡すしまなみ海道唯一の二重の吊橋「因島大橋」と布刈瀬戸
因島大橋と布刈瀬戸

向島~因島を結ぶ橋 因島と向島の間の布刈瀬戸を渡すのは、上下で二重の橋げたになっている吊り橋「因島大橋」。1977年に起工し、1983年に開通した橋長1270mの吊橋です。向島からは立花海岸付近に登り口があり、因島側はアメニティ公園からぐんと坂道を登りきったところに入口があります。自転車歩行者道は車道の下側に通っている不思議な構造です。

【写真】しまなみ海道の観光スポット:因島大橋の因島側の自転車道入口
自転車道入口(因島側)
【写真】しまなみ海道の観光スポット:因島大橋の自転車道
橋上の自転車レーン
【写真】しまなみ海道の観光スポット:因島大橋の向島側の自転車道
自転車道入口(向島側)

立花海岸

【写真】しまなみ海道の観光スポット:向島の高見山から見た立花地区の風景
【観光】向島の南側・立花地区と海岸

しまなみ海道・向島の好景観スポット 向島は特に島の南側に美しい海の風景が広がっています。特に因島大橋へと登る自転車歩行者道入口の目の前には「立花海岸」という美しい海岸があり、近くにはオシャレな食堂「立花食堂」やパンケーキの専門店「Willows Nursery」、テイクアウト専門のカフェ「70 cafe」などがオープンしています。

【写真】しまなみ海道の観光スポット:しまなみ海道向島のWillows Nursery
Willows Nursery
【写真】しまなみ海道の観光スポット:しまなみ海道向島の70 cafe
70 cafe
【写真】しまなみ海道の観光スポット:しまなみ海道向島の立花食堂
立花食堂

尾道スタートの1~2時間のショートサイクリングでは、この辺りを目的地にするのもいいと思います。コーヒーなどをテイクアウトして海辺の堤防に腰かけて、海を眺めながらの素敵な小休憩。立花海岸では地元の方がよく家族連れで海水浴やバーベキューを楽しんでおり、別荘地として人気なのも頷ける風光明媚な場所です。

立花海岸のお店住所電話番号
立花食堂尾道市向島町立花287-10848-36-5662
Willows Nursery尾道市向島町立花250-4 0848-51-7773
70 cafe 尾道市向島町立花197-1

tsubuta SANK!

★サイクリングの観光に特におすすめ

【写真】しまなみ海道の観光スポット:tsubuta SANK!で手作りアイスクリーム
【観光】目の前が絶景のアイスクリームショップ

しまなみ海道の絶景アイスクリーム店 しまなみ海道を旅するサイクリストの間で話題となっている向島の「tsubuta SANK! natural icecream & velo station」しまなみ海道のメインルート沿いにあり、道路を挟んで目の前は瀬戸内海の絶景!元々古民家だったたてものを改装して、手作りアイスクリームの専門店になっています。日によって変わる6種類の手作りアイスクリームはテイクアウトして、店舗すぐ横のデッキにあるベンチで海を見ながら小休憩ができます。サイクルスタンドや駐車場もあるので、自転車でもドライブでも立寄りに人気なお店となりそうです。

tsubuta SANK!のクチコミ
手作りのアイスはとても美味しくロケーションも最高です!
どのアイスもこだわりの食材たちでどれもぶちうまい。
こんな繊細な果物の味を出せるなんてと、ひとつひとつに感動。

ショップ・テイクアウトtsubuta SANK!
住所尾道市向島町15321-5
電話080-3596-1101
営業時間 定休8:30~18:00
定休日火曜日~木曜日
特徴絶景の中で食べる手作りアイスクリーム

干汐海水浴場

【写真】しまなみ海道の観光スポット:向島の素朴な海水浴場「干汐海水浴場」
【観光】素朴な雰囲気の干汐海水浴場

しまなみ海道・向島の海水浴場 干汐海水浴場は向島の南東側にあるこの辺りでは珍しい遠浅の砂浜で、春には潮干狩りを楽しむ地元の方々の姿をみかけます。尾道渡船の向島兼吉港から道なりに干汐海水浴場を目指して向島も縦断するルートは、アップダウンも比較的少なく南側へアクセスしやすいです。海水浴場として利用できそうなシャワーなどの設備は見当たらないので、設備が整った海水浴場が好みの方は因島のしまなみビーチや生口島の瀬戸田サンセットビーチがいいでしょう。海水浴場としては廃業との情報もあり。よりローカル感がある素朴な海水浴場が好きな方はこちらの干汐海水浴場がいい雰囲気です。

