【メインルート】しまなみ海道サイクリングロードの最短ブルーライン:今治→尾道

2024年11月16日

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大島メインルート

原付バイク専用道との合流地点やブラインドのカーブに注意して、ゆっくりと坂道を降りていくと、しまなみ海道ひとつめの島である大島へと上陸です。現在は合併して今治市になっていますが以前は吉海町と宮窪町の2町がありました。

【写真】しまなみ海道のメインルート:愛媛県道49号線との合流ポイント
愛媛県道49号線との合流ポイント

サイクリングロードを下りきると、愛媛県道49号(一部国道317号線と重複)との合流地点に辿り着きます。しまなみ海道のメインルートは「←尾道方面」とある通り、左側へと進みます。この交差点を右側へ行くと、大島の外周ルートで「よしうみバラ公園」へと向かう海沿いのコースになっています。こちらも景観がよくて平坦なルートで、サイクリストに人気があります。

【写真】しまなみ海道のメインルート:道の駅から大島南インター方面への上り坂
道の駅から大島南インター方面への上り坂

メインルートは、来島海峡の急流観潮船も出ている道の駅「よしうみいきいき館」のある下田水(しただみ)港を横目に、こちらの上り坂へと向かっていきます。しまなみ海道のメインルートは次の「伯方・大島大橋」まで約12kmを、大島の中心部分を抜けるようにして北上して行きます。

【写真】しまなみ海道のメインルート:大島南インターチェンジ前を通過
大島南インターチェンジ前を通過

標高が約30mの下田水の峠を越えると、しまなみ海道の高速道路「大島南インターチェンジ」がありますが、例によって自転車は高速とは別ルートなので、こちらには入らずにブルーラインの指示に従って、真っすぐ進みましょう。

【写真】しまなみ海道のメインルート:八幡山を回り込むようにブルーラインを進む
八幡山を回り込むようにブルーラインを進む

有名な展望台がある亀老山への分岐である亀山交差点を過ぎ、大島を南北に縦断する国道317号線は、三角形の山、八幡山の目の前で左方向へぐっとカーブしていきます。昔は登山道があったそうですが、今は登る人もほとんどいないという山なんだそうです。山裾を回り込むように、大島の中心市街地、旧吉海町を抜けていきます。

【写真】しまなみ海道のメインルート:旧吉海町の市街地エリアを進むブルーライン
旧吉海町の市街地エリアを進むブルーライン

大島のメインルート沿いの旧吉海町市街地には「Aコープおおしま」「ライフショップおおしま店」などのスーパーマーケットの他、ファミリーマートやローソンなどのコンビニエンスストア、郵便局や銀行などもあります。現地調達する必要があるものなどは、このエリアで購入しておくのがいいですね。

宮窪峠

【写真】しまなみ海道のメインルート:メインルート最大の峠、宮窪峠の上り始め
メインルート最大の峠、宮窪峠の上り始め

市街地エリアを抜けると、いよいよしまなみ海道最大の難所ともいわれる「宮窪峠」への上り坂に突入します。宮窪峠は旧吉海町と旧宮窪町の境にある標高約70mほどの峠道で、部分的に勾配5%を超える区間もあり、1.3kmほどの登坂です。レンタサイクルを借りてのサイクリングであれば、無理せず自転車を押して歩いて登るのもいいと思います。序盤で体力は温存しておきましょう。

【写真】しまなみ海道のメインルート:宮窪峠のヒルトップにある休憩ポイント
宮窪峠のヒルトップにある休憩ポイント

高速道路の高架下が宮窪峠の頂上です。休憩用のベンチなども設置されていますので、日陰でひとやすみ。上り坂でだいぶ汗をかいたようであれば、しっかりと水分補給をしてくださいね。冬であれば、ここからの下りが寒いかもしれません。下りの前に上着を一枚羽織るといいですよ。

【写真】しまなみ海道のメインルート:大島北インターチェンジの前を通過
大島北インターチェンジの前を通過

宮窪峠の下り坂はスピードが出やすいのでご注意を。ほとんど下りきると、西瀬戸自動車道の「大島北インターチェンジ」の場所に出ます。こちらには入らず、自転車は直進です。後方から左折してくる自動車やオートバイに巻き込まれないように注意をしながら交差点を渡りましょう。

旧宮窪町

【写真】しまなみ海道のメインルート:宮窪漁港のT字交差点を左方向へ
宮窪漁港のT字交差点を左方向へ

宮窪峠を下りきって小さな丘を越えると宮窪漁港の交差点にでます。ここまでの区間には「みやくぼ しまのダイニング」や「石のカフェ」「雅」など数は多くないですが飲食店も点在しています。この宮窪漁港の交差点を右方向に行くと「村上海賊ミュージアム」がある宮窪町の漁港エリアや、友浦港へ行けます。しまなみ海道のメインルートはこの交差点を左折です。

【写真】しまなみ海道のメインルート:海沿いのブルーラインを進む大島の北側
海沿いのブルーラインを進む大島の北側

宮窪漁港から次の伯方大島大橋までの大島の北側エリアは、しまなみ海道サイクリングの大島のメインルートの中で一番景色の良い区間と言えると思います。海岸線に沿ったような平坦な道を気持ちよく走り抜けることができます。

【写真】しまなみ海道のメインルート:能島など村上海賊ゆかりの急潮流エリアを進む
能島など村上海賊ゆかりの急潮流エリアを進む

右側の海峡には、村上海賊のお城があった能島や、その背後に浮かぶ鵜島や伯方島が見えます。このあたりの海域は、しまなみ海道エリアでも屈指の急流スポットとして有名です。時間帯によっては、海の水がゴーゴーと音を立てながら流れている風景を眺めることができます。

大島から伯方島

【写真】しまなみ海道のメインルート:伯方・大島大橋へのサイクリングロード入口
伯方・大島大橋へのサイクリングロード入口

大島大橋の下をくぐってすぐの入り口は原付バイク専用道なので、少し先に行ったこちらの登り口から橋へと登っていきます。来島海峡大橋の上りと比べると簡単に登れます。緩やかな傾斜で900mほど進むと、橋の上へと出ることができます。途中、原付バイク専用道との合流地点があるので、注意して進みましょう。

伯方・大島大橋

【イラスト】しまなみ海道のメインルート:伯方・大島大橋

大島からしまなみ海道の二つ目の島、伯方島へと渡す「伯方・大島大橋」は、このように原付バイクと自転車は同じレーンを走行するような設計になっています。長さはおよそ1.2km。右側は高速道路の本線です。この橋の途中からは見近島という無人島に降りることができます。ここが無料のキャンプ場になっていて、しまなみ海道の自転車キャンパーや原付キャンパーの聖地的な場所になっています。

伯方橋を渡り切ると、自転車・歩行者専用道は原付バイク専用道と分岐しますので、自転車のレーンへと直進しましょう。

【写真】しまなみ海道のメインルート:サイクリングロードの伯方島側の出口
サイクリングロードの伯方島側の出口

左側に大きく回り込むように自転車専用道を下りきると、この交差点に出ます。愛媛県道50号線(一部国道317号線と重複)との交差点です。左側は伯方島の外周ルートになっていて、船折瀬戸方面や伯方島の中心市街地である木浦へと向かいます。しまなみ海道のメインルートはここを右側方面へと進みます。メインルートは伯方島の中心市街地を通らないようなコースです。

2024年11月16日モデルコース,サイクリングルート

Posted by カワイユキ