干汐海水浴場のクチコミ
地元の漁協が春から夏にかけてアサリの潮干狩りを行っています。
昔は海水浴客ですごい人だった。
満月の時の海岸や朝陽の時間帯がとても美しいビーチ。

休憩・景色干汐海水浴場
住所尾道市向島町
電話番号0848-44-0112(尾道市向島支所)
特徴遠浅の砂浜の素朴な海水浴場

マリンユースセンター

【写真】しまなみ海道の観光スポット:向島の休憩スポット「尾道市マリンユースセンター」
【観光】複合施設「尾道市マリンユースセンター」

しまなみ海道・向島の休憩スポット マリンユースセンターは、シーカヤックやサップ、キャンプ場や体育館などの複合施設がある海辺の公園です。向島の南岸では数少ない公衆トイレもあり、こちらのルートをサイクリングしているときの休憩にちょうどいい立地でもあります。子供が遊べるような遊具もあり駐車場も比較的広いので、休日はとくに地元の家族連れが多く、地元の方々の憩いの場となっているようです。目の前の海では釣りもでき、ナゴヤフグやクロダイなどが泳いでいる様子を堤防からでも見ることができます。

マリンユースセンターのクチコミ
とても景色が良く時折吹く風が心地よかったです。
海が直ぐそこにあり、小学生ぐらいまでが喜ぶ遊具あり。
遊具は老朽化が進んでいるが、海で磯遊びもできる。

休憩・景色尾道市マリンユースセンター
住所尾道市向島町立花3035-3
電話番号0848-44-6707
特徴サイクリングの休憩にちょうどいいアウトドア複合施設

USHIO CHOCOLATL

【写真】しまなみ海道の観光スポット:向島のクラフトチョコレートの工房ウシオチョコラトル
【観光】向島のチョコレート工房「ウシオチョコラトル」

しまなみ海道のクラフトチョコレート 世界各地のカカオ豆とこだわりの砂糖でチョコレートを手作りしている工房兼カフェ「ウシオチョコラトル」。最近は広島空港やお洒落なカフェなどでも見かけることが多くなった6角形の形が特徴的なウシオチョコラトルのチョコレート。自転車だとなかなか大変な坂道を登った山の中腹に建つ、公共施設的な建物の中にあるのですが、サイクリストの立寄りもとても多いお店です。チョコレートをお土産や贅沢な補給食として買って帰るのもよし、自家製カカオドリンクで一休みするのも良いですよ。

ウシオチョコラトルのクチコミ
山の上なので景色も抜群に良い。外のテーブルで飲食するのも良いです。
道が細くかなりの上り坂。自転車の方は上り坂覚悟がいりそうです。
美味しいケーキと爽やかな冷たい飲み物に癒やされまた訪れたいなと思えた。

クラフトチョコUSHIO CHOCOLATL
住所尾道市向島町立花2200 立花自然活用村管理センター内
電話0848-36-6408
営業時間10:00~16:30
定休日火曜日、水曜日
特徴クラフトなチョコレートを作る工房

向島大橋

【写真】しまなみ海道の観光スポット:向島から岩子島へと渡るしまなみ海道の赤い橋「向島大橋」
赤い色が映える向島大橋

岩子島へ渡る赤い橋 しまなみ海道のメインルートを走っていると目の前に現れる赤いアーチ橋は、しまなみ海道の本線ではないのですが、岩子島へと寄り道できる「向島大橋」という橋です。向島の西側に浮かぶ小さな島・岩子島は一周約8kmほどの離島で、走るだけであれば1時間もかからずにサイクリングで一周できます。道はおおむね狭く、一部が鬱蒼としており少しアップダウンはありますが、島の反対側には岩子島厳島神社や岩子島海水浴場など立ち寄りスポットもあり、離島の雰囲気を味わうことができます。

離島へ寄り道向島大橋
住所尾道市向島町
特徴岩子島へ渡る赤いアーチ橋

厳島神社(岩子島)

【写真】しまなみ海道の観光スポット:岩子島の厳島神社赤鳥居
【観光】岩子島・厳島神社の赤鳥居

しまなみ海道・岩子島の赤鳥居と海 向島から向島大橋を渡った先の岩子島にある絶景スポット。有名な広島は宮島の厳島神社の分社にあたる神社「厳島神社」が岩子島にあります。実は、しまなみ海道周辺には至る所に厳島神社があるのですが、特にここ、岩子島のプライベート感のあるビーチに建つ赤鳥居は、夕陽の時刻に絶景となることで有名です。

岩子島・厳島神社のクチコミ
GW中でしたが観光客は私たち以外に1組のみでとても静か。
観光地化していないため、逆におごそかな雰囲気があった。
昔話の場所に訪れた様な気持ちになりました。

神社・鳥居岩子島・厳島神社
住所尾道市向島町岩子島1944
特徴砂浜に建つ赤い鳥居と瀬戸内の海の絶景

ゆるぎ岩(岩子島)

【写真】しまなみ海道の観光スポット:岩子島の不思議な石と瀬戸内海の絶景スポット「ゆるぎ岩」
【観光】岩子島の絶景「ゆるぎ岩」

しまなみ海道・岩子島の奇岩スポット 向島から向島大橋を渡った先の岩子島にある不思議な岩「ゆるぎ岩」。自転車で西岩岳の近くまで行ったら、そこからは登山。浜ノ浦隧道という手掘りのトンネルの東側入口付近に登り口があり、正直に言って整備されているとは言い難い鬱蒼とした山道を歩きます。「ゆるぎ岩」は標高130mの西岩岳の山頂を少し越えた場所にあります。足場の悪い所もあるので、滑りにくい靴が必須ですが、登った先には不思議な岩の絶景が待っています。

ゆるぎ岩のクチコミ
砂地の所があり滑りやすく滑り落ちたら命の危険がある様な所もありました。
登山口からペースを落とさずに登ること15分~20分くらい。
押せば落ちそうですがビクともしません。凄くシッカリしてます。

ハイキング・登山ゆるぎ岩(岩子島)
住所尾道市向島町岩子島
特徴絶景の奇岩目指して山歩き

岩屋山の巨石

【写真】しまなみ海道の観光スポット:向島の巨石奇岩地帯「岩屋荒神社の岩屋巨石」
【観光】岩屋荒神社の巨石としまなみ海道

しまなみ海道・向島の巨石と夜景 向島と尾道を結ぶ尾道大橋の近くにある標高102mの岩屋山には、「岩屋巨石」と呼ばれる巨大な花崗岩の奇岩地帯があり、「古代ミステリーゾーン」としてPRされています。巨石のあるエリアは岩屋荒神社の境内となっており、麓から歩いて登ることができます。ミステリアスな光景もさることながらここからの眺望もGOODで、しまなみ海道の高速道路を行き来する車や尾道水道を一望できるパノラマビューを楽しめます。夜は道が真っ暗なので少し怖いですが、尾道の夜景を望める絶景スポットとしても知られています。

岩屋巨石のクチコミ
山頂のあたりに謎の巨石群があります。
尾道三山(千光寺山、西國寺山、浄土寺山)が見れます。
しまなみ海道や尾道水道も一望できる景勝地。

景色・観光岩屋巨石・岩屋荒神社
住所尾道市向東町104
特徴小高い丘の上にある奇岩巨石地帯

短い船旅

【写真】しまなみ海道の観光スポット:向島と尾道を渡す駅前渡船で渡る
【観光】尾道大橋は渡らずに渡船に乗るのがセオリー

向島~尾道を船で渡る 今治をスタートする人は旅のクライマックス、尾道をスタートする人は旅の始まりは、とっても短い航路の5分の船旅。フェリーから眺める尾道の町並みも美しく、地元の通勤通学のお客さんに混じってサイクリストが自転車と乗り込んでくる風景も、今やこの船の日常です。3つの会社がそれぞれの航路で、尾道~向島間を渡しています。いずれも乗船前の切符購入などは不要。最安は大人片道60円の福本渡船。尾道駅から乗りやすいのは駅前渡船。尾道商店街や向島の後藤鉱泉所や住田製パン所などに寄って干汐海岸方面に抜けたい時は尾道渡船が便利です。

渡船尾道駅前渡船尾道渡船(兼吉の渡し)福本渡船
駅前~富浜土堂~兼吉土堂~小歌島
特徴今治側からメインルートを走ってくると、ブルーラインによって誘導されるのがこの渡船。NHK連続テレビ小説「てっぱん」のロケ地にもなった渡船。駅からは最も離れています。【ご注意】2025年3月末をもって福本渡船は廃止されることが発表されました。

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尾道の観光・絶景

尾道 Onomichi しまなみ海道を縦断するサイクリングで一般的なスタート地点は広島県の尾道市か、四国側の愛媛県今治市のどちらかです。尾道の街は、広島県を代表する観光地のひとつで、駅から歩いて行ける範囲でも十分に尾道の観光ができます。駅からはレトロな商店街がのびていて、クルマはもちろん自転車でも中々入れないような山手の住宅密集エリアは散策コースになっています。山手に点在する古寺を巡りながら喫茶に寄ってみたり、野良猫を探してみたり。映画の町としても知られる尾道には、絵になる風景がそこら中にある箱庭のような町です。

しまなみ海道の起終点、尾道の町並みと観光風景
【観光】広島を代表する観光地「尾道」

尾道の山手のエリアを観光・散策する場合には、密集した住宅地の道が狭く階段だらけなので、自転車で観光するのは難しいです。レンタサイクルを借りる前か、もうサイクリングを終えて自転車を返し終わってから、徒歩で行くのがおすすめです。路地をうろうろ散策すると意外と時間がかかるので、尾道観光はサイクリングとは切り離して日程を考えると良いと思います。

【写真】しまなみ海道の観光スポット:尾道大橋は自転車には狭くて危険
尾道大橋は自転車には狭くて危険

向島と尾道市街の間は尾道水道と呼ばれる海の水路になっており、早朝から夜まで渡し船やフェリーが頻繁に行き来しています。尾道大橋には一応、歩道スペースが付いているのですが、狭いためサイクリング推奨ルートにはなっていません。しまなみ海道サイクリングではこれらの船に乗ることが定番で、ブルーラインも渡船乗り場へと誘導しています。運賃は100円程度で、船の上でおじさまが回収しに来ます。瀬戸内海らしいプチ船旅にテンションが上がります。

大林宣彦監督の映画、尾道三部作

【映画パンフ】大林監督の尾道三部作「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」

尾道出身の映画監督、大林宣彦さんの映画『転校生』『時をかける少女』『さびしんぼう』は尾道三部作と呼ばれる名作です。しまなみ海道や尾道観光に来る前に鑑賞しておくと、旅がより味わい深いものになると思います。

千光寺公園

★サイクリング後の観光に特におすすめ

【写真】しまなみ海道の観光スポット:千光寺の舞台づくりの建物と尾道水道
【観光】千光寺の舞台づくりの建物と尾道水道

しまなみ海道・尾道の観光スポット 千光寺は尾道の山手の上のほうにあるお寺です。頂上付近には展望台もあり、これぞ尾道という尾道水道の絶景を眺めることができます。急な階段の坂道を登るのが大変な人は千光寺ロープウェーもあるのでそちらを使うのもあり。お寺までの階段の坂道も路地裏の雰囲気があり、途中に有名な天寧寺の三重塔の風景もあるので、私は歩いて登るのが好きです。文学のこみちという遊歩道もあります。少しマニアックですが「石鎚山鎖修行」という四国の石鎚山を模した鎖場があり、ちょっと怖いですが登った先には、まるで空に浮かんでいるかのように尾道の町を見下ろすことができます。

景色・観光千光寺公園
住所尾道市西土堂町19-1
電話0848-38-9184(尾道市役所観光課)
特徴尾道で最も有名な尾道水道の風景が望める公園

浄土寺

【写真】しまなみ海道の観光スポット:尾道の国宝のお寺「浄土寺」
【観光】尾道の国宝のお寺「浄土寺」

しまなみ海道・尾道の観光スポット 尾道の町のはずれの方にあるお寺「浄土寺」は、国宝に指定されている本堂と多宝塔がある尾道の歴史を語る上で欠かすことのできない由緒あるお寺です。お寺の裏山「浄土寺山」には遊歩道があり、所々に巨石が出現する不思議な山を登った上には、展望台があり、こちらも景色がいいです。実はこちらのお寺の山にも、「石鎚山鎖修行」があるのですが、千光寺よりかなりハードで、それなりに心構えと準備が必要…。

景色・観光浄土寺
住所尾道市東久保町2028
電話0848-37-2361
特徴裏山からの展望がよい国宝のお寺

古寺めぐりコース

★サイクリング後の観光に特におすすめ

【写真】しまなみ海道の観光スポット:尾道の山手の路地を歩く古寺めぐりコースの不思議な階段
【観光】尾道の路地を歩く古寺めぐりコース

しまなみ海道・尾道の観光スポット 尾道の町の山手には、大小20以上の古寺が点在していて、路地裏や石畳の道を3時間ほどで歩くことができる「古寺めぐりコース」という散策コースが整備されています(自転車で行くのは階段が多すぎてNGです)。尾道散策では定番中の定番のコースで、尾道の観光ポスターなどにも使われるような風景が次々と現れます。クルマなどは入れないエリアなので、昔からの住宅などもそのまま残っていて、平野部が狭かった港町ならではのユニークな町並みを作り出しています。

【写真】しまなみ海道の観光スポット:路地を進んだ先に見つけたネコノテパン工房
路地を進んだ先に見つけたネコノテパン工房

古民家を改装した雑貨屋さんやカフェ、作家さんのギャラリーなども点在しているので、気になるお店を発見したらぜひ入ってみて下さい。個人的に尾道山手のエリアでお気に入りのお店をいくつかピックアップしてみましたので、迷路のような路地で探しながら散策してみてくださいね。

山手エリアのお店住所特徴
ネコノテパン工房尾道市東土堂町7-7とっても小さなパン屋さん
活版カムパネルラ尾道市東土堂町11-2活版印刷が体験できる
Lien Onomichi尾道市西土堂町10-2こだわりコーヒーのお店
Airship Coffee尾道市東土堂町2-12竹林のコーヒースタンド
さくらCafe尾道市東土堂町9-16宝土寺近くのカフェ
みはらし亭尾道市東土堂町15-7ゲストハウス併設カフェ

尾道商店街エリア

★サイクリング後の観光に特におすすめ

【写真】しまなみ海道の観光スポット:新旧入り混じった観光商店街になっている尾道商店街
【観光】尾道商店街には新旧のお店が入り混じる

しまなみ海道・尾道の観光スポット 尾道の平地部には、国道2号線と海岸通りの間のエリアに、商店街を中心に路地が張り巡らされていて観光スポットになっています。5つの商店街からなる「尾道本通り商店街」には昔ながらのレトロな商店だけでなく、毎年のように新しい素敵なお店もオープンしており、とても活気のあります。

パン屋航路
桂馬蒲鉾店
あくびカフェー

ベーカリー「パン屋航路」やコーヒー豆店「Classico」、かまぼこ店「桂馬」、有名なゲストハウス1階部分にあるカフェ「あくびカフェ―」、その他にも尾道帆布やお土産物店など、グルメやショッピングも楽しめます。商店街から少し路地に入った所にも隠れるようにお店があったりするので、そうしたお店を探しながら散歩してみるのがおすすめです。

尾道商店街周辺のお店住所特徴
パン屋航路尾道市土堂1-3-31人気のおしゃれパン屋
Classico尾道市土堂1-3-28自家焙煎コーヒー豆販売
桂馬蒲鉾店尾道市土堂1-9-3瀬戸内の魚を使った蒲鉾
工房尾道帆布尾道市土堂2-1-16尾道帆布のバッグ
Cafeしましま尾道市土堂2-4-1サイクリストに人気のカフェ
あくびカフェ尾道市土堂2-4-9あなごのねどこのカフェ
からさわ尾道市土堂1-15-19手作りアイスクリーム
弐拾dB尾道市久保2-3-3深夜営業の古本屋
尾道ブルワリー尾道市久保1-2-24人気のクラフトビール醸造

Onomichi U2

【写真】しまなみ海道の観光スポット:ホテルサイクルが入る尾道のOnomichi U2
【観光】複合施設Onomichi U2

しまなみ海道・尾道の観光複合施設 「Onomichi U2」は、尾道の港にあった倉庫を改装して作られた複合施設です。自転車に乗ったままチェックインできたり、自分の自転車を部屋まで運び入れてディスプレイできたりするコンセプトのホテル「Hotel Cycle」やレストランバー、ベーカリー、雑貨店、自転車店GIANTストアなどが入っており、宿泊でない方も利用できるエリアも広いです。尾道駅や尾道港からも近いので、しまなみ海道サイクリングのスタートやゴールとしても良い立地です。Onomichi U2の北側の道路沿いには誰でも使えるコインシャワーもあり、サイクリング後に汗を流してから観光したり、鉄道で移動したりできてとても便利です。

複合施設Onomichi U2
住所尾道市西御所町5-11
電話0848-21-0550
特徴尾道の港にあった倉庫を改装して作られた複合施設

尾道駅

【写真】しまなみ海道の観光スポット:玄関口にもなっているJR山陽本線の尾道駅
【観光】新しくなった尾道駅

しまなみ海道・尾道の玄関口 元々は1928年から改築を繰り返していた赤い屋根が特徴の平屋のレトロな昔ながらの駅舎でしたが、老朽化や観光客の増加もあり、2017年から2年間かけて2階建ての新駅舎を建て直されました。1階にはコンビニエンスストアの他、観光向きの食堂や土産物店が入っています。2階にはホテルや温浴施設、カフェ、レストランのほか、気軽にだれでも入ることができる展望の良いデッキもあり、駅前の風景を上から眺めることができます。

複合施設JR山陽本線・尾道駅
住所尾道市東御所町1-1
電話0570-00-2486
特徴2019年に改築&リニューアルした観光特化の新駅舎

観光情報のお問い合わせ先

しまなみ海道観光のお問い合わせ先 しまなみ海道や今治、尾道の観光情報に関する全般的な問い合わせ先は、各観光協会もしくは市役所の観光課がいいと思います。しまなみ海道周辺での今治側のエリアは、今治市街や大島、伯方島、大三島、岡村島などで、尾道側のエリアは、尾道市街や向島、因島、生口島、岩子島、高根島などです。

観光協会今治地方観光協会尾道観光協会
住所今治市片原町1-100-3 みなと交流センター3階尾道市東御所町1-20 本四高速尾道ビル1階
電話番号0898-22-09090848-36-5495
営業時間8:30~17:158:30~17:30

計画が不安な方にはこのガイドブック

【書影】しまなみ海道サイクリングのガイドブック「しまなみ島走PLAN」

しまなみ島走PLAN サイクリングや自転車旅行の初心者には、しまなみ海道サイクリングプランのガイドブック『しまなみ島走PLAN』がおすすめです。自転車で世界一周した地元のサイクリングガイド・宇都宮さんという方が書かれている自転車旅行者目線の本格的なガイドブックや地図で、たびたび改訂版も出ています。書店にはなかなか出回っていないのですが、Amazon.co.jpで出版元から購入できます。

初めての自転車旅で、どのくらい走れるのか、どこまで行けるのか、不安があるならば、『しまなみ島走PLAN』を入手して、熟読しておくと安心です♪


このページでは、しまなみ海道のおすすめ立寄りスポット・観光スポット・絶景スポットなどをご紹介しました。しまなみ海道は、初心者でも安心してサイクリングを楽しむことができるのが最大の特徴と言えるかもしれません。サイクリングの情報は以下のページにまとめておりますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

2024年11月15日立ち寄りスポット,飲食店・レストラン,特集・徹底解説

Posted by カワイユキ